製造業界の商談、「ホームページからの問い合わせ」が成果につながるケースが6割に【マーケライズ調べ】

「オンライン展示会以上」を目指し加速する製造業界のWeb活用、コロナ禍で見直し進む。

マーケライズは、製造業界の営業・販促担当者を対象に「企業ホームページの活用状況」に関する調査を実施した。回答者数は150人。

商談に繋がるのは「ホームページからの問い合わせ」58.0%、コロナ禍で見直し進む

まず「一番商談に繋がる割合が高い問い合わせルート」を聞くと、「ホームページからの問い合わせから」58.0%が圧倒的多数を占め、「展示会(名刺交換者)から」31.3%、「メール(プロモーション・メルマガ)から」24.0%がそれに続いた。展示会そのものが減少しているため、オンライン経由が増加しているようだ。

「コロナ禍の影響により、ホームページの見直し・変更を行ったか」を聞くと、「見直しを行い、何らかの変更を行った」36.0%、「今後見直す予定である」23.3%、「見直したが、変更していない」と、非対面での営業・販促強化を視野に、7割近くが見直しに着手している。自由意見では「コロナにより営業に行けないため、それに代わる集客を期待」「営業ツールとして使い易くしたい」「情報発信量を充実させ引合数を増加させる」「製品紹介の動画を掲載する」といった意見があがっている。

また「ホームページ経由による月間の問い合わせ件数」については、「月50件以上」だった企業は全体の29.3%。それらの企業の月間ホームページPVは、63.6%が10,000PVを超えており、まずは絶対的なPV数が多いことがわかる。

問い合わせ数アップには「アクセス解析ツール」と「SEO対策」を活用

「問い合わせ数アップで取り組んでいること」、さらに「今後のマーケティングにおいて強化したい分野」について聞くと、まず取り組みでは「アクセス解析ツール」48.0%が最多。それに「SEO対策」41.3%が続いた。広告よりも分析とSEOに比重を置いていることがわかる。その他では「動画サイトとのリンク」「外部サイトの利用」「メール配信システムの活用」といった意見も見られた。

「今後のマーケティングにおいて強化したい分野」では、「自社ホームページ(コンテンツ作り/サイト分析など)」64.7%が特に多く、「メールマーケティング」48.7%、「動画共有サービスによるコンテンツ配信」44.0%がそれに続く。従来手法に加え、動画への注目が高まっているようだ。

調査概要

  • 【調査対象】製造業を主とする企業の営業・販促担当者
  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【調査期間】2021年1月13日~2月10日
  • 【有効回答数】150人
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