シニアのスマートフォン利用率は62%。6年で49ポイント上がる【MMD研究所調べ】
MMD研究所はシニア層(60歳~79歳)における2012年からのスマホとガラケーの利用推移をまとめた。
2019/2/4 7:30 調査/リサーチ/統計
MMD研究所は2012年から実施しているシニア調査を元に、携帯電話を所有するシニア層(60歳~79歳)におけるスマートフォンとフィーチャーフォン(いわゆるガラケー)の利用割合を集計し、推移をまとめた。
2017年にスマホがガラケーを上回り、2018年もシニアのスマホ利用は拡大
携帯電話を所有する60歳~79歳の男女を対象に、スマートフォン(シニア向けスマートフォンを含む)の利用割合について2018年までの推移を集計してまとめたものがこちら。スマートフォンの利用割合は調査開始時の2012年には12.7%だったが、2018年には61.5%となり、6年で48.8ポイント上がっている。
同様に、シニア向けフィーチャーフォンを含むフィーチャーフォン(ガラケー)の割合について、2012年からの推移を見たものがこちら。調査開始時の2012年には87.3%だったが、2018年には38.5%となっている。
2012年以降、スマートフォンユーザーは一貫して増加し、2017年にフィーチャーフォンを上回った。2018年もその傾向は変わらず、シニアにおいても10人中6人がスマートフォンユーザーとなっている。
調査概要
- 【調査対象】携帯電話を所有している60歳~79歳の男女
- 【調査方法】インターネット調査(ネットリサーチ)
- 【調査時期】2012年~2018年
- 【回答者数】各年のn数はグラフのx軸に記載
*2018年調査のみ、複数回答で利用しているモバイルデバイスについて聞いているため、本推移は比較のために「スマートフォンとフィーチャーフォンの2台持ちをしている対象者」を除外して集計している。
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