営業するときは営業されるとき? “逆営業”の経験者が過半数【オンリーストーリー調べ】
オンリーストーリーは、「営業に関する調査」の結果を発表した。会社員・会社役員の男女に、電話営業の経験、訪問営業の経験、そして「逆営業」の経験などを聞いている。
電話営業より訪問営業が積極的に行われていることが判明
まず、役員の立場の人間も含めた全員に「電話での営業を行いますか」(複数回答)と聞くと、42.6%が「電話営業は行っていない」と回答。残りの営業内容の内訳は、「BtoB営業を行う」50.1%が最多で、以下「BtoC営業を行う」14.2%、「BtoS営業を行う」5.3%、「その他」0.3%だった。
次に、「訪問での営業を行いますか」(複数回答)と聞くと、こちらは28.36%が「行っていない」と回答。電話営業より積極的に行われていた。営業内容の内訳は、「BtoB営業を行う」62.1%、「BtoC営業を行う」18.4%、「BtoS営業を行う」7.7%、「その他」0.4%と、電話営業とほぼ同じような分布だ。
さらに「法人営業を受ける際に逆営業をした経験がありますか」と聞くと、「複数回ある」39.0%、「一度だけある」6.9%、「一度もない」54.2%となった。なお「逆営業」とは、いわゆる飛び込み営業・アポなし営業にきた相手の営業マンに対し、逆に自社製品や自社サービスを売りこむことだ。営業マンが営業をするときには、逆にまた営業をされることも多いようだ。
最後に「ダメだなと思う営業担当のエピソード」を自由回答で聞くと、「良い点しか説明しない」「一方的に話をしてこちらの話を聞かない」「マニュアル化された営業スタイル」「一般的知識やマナーがなってない人はダメ」といった意見があがっている。逆営業事情から考えると、相手もまた営業マンであることが半数近い。“的確な情報を出しあって、相互に有意義なコミュニケーションを取れる”のが、優秀な営業マンのスタイルと言えそうだ。
調査概要
- 【調査対象】全国の20代~50代の会社員・会社役員の男女
- 【調査方法】Webアンケート方式で実施
※営業内容は、「B(Business)to B(Business)」「B(Business)to C(Consumer/Customer)」「B(Business)to S(Society)」の3種に大別 - 【調査期間】2020年2月14日~15日
- 【有効回答数】2,811名
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