3月15日は「ドメインの日」、選択したドメインで「.jp」が「.com」を上回る【さくらインターネット調べ】

信頼性の「.jp」か、安さの「.com」か。事業・取り組み内容を表すドメインを選択するケースも。

さくらインターネットは、3月15日の「ドメインの日」に合わせ、「ドメイン利用」についての調査結果を発表した。Webサイト制作・運用に携わりドメインの選択を検討したことがある221人が回答している。

「.com」「.net」「.edu」「.biz」あるいは「.jp」「.cn」「.au」、「.tv」「.to」といったドメイン(TLD)はルールが定められており、それに沿って取得されている。そして1985年3月15日にコンピュータ製造会社のSymbolics社が、「symbolics.com」を世界で初めて正式なDNS管理手順に基づき登録したことから、インターリンクがこれを記念して、一般社団法人日本記念日協会に「ドメインの日」を申請したという。

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次回もドメイン選択にかかわりたい担当者が圧倒的多数

まず「どのドメインを選択することが多いか/今後選択したいか」を聞くと、1位は「.jp(co.jpなど含む)」75.9%で、「.com」66.4%がそれに続き、やや離れて「.net」27.3%が3位だった。

「そのドメインにした理由」を聞くと、「みんな使っているドメインだから」60.9%、「取得条件のあるドメインにすることで組織体の証明になると考えたから」51.8%、「料金が安かったから」30.5%がトップ3だった。「.jp」は基本的に企業向けのドメインで、取得に会社の登記情報(日本国内の住所など)が必要となるため、一定の信頼性を担保しているのが特徴だ。一方「.com」「.net」などは料金が安く取得もしやすいが、海外の詐欺サイトなどが横行したこともあり、やや信頼されにくい場合もある。一長一短と言えるだろう。

最後に「今後Webサイトの制作・運営に関わる機会があった場合、ドメインを選択したいか」を聞くと、「選定したい」85.9%が圧倒的多数だった。サイトの性格を象徴するものだけに、やはりみずから選択したい担当者が多いようだ。

調査概要

  • 【調査対象】Webサイト制作・運用経験者
  • 【調査方法】インターネット上でのアンケート調査
  • 【調査時期】2022年3月2日~3日
  • 【有効回答数】221人
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