ニールセン、ソーシャルメディアに関する中国、インド、英国、米国での調査結果を公表

中国は利用頻度が最も高く、活動範囲もさまざま、英国と米国は中国やインドと比べて低め

メディア視聴行動分析サービスを提供するニールセンは、ソーシャルメディアに関するグローバルオンライン調査で、中国、インド、英国、米国の4ヵ国の結果を12月3日発表した。どこの国も友人やビジネス関係での交流に時間を割いていた。中でも中国は、最もソーシャルメディアの利用頻度が高く、活動範囲もさまざまにわたっていた。次いでインドが高く、両国と比較して英国、米国は活動頻度が低めだった。

調査は、2月10~27日に世界56ヵ国2万8000人以上の15歳以上を対象に実施。今回はそのうち、4ヵ国についてまとめた。アクセス手段は各国ともパソコンが9割前後で最多だが、携帯電話やタブレット端末からも多く、特に中国ではタブレットからのアクセスも40%に達していた。ソーシャルメディアで話す内容は、中国は電化製品など物が多く、英国、米国はレストラン、エンターテインメントなど無形の事柄が目立った。

ソーシャルメディアを参考にして製品やサービスを購入する可能能に関しては、4ヵ国のいずれも、頻繁に話題にしている内容について購入に影響を受ける割合が高く、中国は衣類・ファッション、電子製品の比率が高い。テレビを見ながらのソーシャルメディア利用率は、米国とインドが半数を超え、中国は5割をやや切る水準。最も少ない英国でも3人に1人以上となり、いわゆる「ながら利用」が一般的になっていた。

ニールセン
http://www.netratings.co.jp/

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