Webの現場担当者によるサイト更新を可能にする、本当の「使いやすさ」を実現したCMS
vibit CMSは、「使いやすさ」にフォーカスしたASPタイプのCMSだ。直感的に操作できるツリー型のインターフェイスなど、Webイメージに即した操作性は、担当者に特別な知識を要求せず、習得も簡単だ。vibit CMSを選択することで、現場の更新担当者にストレスを与えず、スムースなサイト運用を実現できる。
導入・運用のハードルが低い
vibit CMSの3 つの特長
vibit CMS(ヴィビット・シーエムエス)は、2007年に発表されて以来順調にバージョンアップを重ね、2009年6月にはver 4を、そして9月にはvibit CMS 4の公開ワークフロー機能を搭載した新プラン、「アドバンス」を追加した。すでにシリーズのユーザーも日本赤十字社、ワーナー・マイカル、内閣府、オリエンタルランドなど150サイトを超えている。
ヴィビットインタラクティヴは、もともとWeb制作とシステム開発を手がけており、vibit CMSはその経験から生まれた。
「操作の使いやすさ、リーズナブルな料金体系、そして運用も簡単にという、導入から運用まで障壁の少ない、『使いやすい』CMSという点が最大の特長です」と、ヴィビットインタラクティヴ代表取締役vibitCMS開発責任者の萩永剛史氏は説明する。
CMSには、フリーソフトベースのものから、導入に何千万円もかかるエンタープライズまでさまざまな製品、サービスがあるが、vibit CMSはASPタイプながら、テンプレートの供給も行うことで、ビジネスサイトに必要なクオリティをトータルに提供する。
vibit CMSのターゲットは数百から数千ページといったミドルレンジのサイトが中心となるが、パターンが少ない場合には数万ページの商品サイトなどでも導入可能で、そうしたケースではコンテンツデータをCSVファイルで取り込んで大量にページ生成できるオプションなども用意されている。
また、サイト制作までセットにした「vibit Web」と「WYSYWEB」のサービスもラインナップされている。
「使いやすさ」を追求した
誰でも理解できる機能群
「リテラシーとして求められるのは、メールを打てる程度の知識です。レストランウェディングの会場を運営されているお客様の場合は、サイトの実際の入力は、レストランの現場の方や、ブライダルコーディネイターの方などで、もちろんHTMLは知りませんしPCも毎日触るわけではありません。そうした方々にもストレスなく操作できるようにということを心がけて開発しています」(萩永氏)
vibit CMSは管理画面を開くとボタンが1つしかなく、それをクリックしていくことで、ページがツリー上に展開されていく。このため、編集対象のページがすぐにわかり、選択したページのダブルクリックで公開と同じイメージの画面が開かれる。さらに画面上をダブルクリックすればその場所に対応したダイアログが開かれ、編集作業が可能になる。新規のページの作成も、ページを作成したい箇所をクリックして、テンプレートを選ぶだけで作成できる。こうした直感的にわかりやすいインターフェイスであるため、1度体験すれば簡単に操作を習得できる。
「プラモデルを組み立てるみたいに簡単で楽しいという意見も頂戴しています。記事のエントリーという概念から入るのと違って、覚えることが少なくてすみます」(萩永氏)
ページ上の記事単位のブロックも簡単に追加、移動、削除が可能で、記事ごとの公開開始と閉鎖の日時指定も可能。また任意のページのテキストや画像を他ページで自動参照できるなど、必要な機能が揃っている。アドバンスプランの公開承認ワークフロー機能を使えば、ページ編集~承認~公開といった組織的なワークフローもCMS画面上で実現できる。
テンプレートはユーザーと打ち合わせ後にヴィビットインタラクティヴが作成し、CMSに登録後に引き渡す。初期ページの作成やコンテンツ入力代行もオプションサービスとして提供しているため、サイトオープンまでのハードルは低い。
vibit CMSを導入しているワーナー・マイカルの場合も、導入を決定したのは本社の営業企画部門だったが、実際に使用するのは全国の各劇場の担当者などで、リテラシーもさまざまななか、PC用サイトもモバイルサイトも更新していく必要があったため、使いやすさが選定のポイントだった。
「情報システム部主導の選択では管理性などが要件の中心になりがちですが、私どものサービスは現場の使いやすさで選んでいただける、文系の広報や現場の方でも安心して利用できるCMSです」(萩永氏)
コスト面でも、vibit CMSは、テンプレートの追加が1テンプレートあたり21,000円と、安価な料金設定になっていて3キャリア対応のケータイサイトも作成・管理できる。
公開ワークフロー機能で
承認管理も安全
vibit CMSはライト、スタンダード、アドバンスの3 つのプランを揃え、アドバンスには公開承認ワークフロー機能が搭載されている。
「ワークフローが必要な企業でも十分に利用できるものです。それ以前も承認系の機能はあったのですが、自動でメールが送れるなど単純なものでした。今回は承認待ちなどのステータスを管理画面上でも一覧で確認できるなど機能が強化されています。4つのユーザー権限をグループ分けした対象者に付与し、記事ブロック単位での管理を簡単に実現できます。1ページのなかに、本社だけが触れるブロックと、地域の現場のみが触れるブロックを設定するといった構成も可能です」(萩永氏)
作成中の新規ページは「編集中」というステータスになっており、作成が終了したら「承認依頼する」というボタンを押すと「承認依頼中」というステータスに変わる。承認は3次承認まで設定可能で、依頼先の承認権限のあるユーザーをプルダウンで選択し、依頼メールを出す。承認者が確認しOKなら次の承認者に回し、NGなら差し戻しのメールを出すという仕組みだ。
ASPタイプでは提供されるケースが少ない承認管理機能だが、vibit CMSの同機能は容易な操作で、必要な管理が確実に実現できる。
Webサイト制作とCMSを
一体化したパッケージも提供
vibit CMSのサービスラインナップには、Web制作つきのvibit WebとWYSYWEB(ウィジーウェブ)もある。
vibit Webはカスタマイズの自由度が高く、ワイヤーフレームやテンプレートデザインなどを打ち合わせして作っていく形だ。通常のWebサイト制作にCMSが最初から含まれているイメージだ。
WYSYWEBはさらに安価で手軽なCMS導入を実現する。テンプレートが数種類最初から付属しており、問合せフォームやレンタルサーバー、ドメインも付いている状態で99,750円の初期費用と、8,400円の月額ランニングコストで、CMSつきのサイトを作成できる。
「WYSYWEBでは旅館などの予約システムを提供している会社と組んで、温泉宿や地域の観光協会のサイトをCMSつきでリーズナブルな価格で提供した事例があります」(萩永氏)
こうしたケースでは、旅行のエージェントや旅館のスタッフもCMSでデータ入力が可能なため、テンプレートが用意されていれば後からコーディングの必要がなくコスト削減につながる。
WYSYWEBについては、販路を持っている企業にCMSとテンプレートを提供するという形で広げていきたいと萩永氏は語る。
なお、vibit CMSは今後Web制作会社、代理店向けに、テンプレート作成の技術情報を提供するパートナー制度を計画している。
2010年春に予定している次のバージョンでは、テンプレートをユーザーが自作できる機能を追加する予定だという。テンプレート内への表などのパーツの追加が自在に行なえるようになるため、思い描いたサイトのイメージをきちんとしたサイトデザインのなかで、コーディングなしで実現できるようになる。
プラン | 初期導入費 | 月額利用料 |
---|---|---|
ライト | 157,500円~ | 15,750円~ |
スタンダード | 840,000円~ | 31,500円~ |
アドバンス | 1,260,000円~ | 45,360円~ |
テンプレート設定作業費 | ページ数 | 金額 |
---|---|---|
テンプレート初期設定作業費 | 5ページまで | 210,000円 |
テンプレート追加設定作業費 | 1ページ | 21,000円 |
問い合わせ先
ヴィビットインタラクティヴ株式会社
Webスタンダード事業部
03-5728-3966
info@vibitcms.com
ソーシャルもやってます!