あなたの作っているそのコンテンツ、
あなたの携帯で見られますか?
あらゆる携帯端末に最適化ページを簡単作成する
Durian4
続々登場する携帯新端末にも即日対応可能!
株式会社サムライズ
企業のモバイルサイト作成ニーズが高まるなか、担当者の頭を悩ませるのが、携帯電話の機種ごとに異なるスペックだ。各キャリアから毎年発売される多数の機種のそれぞれに最適化したページを手作業で作るのは困難だが、サムライズが提供するDurian(ドリアン)を利用すれば、ワンソースからマルチキャリア及び全機種に対応したページを簡単作成できる。
端末差に苦労する
モバイルサイトの最適化表示
PC向けのサイトの伸びをはるかにしのぐ勢いで、携帯向けモバイルサイトの数が急激に増加している。
ノートPCを無線LANスポットで利用するという方法はあるにしても、携帯電話に比べるとPCを利用する際のフットワークはどうしても見劣りする。外出中も手軽にネットを利用できるという点では携帯が一歩進んでいる。また、携帯のカメラで取り込むQRコードによって、サイトへのアクセスも大変手軽なものになった。
こうした状況を受け、多くのPC向けサイトを持つ企業が、モバイル向けサイトを立ち上げたいと考えている。総合的な大規模サイトを構えるというわけではなく、キャンペーンなど露出に対応したものや、株取引に代表されるような即時性の必要なサイトは特にモバイル向けのニーズが高い。
しかし、PCと携帯では画面サイズも異なるし、携帯では機種ごとのスペックの違いの影響で、新しい技術を次々にプラグインで対応することも困難なため、制限も多い。PCサイトのソースをそのまま携帯サイトに利用することはほぼ不可能で、別途ページ作成が必要になる。
しかし、PCサイトが数種類の最新のブラウザーに対応していさえすればいいのに対し、携帯はキャリア毎、モデル毎に表示が異なるケースが多い。
携帯端末向けの記述言語の一つであるCHTMLにも世代差があるし、同一キャリア、同一メーカーの携帯でも、世代によって画面サイズが異なっていることも珍しくない。
また、モバイルサイトは週一回以上の頻繁な更新が行われるサイトが半数以上を占めており(図1)、それぞれの機種に最適な表示を実現するために別々にソースを作っていたのでは、工数ばかりがかかってしまう。
それを解決するのがサムライズが提供するDurian4(ドリアン4)だ。
マルチキャリアの各携帯端末対応で
自動最適表示するDurian4
Durian4は、CHTMLを入力標準言語とし、マルチキャリアのさまざまな携帯端末に最適な表示のコンテンツを配信するサーバーサイドモバイルソリューションだ。5キャリア4サービスの、過去から現在までの700モデル以上の携帯端末について、80以上の項目に基づいたページ変換を自動で行う。ウィルコムにも対応している。
Durian4は、元になるソースをミドルウェアで変換し、自動的に最適な表示を行う。アプリケーションサーバーに組み込むFilter版と外部サーバーに組み込むProxy版とが用意されている(図2)。「Durian4 Filter」はJavaアプリケーションにフィルターとして組み込むため、Javaで開発する新規サイトやiモードサイトをマルチキャリア化するのに適している。一方の「Durian4 Proxy」はJava以外の開発プラットフォームを使用、併用しているケースや、従来からのiモードサイトのサーバーに手を加えず利用したい場合などに適している。プロキシサーバーに各Webサーバーを登録するだけで、それぞれへのリクエスト転送とコンテンツ変換が自動で行われる。
どちらもオプションで画像変換機能を選択可能なため、解像度や画像の規格の違う各機種に最適の画像サイズでコンテンツの表示が実現できる。元画像がJPEG、GIF、PNGのどれであっても、端末情報に基づいた最適な画像に変換される。
また、Durian4を利用すれば着メロや待ち受け画面、動画、Flashなどのマルチメディア配信も、機種別に簡単に対応できる。機種ごとのファイルを配置しておくだけで、適切なリソースをダウンロードするための最適なページが出力される。
手作業で頻繁なマルチソース作成を実行するのに比べ、最適化対応できるモデル数ははるかに広がり、サイト運用コストの大幅な削減も可能だ。
差分データにより実現する
新機種即日対応
Durian4ではそのほかにも、サイトにアクセスしているモバイル端末のIPアドレスが、キャリア毎に公開されているIPアドレスかどうかを判断して認証を行うことができる機能を持つ。これによって携帯端末以外からのなりすましを排除し、ネット上の悪意ある攻撃を防ぎ、セキュリティーレベルの向上が可能になる。
Webベースの強力な管理ツールを持っているため、直感的な操作で、これらの機能を簡単に実現できる。
保守契約期間中は、バージョンアップなどのモジュール提供のほかに、新機種情報ファイルも提供される。契約期間中に発売される新機種に対応した差分データが提供されるため、これを自動的に取り込んで、新機種対応のページが作成される。端末情報ファイルの自動更新スケジュールの設定なども管理ツールから可能になっている。
新しい機種の携帯電話が発売される際には前もってスペックが発表されるので、新機種の発売日には、その端末に最適化されたページが配信、表示される。
サムライズはもともと、SIerのアイ・ティ・フロンティアのプロダクト部門が独立する形でできた会社で、単なる販売代理ではなく、社内に技術者を有しインストールやサポート、教育なども請け負うディストリビューターだ。「Real Solutions for Enterprise Web」をスローガンに、Web制作のためのアドビ系Webツールや、モバイル対応、セキュリティー関連などのプロダクツを取り扱っている。新機種情報の提供もこうした姿勢の中から生まれたサポートであり、今後はパートナーと協力して、ユーザーの負荷を減らす、実機での表示テストサービスも開始する予定だ。
モバイルサイトが可能にする
マーケティング活用
Durian4のユーザーはさまざまな業界・業種に渡っている。
あるネット証券会社では、証券市場での株式などの売買をサーバー経由で行う際のマルチキャリア対応と、情報コンテンツの携帯端末対応のためにDurian4を使用している。いくら古いモデルの端末でも株価等の表示にトラブルがあってはならないからだ。
一方、セキュリティーの関係でPCの持ち出しを禁じているある企業では、社外からモバイル端末でスケジュール確認や顧客情報などの正確な確認を行えるよう、EIP(Enterprise Information Portal)の表示にDurian4を利用している。
また、あるアルバイトと派遣社員の求人をメインとしたそれぞれの求人ポータルサイトでは、仕事の検索から応募までの一連の流れを携帯端末で実現できるサービスの最適な表示のためにDurian4を導入している(図3)。
このようにモバイルサイトで何を実現したいかというアイデア次第で、Durian4の応用範囲は広がっていく。
なお、ここまで述べてきた全機種対応の流れと並行して、現在、新機種を中心にモバイル端末のリッチメディア化が進んでいる。
これに応えるために、サムライズでは携帯向けのリッチコンテンツをマルチキャリアで最適表示するための新製品提供も近々販売を予定している。
製品名 | 単位 | 標準価格 |
---|---|---|
Durian4 Filter | ||
Durian4 Standard | 1サーバー/1CPU | ¥525,000 |
Durian4 Standard追加CPU | 1CPU | ¥262,500 |
Durian4 Enterprise | 1サーバー/1CPU | ¥1,260,000 |
Durian4 Enterprise追加CPU | 1CPU | ¥630,000 |
Durian4 Proxy | ||
Durian4 Standard | 1サーバー/1CPU 2ドメイン | ¥525,000 |
Durian4 Standard追加CPU | 1サーバー/1CPU 2ドメイン | ¥262,500 |
Durian4 Enterprise | 1サーバー/1CPU 5ドメイン | ¥1,260,000 |
Durian4 Enterprise追加CPU | 1サーバー/1CPU 5ドメイン | ¥630,000 |
Durian4画像変換オプション | ||
Durian4画像変換 | 1CPU | ¥210,000 |
問い合わせ先
株式会社サムライズ
営業・マーケティンググループ
TEL:03-5548-8820
e-mail:mkt@samuraiz.co.jp
サムライズは、2006年8月アイ・ティ・フロンティアのソフトウェア・プロダクト販売事業の主管部門であったソフトウェア事業部を事業会社化して発足しました。
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