顧客思考のマーケティングを実践!ペルソナデザインセミナー開催

ペルソナの普及活動を行うペルソナデザインコンソーシアムは7月20日、Web担当者向けのセミナー『ユーザエクスペリエンス向上のためのペルソナデザイン』を開催する。

「ペルソナ」とは、製品を使うユーザーや顧客について、明確で具体的なデータをもとに作り上げられた架空の人物であり、ユーザーが本当に使いたいと感じる製品やサービスの実現をサポートするための手法だ。企業はユーザーのペルソナを作成し、具体的なユーザーの行動シナリオを描くことで、ユーザーにとってより実用的かつ使い勝手のよい製品やサービスを生み出すことに役立てることが可能だ。また、プロジェクトチーム全体で共通のユーザーを明確にイメージすることで、プロジェクトを合理化することもできる。

ウェブサイトの役割がマーケティング戦略の重要なポイントのみならず、経営戦略の一部にまでなってきている昨今、ユーザーに支持されているか、意図した通りの成果をあげているかを知ることは必須の要素である。

このセミナーでは、米国の大手ウェブデザイン会社12社すべてで使われているという“ペルソナ”を使った手法に注目し、現在、ペルソナデザインコンソーシアムでペルソナの普及のために活動をしている各分野の専門家3名が下記の内容でリレー講演を行う。

ユーザーエクスペリエンス向上のためのペルソナデザイン

セッション1

「ペルソナのパワー ~米国企業のベスト・プラクティスから学ぶペルソナ活用の利点~」
スピーカー:ジョナサン・ブラウン(フォレスター・リサーチ・ジャパン株式会社)

米国の企業がどのようにペルソナを利用し、どういう効果を得ているのか。ベスト・プラクティスを紹介しながら、お客様を理解するために役に立つペルソナが何なのか、そして最近ペルソナがどのように進化しているのかを説明する。

セッション2

「ペルソナのライフサイクル ~ペルソナの作成から活用、そして再生までの全プロセス~」
スピーカー:秋本 芳伸(有限会社ワイツープロジェクト)

顧客を知るためのデータを収集し、そこからペルソナを作り上げる方法をインスタントコーヒーを売るための仮想ウェブサイトプロジェクトを例に紹介。さらに完成したペルソナの使いこなし方、プロジェクト終了時のペルソナの処遇まで、ペルソナの誕生から引退までのライフサイクルを概観する。

セッション3

「ペルソナのコツ ~効果的なペルソナのためのリサーチの手法・ポイント~」
スピーカー:白根英昭(株式会社大伸社)

ペルソナには誰もが容易に導入できるというメリットがあるが、収集する情報の質がペルソナの質を左右してしまうという一面もある。それぞれのテーマの深さ、広さに合わせて、いかに効果的に情報を収集するか。ペルソナのためのリサーチの手法やポイントについて紹介する。

セミナー概要

  • 日時:2007年7月20日(金)13:30~16:30
  • 場所:株式会社ミツエーリンクス セミナールーム
  • http://www.mitsue.co.jp/company/access.html
  • 対象:企業のWeb担当者
  • 定員:40名様
  • 主催::ペルソナデザインコンソーシアム主催
  • 協力:株式会社ミツエーリンクス
  • 問い合わせ窓口:ペルソナデザインセミナー事務局
  • Mail; seminar@personadesign.net
  • TEL; 03-3405-0603(平日9:30~17:00)(株)大伸社内 担当 中村
  • セミナー申し込みページ

アジェンダ

  1. 挨拶
  2. ペルソナのパワー ~米国企業のベスト・プラクティスから学ぶペルソナ活用の利点~
  3. ペルソナのライフサイクル ~ペルソナの作成から活用、そして再生までの全プロセス~
  4. ペルソナのコツ ~効果的なペルソナのためのリサーチの手法・ポイント~
  5. 質疑応答

セミナー詳細ページ
http://www.personadesign.net/consortium/2007/06/web_1.html

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