「ニールセン デジタル広告視聴率」にビューアビリティー指標追加、オプションで提供

広告が実際に視聴できる位置にあったかどうかの指標、隠し広告や不審な通信などを排除

視聴行動分析サービスのニールセンは、オンラインでのブランディング広告キャンペーンの到達度(リーチ)を計測する同社の「ニールセン デジタル広告視聴率」で、広告が実際に視聴できる位置にあったかどうかの指標を意味するビューアビリティー指標を加えた、と10月15日発表した。オプションで提供を始めた。広告のピクセル数のうち少なくとも50%が1秒間以上閲覧可能な位置に表示された場合に広告が視聴されたと認定する。

米国の2014年度のデジタル広告費推定4兆6000億円の約半分は、視聴できる位置に表示されていなかったと言われる。広告主は自社の広告が何度掲載されたかだけでなく、実際に広告が見られる位置に表示されたかの把握が重要になることから、ビューアビリティー指標を追加した。人の目に触れる位置に表示された広告のみを対象に、明らかな隠し広告・テキストの兆候や、送信元IPアドレスから特定される不審な通信を排除して計測する。

ニールセン
http://www.netratings.co.jp/

ニールセン デジタル広告視聴率
http://www.netratings.co.jp/solution/DigitalAdRatings.html

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