最も視聴者が多いネットコンテンツ、やはりYahoo Japanが1位に【ニールセン調べ】

平均利用回数では、YouTubeがYahoo Japanの倍以上を記録。年齢によってリーチの差も。

ニールセン デジタルは、「ニールセン デジタルコンテンツ視聴率(Nielsen Digital Content Ratings)」のMonthly Totalレポートをもとに、トータルデジタル視聴者数上位10サービスの視聴状況を発表した。

※追記:正式な表記は「Yahoo! JAPAN」ですが、ニールセンの発表に基づき、本記事では「Yahoo Japan」と記述しています。

リーチに年齢差が少ないYahoo Japan

2021年7月のMonthly Totalレポートによると、最も視聴者数が多かったのは「Yahoo Japan」で8,592万人が利用していた。利用回数は1人あたり月平均303回で、GRP(Gross Rating Point:世帯視聴率)は20,906%だった。以下、視聴者数順では「Google」「LINE」「YouTube」「Rakuten」といったプラットフォームのサービスサイトが続く。リーチも同順となっている。

一方、平均利用回数の1位は「YouTube」717回で、2位「Yahoo Japan」303回を大きくしのぐ。以下、3位「Google」、4位「LINE」、5位「Rakuten」となっている。

18~34歳・35~49歳の年齢層で比べた場合、「Yahoo Japan」のリーチは0.4ポイントほどの差だが、「Google」のリーチは6.2ポイントも若年層のほうが高い。LINE、YouTubeも同様だ。一方「Rakuten」は35~49歳のほうがリーチが高い。

なおYouTubeの公式チャンネルについて、GRP上位を見ると、「UUUM NETWORK」1,624%がトップで、2位の「Universal Music Group」832%に大きく差を付けている。3位には2位と同じく音楽系の「Warner Music」526%がランクインした。

調査概要

  • 【調査内容】「ニールセン デジタルコンテンツ視聴率」のデータ(BrandおよびSub-Brandレベルでの集計)
  • 【対象】18歳以上男女(PCとモバイルの重複を除く)
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