NHK放送文化研調査「日本人とテレビ」でテレビ視聴時間は1985年以降初めて短時間化

「ほとんど、まったく見ない」が増加、40代以下の半数はインターネットに「毎日」接触

NHKの調査機関、NHK放送文化研究所は、テレビの位置付けの変化を把握する「日本人とテレビ」の2015年調査結果を7月7日発表した。テレビの視聴時間は1985年以降で初めて短時間化し、幅広い年代で「ほとんど、まったく見ない」層が増えていた。一方、インターネットに「毎日」接触する層はこの5年で急増し、40代以下では半数を超え、「テレビよりインターネット動画のほうが面白いと思う」が20代以下では半数以上となった。全国の16歳以上の男女を対象に2月27日~3月8日に配布回収法で調べた。2442人が答えた。調査は1985年から5年ごとに実施している。

ふだんの日にテレビを見る時間は「ほとんど、まったく見ない」が6%、30分~2時間の短時間視聴が38%となった。前回の2010年調査ではそれぞれ4%、35%だった。4時間以上の長時間視聴は2010年の40%から37%に減少した。1985年から2010年までは長時間化が続いていたが、この5年で短時間化に転じた。年代別では20~50代で「ほとんど、まったく見ない」が増加し、20代は16%、30代は13%あった。インターネットは「毎日」が60代以下の全ての層で増え、20代は68%にのぼった。「テレビよりインターネット動画のほうが面白いと思う」のは全年代で増えた。

NHK放送文化研究所
http://www.nhk.or.jp/bunken/

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