紙のダイレクトメール、内容をちゃんと読んでいる人は7割ほど【ネオマーケティング調べ】

公式LINE・メールマガジンのほうが結局有効? 「思い出す」「好印象を抱く」は紙DMだと低調。

ネオマーケティングは、メールやLINEなど、「企業とのコミュニケーションツール」に関する調査結果(第2弾)を発表した。全国の20歳~79歳の男女1,000人が回答している。第2弾では「ダイレクトメール(郵便物)」を中心とした施策について調査している。

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ダイレクトメールを受け取っている人は9割ほどで、意外と読まれている?

まず全1,000人に「ふだんダイレクトメール(郵便物)が届くことがあるか」を聞くと、「届く」としたのは91.0%。あわせて全1,000人に「ポストをチェックするタイミング」を聞くと、「毎日」72.8%、「2~3日に1回」12.4%と、多くの人が郵便物としてダイレクトメールに触れていた。

さらに、「ダイレクトメール(郵便物)をどの程度読んでいるか」を聞くと、「内容をしっかり読む」10.0%、「内容をざっくり読む」60.5%で、合計7割以上がおおよその内容を読んでいた。「全体の画像や文字を目に入れる程度」15.8%、「郵便物のタイトルや冒頭の文字のみ確認する程度」11.0%は少数派だった。

次に「ダイレクトメール(郵便物)を受け取って変化したこと」を聞くと、「想起する(思い出す)ことが増えた」33.3%、「商品購入・サービス利用の意欲が高まる」30.4%などが上位となった。逆に「特別に扱われたと感じる」26.0%、「商品購入・サービス利用が増えた」25.5%は低い。

第2回調査の結果(ダイレクトメールでの変化)

第1弾で調査した「公式LINEを登録して変化したこと」「メールマガジンを受信登録して変化したこと」の2つでは、「より好印象を抱いた」「想起する(思い出す)ことが増えた」「商品購入・サービス利用が増えた」は、いずれも40%前後だったが、「ダイレクトメール(郵便物)を登録して変化したこと」において、これらの項目は25~30%程度にとどまっている。そのためこうした目的では、ダイレクトメール(郵便物)よりも公式LINE・メールマガジンのほうが有効と考えられる。

第1回調査の結果(公式LINE、メルマガでの変化)

なお「良いと思ったダイレクトメール(郵便物)」についての自由回答では、「宛名部分を覆う部分が透明プラスチック用紙でなく紙製で、エコに配慮していた」「スマホの小さい文字と格闘してるので、ペーパーはちょっと有り難い」「新商品のサンプルがセットになっていた」「手書きのコメント付き」といった事例があがっていた。

調査概要

  • 【調査対象】全国の20歳~79歳の男女
  • 【調査方法】ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWebアンケート方式
  • 【調査時期】2021年11月11日~12日
  • 【有効回答数】1,000名
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