「報酬1億円以上」の役員はいったい何人? 最多は世界有数のあの電機メーカー【東京商工リサーチ調べ】

2022年3月期決算の有価証券報告書をもとに集計。

東京商工リサーチは、「役員報酬」に関する調査結果を発表した。2022年3月期決算の有価証券報告書を提出した企業について、1億円以上の役員報酬を開示した人数を集計した。

なお役員報酬が1億円以上の場合は、「改正企業内容等の開示に関する内閣府令」に基づき、有価証券報告書への記載が義務付けられている。

「報酬1億円以上」は390人

6月27日17時時点で2022年3月期決算の有価証券報告書を提出した企業は、累計1,214社だった。役員報酬1億円以上を開示したのは、累計で156社、390人だった。

開示人数の最多は「日立製作所」18人(前年15人)で、「三菱UFJフィナンシャル・グループ」13人(同11人)、「三井物産」9人(同9人)がそれに続いた。

開示した156社のうち、前年比で開示人数が増加していたのは35社。同数76社、減少12社、前年開示なし33社となっている。

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