読書量の多い子どもほど学力が向上。特に「算数」に影響【ベネッセ教育総合研究所調べ】

ベネッセ教育総合研究所では、電子書籍の読書履歴と学力テストやアンケート調査の結果をもとに『小学生の読書に関する実態調査・研究』を開始した。

ベネッセ教育総合研究所では、電子書籍の読書履歴と学力テストやアンケート調査の結果をもとに、読書が学力や学びの姿勢にどのような影響を与えているのか、その変化を追跡する調査・研究を開始した。

読書量の多い子どもほど学力が向上、特に「算数」に影響

読書量が「多い」「少ない」「ない」群について、1年4か月の偏差値の変化を比較したところ、「多い」子どもは平均で+1.9ポイントであるのに対し、「無し」は-0.7ポイントと偏差値を下げている。

学力の変化(4教科の偏差値平均、読書量別)

とくに算数で偏差値の変化の差が大きく、「多い」群では+3.5ポイント、「無し」群では-1.3ポイントであった。「文章中に与えられた問いや条件を正確に読み取る力」を高めていることや、読書習慣によって落ち着いた学習環境が整い、「積み上げ型」の問題(計算問題など)にプラスの効果をもたらしたことなどが推察される。

学力の変化(各教科の偏差値平均、読書量別)
*「読書 多い」は1年4か月の期間中に電子書籍で本を10冊以上読んだ子ども。「読書 無し」は1冊も読まなかった子ども。

読書は学力が低い子どもにプラス効果が大きい

【事前】(2016 年8 月)の学力テストの結果を基に、子どもたちを3グループに分け、各学力層で読書の効果が異なるのかを確認したところ、学力が低い子どものほうが読書の効果が大きかった。4教科の偏差値の変化を見ると、「学力上位者」では「読書 多い」群と「読書 無し」群の差+1.5ポイントに対して、「学力下位者」では、「読書 多い」と「読書 無し」の差+4.7ポイントだった。

学力の変化(4教科の偏差値平均、初期学力別×読書量別)

「学びの広がり」「他者とのつながり」など幅広い読書のメリットを実感

電子書籍を利用した子どもを対象によかったと感じることをたずねたところ、「授業で取り上げられた本を読んだ(71.3%)」「わからないことがあったら自分で調べるようになった(66.9%)」「本について家の人と話した(60.0%)」などが上位にあがった。「学びの広がり」から「他者とのつながり」まで、読書のメリットを幅広く実感していることがわかった。

電子書籍を利用してよかったこと

調査概要

  • 【調査対象】小学5年生42,696名(調査終了時は小学6年生)、電子書籍サービス「まなびライブラリーの利用に関するアンケートに協力した小学5、6年生3,096名
  • 【調査方法】『進研ゼミ』の電子書籍サービス「まなびライブラリー」利用データ、インターネットによるアンケート調査
  • 【調査期間】2016年8月から2017年12月、2018年3月
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