注目すべきトレンドワード、半年で最も将来性が伸びたのは「量子コンピュータ」、経済インパクトが伸びたのは?【日経クロストレンド調べ】

技術・マーケティング・消費の3分野のキーワードについて、経済インパクト・将来性を算出した「トレンドマップ2021上半期」を発表。
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日経BPのマーケティング&イノベーション専門メディア「日経クロストレンド」は、中長期的に注目すべきトレンド(潮流)を分析した「トレンドマップ2021上半期」を発表した。

技術、マーケティング、消費の3分野で流布するキーワード(バズワード)について、外部アドバイザリーボード約50人と、編集部の記者など各分野の専門家の知見を集約し、「将来性」「経済インパクト」の2つのスコアでマッピングを行っている。

2021上半期トレンドマップ(技術キーワードの例)

技術・マーケティング・消費の3分野で「将来性」「経済インパクト」を算出

前回(2020年夏調査)との比較によると、「将来性」スコアが最も伸びたキーワードは、技術分野「量子コンピュータ」0.49ポイント増、マーケティング分野「SDGs(持続可能な開発目標)」0.30ポイント増、消費分野「マルチハビテーション(複数拠点に住まいを持つ)」0.25ポイント増だった。

「経済インパクト」スコアが最も伸びたキーワードは、技術分野「コンタクトレス・テクノロジー」0.56ポイント増、マーケティング分野「動画マーケティング」0.21ポイント増、消費分野「クラウドゲーム」0.25ポイント増だった。

各分野でスコアを伸ばしたキーワード(2020年夏調査との比較)

「量子コンピュータ」については、IBMやGoogleなど海外IT大手が将来の基軸として注力を表明しており、国内でも理化学研究所(理研)が、量子技術イノベーション戦略に基づき「量子コンピュータ研究センター(RQC:RIKEN Center for Quantum Computing」を4月1日に開設したばかりだ。「SDGs」は、企業にとっても生活者にとっても避けられない考えとして注目を集めている。そして「マルチハビテーション」「コンタクトレス・テクノロジー」は2020年のコロナ禍を経て、さらに重要なキーワードとなった。そのほか「D2C(ダイレクト・トゥ・コンシューマー)」「クラウドファンディング」などが高い将来性スコアを維持している。

新キーワードでは「カーボンニュートラル」の将来性が高評価

新しいキーワードとして今回の調査では、技術分野「カーボンニュートラル(温暖化ガスの排出量実質ゼロ)」「エドテック(教育×テクノロジー)」、マーケティング分野「クッキー代替技術」「音声SNS」、消費分野「サーキュラーエコノミー(循環型経済)」の5つが追加された。これらのなかで、将来性スコアでは「カーボンニュートラル(温暖化ガスの排出量実質ゼロ)」4.22が最も高かった。

新たに追加したキーワードの将来性スコア

調査概要

  • 【調査期間】2021年2月後半~3月上旬
  • 【調査対象】編集部が選定した技術28キーワード、マーケティング29キーワード、消費28キーワードそれぞれを認知する人(外部アドバイザリーボード約50人と、編集部の記者など各分野の専門家)
  • 【調査方法】キーワードの現時点での「経済インパクト」と「将来性」を5段階で尋ねてスコアリング
  • 【経済インパクト】1.どの企業も収益を得られていない/2.一握りの企業(1~2割程度)の収益に影響している/3.一部の企業(3~5割程度)の収益に影響している/4.大半の企業(6~8割程度)の収益に影響している/5.社会全体になくてはならない存在
  • 【将来性(=企業の収益貢献や社会変革へのインパクト)】1.将来性は低い/2.将来性はやや低い/3.どちらとも言えない/4.将来性はやや高い/5.将来性は高い
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