企業に求める情報発信方法、若年層はSNSを好むが全体ではサイト・メルマガが大きく上位に【エイジア調べ】
エイジアは、「企業に求める情報発信とコミュニケーション方法」に関する調査結果を発表した。一般消費者の20歳以上男女1,110名から回答を得ている。
企業とのコミュニケーション、まだまだSNSよりサイトでの発信やメルマガが上位
まず「企業から情報を受け取る最適な手段(方法)は何だと思いますか」(複数回答可)と聞くと、「企業のWebサイト」48%。「メールマガジン」47%が、ほぼ同率でトップ2となった。「アプリからの通知」「マスメディア(広告、CM)」などタイミングや状況にかかわらず情報を受け取るより、自身で選択できる手法がやはり好まれるようだ。
年代別で見ると、20代は「公式SNS」、30~40代と80歳以上は「企業サイト」、50代~70代は「メルマガ」がトップとなっている。SNSも重要な位置を占めつつあるが、まだまだ企業サイトやメルマガは有効である。
「自分の意志を企業に伝える最適な手段(方法)」を聞くと、こちらでは「企業の問い合わせフォーム・代表メールアドレスに連絡」55%、次いで「企業の問い合わせ窓口に電話」41%がそれに続く。メールやチャットを望む人と、対人の会話を望む人とに大きく分かれるようだ。
企業とのつながりはメルマガで十分?
「あなたは企業と何でつながりたいと思いますか?」を聞くと、「企業が発行するメルマガを購読」39%がトップで、「特にない」33%がそれに続いた。意外にも企業のつながりとして、「公式SNSのフォロー」17%、あるいはキャンペーン参加は低い。
しかし性年齢別で見ると、20代・30代は「公式SNSのフォロー」がもっとも多く3割を超えていた。メールマガジンはまだまだ有効なコミュニケーションツールだが、年代によってはSNSとの併用や使い分けが効果的と考えられる。
なお「企業とのコミュニケーションに求めるもの」では、「自分が興味・関心を持っている情報の提供」57%、「最適なタイミングでの情報の提供」43%が上位だった。これらは、ある程度自分自身の情報を伝える必要があるため、個人情報保護との兼ね合いが発生するだろう。
調査概要
- 【調査対象】全国47都道府県の20歳以上の男女(GMOリサーチモニター)
- 【調査方法】自社のアンケートシステム「WebCAS formulator」を活用しインターネット調査を実施
- 【調査期間】2021年4月20日~21日
- 【有効回答数】1,110人(性別×年齢の12割付)
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