30代・40代のSNS利用、YouTubeとInstagramで性別・年代による差【ドゥ・ハウス調べ】
ドゥ・ハウスは、SNSを積極利用する若者層に対比して、少し上の世代である30代・40代に、利用しているSNSや投稿頻度について調査を行った。
30代・40代の利用SNSは、YouTubeを除けば「LINE」がトップに。
まず「利用しているSNS(メッセージアプリや動画サイト含む)」について聞いたところ、「YouTube等の動画共有サイト」58.4%が1位。2位は「LINE」で51.1%。やや数字を落とし、「Twitter」37.1%、「Facebook」33.0%、「Instagram」22.2%が続いている。動画視聴サイトの性格が強いYouTubeを除けば、実質LINEが利用SNSの1位と考えられる。
また、このなかでYouTubeとInstagramは、性別・年代による差が大きく、YouTubeは、男性30代が66.7%、男性40代が67.7%が利用していたのに対し、女性30代が52.5%、女性40代が42.4%にとどまっており、男性の利用頻度が高かった。一方、Instagramは、30代女性が35.6%で、30代男性・40代男性・40代女性より高い傾向が見られた。
Twitterに毎日投稿する人は約4割、Instagramは約3割
次に、Instagram利用者(n=103)とTwitter利用者(n=172)に、それぞれ投稿頻度について聞くと、「Instagramでは「毎日投稿する」としたのが28.2%だったのに対し、Twitterは41.3%で、13.1ポイントの差が付いた。これについては、30代・40代だと写真の質などを考えてしまうため、InstagramよりTwitterのほうが、投稿のハードルが低いと推測される。
Instagramで見るのは「著名人」、男性は「家電」も検索
続いてInstagram利用者に、「Instagramで見たり、情報を探したりする分野」について聞くと、「著名人(芸能人やスポーツ選手など)」44.7%がトップで、以下「旅行・景観」36.9%、「料理・レシピ」34.0%、「趣味・ホビー・手芸」31.1%、「飲食店(料理・デザート・建物)」30.1%が続く。
男女別だと、男性は「著名人」44.1%、「旅行・景観」37.3%、「趣味」35.6%、「エンターテイメント」35.6%が上位に、女性は「著名人」45.5%、「料理・レシピ」40.9%、「旅行・景観」36.4%が上位だった。男女差が大きかったのは「エンターテイメント・イベント(映画・音楽・演劇など)」と「家電」で、「エンターテイメント」は15.1ポイント男性のほうが高く、とくに「家電」は20.9ポイント男性のほうが高かった。ビジュアル情報がメインのInstagramで、男性が家電の情報を収集していることから、ドゥ・ハウスは「家電も外見・デザインを重視する男性が増えているのかもしれません」と分析している。※女性はサンプル数が少ないため参考値。
調査概要
- 【調査内容】SNS利用に関するアンケート
- 【調査対象】30代~40代男女
- 【調査時期】2018年12月18日~2018年12月21日
- 【調査方法】ドゥ・ハウスのインターネットリサーチサービス『myアンケートlight』を利用
- 【有効回答】464人
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