アカマイの2010年第1四半期版「インターネットの現状」レポートで日本は上位を維持
接続速度都市別ランキングで日本の61都市がトップ100入り、他の項目でもトップクラス
2010/8/3 19:35 調査/リサーチ/統計
高速コンテンツ配信サービスの米アカマイ・テクノロジーズの日本法人、アカマイ・テクノロジーズは、2010年第1四半期(1-3月)版「インターネットの現状」レポートを8月3日発表した。接続速度の世界都市別ランキングで、日本の61都市がトップ100に入り、平均最高接続速度、高速ブロードバンド接続、インターネット速度の各項目で日本がトップレベルを維持していた。
米アカマイが世界規模で展開するサーバーネットワークでモニターして収集した情報を基にまとめた。アカマイに接続している固有IPアドレス数が5万件以上の世界の都市を対象にした都市別速度の上位100では、日本の都市が半分以上の61を占めたほか、多数がアジア地域だった。トップは韓国の馬山。米国は12都市だけで、うち半数以上はカリフォルニア。欧州は、最も上位でも18位。
各国の平均最高接続速度では、日本は26Mbpsで3位。トップは韓国の33Mbps、2位は香港の30Mbps。平均接続速度もベスト3は同じで、日本は7.9Mbpsで3位。アカマイのネットワークに接続する固有のIPアドレス数のインターネット接続は、日本は約3322万件と3位。1位は米国、2位は中国。5Mbps以上のブロードバンド接続の比率では、日本は韓国に次いで2位だった。
アカマイ・テクノロジーズ
http://www.akamai.co.jp/
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