企業販促品の利用目的、1位は「挨拶回りの手土産」32%。“名入れカレンダー”で認知向上狙い【レスタス調べ】
年末年始の挨拶に使う“名入れカレンダー”では、5つの効能が明らかに。
2020/9/24 15:00 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
レスタスは、企業における「販促品」について利用実態を調査した結果を発表した。同社の『名入れ製作所』では、企業名や団体名など、独自のテキストやロゴを既製品に挿入したオリジナル商品を製作・販売している。2019年度に名入れカレンダーを制作・購入した企業246社が回答した。
販促品は多面的に使える営業ツール、軽くて低コストな品が人気
まず「販促品の購入目的」(なぜ自社名入りオリジナル商品を製作したのか)を聞くと、「挨拶回りの手土産」32%が最多で、以下「営業用の効果的な支援ツール」23%、「自社のブランドイメージアップ」16%が上位だった。
その他には「既存顧客の休眠化・離反防止」「展示会やイベント用のノベルティ」、あるいは「法人税の節税対策」といった声もあがっている。基本的には“販促品=多面的に使える営業ツール”であり、そのため「持ち運びしやすいコンパクトで軽いもの」「賞味期限がないもの」「低コストなもの」が人気だという。
「販促品のなかから、なぜ名入れカレンダーを選んだのか」を聞くと、「認知度の向上につながるから」45%がほぼ半数を占めており、「毎年の定番になっているから」22%、「顧客満足度が高いから」17%が続く。安定して相手方が喜んでくれるというのがポイントのようだ。
さらに細分化し「名入れカレンダーのメリット」を聞くと、1位は「営業機会の創出」34%、以下「顧客満足度の向上」23%、「認知度の向上」19%、「利便性」14%、「長期的な関係構築」10%と、5つの傾向に集約された。カレンダーを媒介して連絡のきっかけになったり、実用性のあるアイテムで関係を築いている様子がうかがえる。
調査概要
- 【調査対象】2019年度にレスタスの『名入れ製作所』で名入れカレンダーを製作・購入した企業
- 【調査方法】アンケート調査
- 【調査期間】2020年4月1日~6日
- 【有効回答数】246社
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