オンライン広告をテレビのGRPと同様の指標で管理、「ニールセン デジタル広告視聴率」日本で提供開始

ブランディング広告キャンペーンのリーチをオンライン計測、広告主側の管理が容易に

岩佐 義人(Web担 編集部)

2015年7月15日 10:14

インターネット調査のニールセンは、ブランディング広告の効果指標を提供する新サービス「ニールセン デジタル広告視聴率」の日本での提供開始を7月14日発表した。ブランディング広告キャンペーンのリーチ(到達度)をオンラインで計測し、広告主は「自社広告がターゲット層にいかに到達したか」をテレビ広告のGRP(のべ視聴率)と同様の指標で管理できるようになる。

ニールセン デジタル広告視聴率は北米や欧州を中心に12ヵ国で展開しているオンライン広告業界の底上げにつながるとされるサービスで、今後はフィリピンやタイ、マレーシア、メキシコでの提供開始を予定している。日本でのサービス提供はフェイスブック社とのパートナーシップによって実現した。「Facebook」のユーザー・データベースをパネルに見立て、ニールセンのオンライン・パネルの情報と複合的に組み合わせることで、日本のオンライン・ユーザーで広告に接触した人の性別、年齢層を把握することが可能になるという。

ニールセン
http://www.netratings.co.jp/

ニールセン デジタル広告視聴率
http://www.netratings.co.jp/solution/DigitalAdRatings.html

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