Aggregator

ユーザに自分ゴト化してもらうための3つの方法 - ユーザビリティ実践メモ

14 years 3ヶ月 ago

今回の実践メモでは、WEBサイト上でユーザの購買意欲を喚起するための方法についてご紹介します。
WEBサイトを見ているユーザの購買意欲を喚起するためには、ユーザに商品の購入を『自分ゴト化』してもらうことが重要であることが、これまでの弊社のユーザ行動観察調査から明らかになっています。

ユーザに自分ゴト化してもらうための3つの方法 - ユーザビリティ実践メモ

14 years 3ヶ月 ago

今回の実践メモでは、WEBサイト上でユーザの購買意欲を喚起するための方法についてご紹介します。
WEBサイトを見ているユーザの購買意欲を喚起するためには、ユーザに商品の購入を『自分ゴト化』してもらうことが重要であることが、これまでの弊社のユーザ行動観察調査から明らかになっています。

新しい Google アナリティクスのご紹介:あなたのサイト スマートフォンのアクセスは?

14 years 3ヶ月 ago
2011 年 8 月 24 日
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション・コンサルタント

今年に入り、Android や iPhone などスマートフォンのトラフィックの増加が、各サイトで目立って来たようです。関連のお問い合わせも多くいただくようになりました。

スマートフォンの計測は、特別なトラッキングコードの設定は必要ありません。今でも、あなたの Google アナリティクスで「モバイル」というメニューから、スマートフォンのアクセス状況がつかめます。この「モバイル」のアクセスデータを見て、スマートフォン対応のサイト制作や広告展開、アプリの作成に取り組むお客様も増えています。

*モバイルメニュー サマリー
早速、レポートメニューの「モバイル」をクリックしてみましょう。サマリーの画面を円グラフ表示に切り替えることで、あなたのサイト全体のスマートフォン比率がわかります。昨年までは、数%というサイトがほとんどでしたが、 1 − 2 割を超えるサイトが日本でも増えてきました。ぜひ、最近一ヶ月のデータをご覧ください。

[クリックすると画像が大きくなります]





















*モバイルメニュー デバイス
モバイルメニューから「デバイス」を選び、セグメントから「OS」を選択してみましょう。ここで Android 、iPhone 、iPad などの比率がわかります。iPhone のアクセスが多いサイト、 Android の比率の方が多いサイト、とサイトによって表情はさまざまです。あなたのサイトではいかがでしょうか? 「その他」のセグメントからは、画面の解像度も確認できます。






















*モバイルデバイスの表示
スマートフォンの種類も増えてきました。あなたのサイトにアクセスしている携帯端末がどんな機種か、実際に画像で確認することができます。端末名の横にあるカメラマークをクリックしてみましょう。もちろん、日本の携帯端末も確認できます。
























*モバイル アプリの計測 Android SDK と iPhone SDK
最近「スマートフォンのアプリを Google アナリティクスで計測できますか?」という質問が増えてきました。答えはイエスです。Google アナリティクスは、スマートフォン計測用の開発キット 「 Google Analytics SDK for Android / iOS 」 を用意しています。

このSDKを活用することで、アプリの画面表示、ボタンクリックなどの動作を、Google アナリティクスに記録することができます。アプリの動作にあわせて、ページビューを割り当てたり、イベントを割り当てることができます。カスタム変数も活用できます。

このモバイルSDKに、最近、2つの新機能が加わりました。一つは、e コマース機能。モバイルアプリ上のショッピングや資料請求、ビジネスに関連する成果や売上を、金額で Google アナリティクスにレポートすることもできます。

もう一つは、アプリのダウンロードの計測や広告からの誘導に使えるキャンペーン機能です。この機能を使えば、Andoroid マーケットのダウンロード数だけでなく、AdMobなどからアプリに誘導した広告の参照元をSDKで簡単に取得し、成果を計測できます。

SDKについて、詳しくはこちらをご覧ください。
- Google Analytics SDK for Android ( 英語 )
- Google Analytics SDK for iOS ( 英語 )

新しいバージョンの Google アナリティクスには、今後も新たな機能をどんどん追加していきます。それと同時に、小さな改善も行われていきます。ぜひ、今後とも Google アナリティクスのさらなる進化にご注目ください。


新しいバージョンの Google アナリティクスには、今後も新たな機能をどんどん追加していきます。それと同時に、小さな改善も行われていきます。ぜひ、今後とも Google アナリティクスのさらなる進化にご注目ください。
noreply@blogger.com (Analytics team)

Google アナリティクスのセッションの定義変更について

14 years 3ヶ月 ago
2011 年 8 月 15 日
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション・コンサルタント


Google アナリティクスの訪問の計測単位である「セッション」の定義が、日本時間の 8 月 12 日に変わりました。この変更はウェブサイトのユーザー行動を、より明確にわかりやすくするために行います。過去のデータには影響を及ぼしません。
対象のトラッキングコードは、ga.js で同期、非同期の両方のタグが対象範囲です。

*セッションの数え方は どのように変わるのですか?

どのようにセッションの数え方を変更するかお伝えします。まず、これまでのセッションの計測方法は以下のとおりでした。
 1) 30 分以上ユーザー行動がない場合、タイムアウトになり、新たなセッションになった
 2) その日の終わり日付が変わるタイミングで自動的にセッションが新たなセッションになった
 3) ユーザーがブラウザを閉じた時、セッション終了となった
以上の事象で次のサイトへのアクセスから新たなセッションと判断して数えていました。

新たな数え方は、以下のようになります。
 1) 30 分以上ユーザー行動がない場合、タイムアウトになり、新たなセッションになる(変更無し)
 2) その日の終わり日付が変わるタイミングで自動的にセッションが新たなセッションになった(変更なし)
 3) 以下のトラフィック示すデータのどれかが変わったとき
 utm_source、utm_medium、utm_term、utm_content、utm_id、utm_campaign、gclid

(3) がもっとも重要な変更点です。前回と違う新たな検索キーワード、AdWords、キャンペーン変数を指定したリンク(広告や参照元など)を経由してサイトにアクセスした場合、30 分のタイムアウトが発生していなくても、その時点で新たなセッションに切り替わります。一方、ブラウザを閉じることは一切セッションに影響しなくなります。ただし、キャンペーン変数を指定していない通常の参照元を経由した場合、影響を受けません。


*Google アナリティクスのデータにどのくらい影響しますか?

過去のデータに影響はありません。 8 月 12 日以降のデータから変更が適応されます。セッションが今までに比べて増えるのは、以下のようなケースです。

訪問開始から30分以内に、サイトを抜けて、前回とは違う検索エンジン、検索キーワード、AdWords、キャンペーン変数を指定したリンク(広告や参照元など)を経由して、サイトに再訪問したとき。ただし、キャンペーン変数を指定していない通常の参照元サイトを経由した場合、影響を受けません。

この変更は、マルチチャネルでわかるアシストの状況をより正確に表現できます。一方、ブラウザを閉じて、短時間( 30 分以内)に、またサイトを訪問したときは、一つの訪問として、滞在時間やページビューが計測されます。こちらも、より正確にユーザーの行動を反映することになります。

この変更が与える全体のデータへの影響は、1%以内だと見積もられています。

Google アナリティクスは、検索キーワードやソーシャルネットワーク、参照サイトなどがユーザー行動に与える影響を、より明確にすることで、今後のアクセス解析が、よりよいものになることを願っています。


------
Update 8/24/2011

セッション定義変更の記載にわかりにくい部分がありましたので、上記の記事内の文章を修正変更しました。

[ 修正後 ]
「(3) がもっとも重要な変更点です。前回と違う新たな検索キーワード、AdWords、キャンペーン変数を指定したリンク(広告や参照元など)を経由してサイトにアクセスした場合、30 分のタイムアウトが発生していなくても、その時点で新たなセッションに切り替わります。一方、ブラウザを閉じることは一切セッションに影響しなくなります。ただし、キャンペーン変数を指定していない通常の参照元を経由した場合、影響を受けません。」

[ 修正前 ]
(3) がもっとも重要な変更点です。前回と違う新たな検索キーワード、AdWords、キャンペーン変数を指定した広告や参照元などを経由してサイトにアクセスした場合、30 分のタイムアウトが発生していなくても、その時点で新たなセッションに切り替わります。一方、ブラウザを閉じることは一切セッションに影響しなくなります。

[ 修正後 ]
訪問開始から30分以内に、サイトを抜けて、前回とは違う検索エンジン、検索キーワード、AdWords、キャンペーン変数を指定したリンク(広告や参照元など)を経由して、サイトに再訪問したとき。ただし、キャンペーン変数を指定していない通常の参照元サイトを経由した場合、影響を受けません。

[ 修正前 ]
「訪問開始から30分以内に、サイトを抜けて、前回とは違う検索キーワード、AdWords、キャンペーン変数を指定した広告や参照元などを経由して、サイトに再訪問したとき」


また、セッション定義の変更に伴い8月17日(日本時間)に以下の不具合に対応しました。すでに修正が行われ、影響を受けるサイトは限られています。この不具合の影響を受けるのは、「サイト訪問した際のトラフィック情報内にスペースがある」ケースです。

1. ランディングページに再訪問し、ページがリフレッシュされたか、ブラウザの戻りボタンで戻った場合に、新規のセッションが発生しました。(リンクをクリックして戻った場合は影響を受けません)

2. 同じ複数のUAアカウントを貼るマルチトラッカー(公式にはサポートされていません)の仕組みを使っている場合に、新規のセッションが減り、リピーターが増える現象が発生しました

-------------
Update 8/29/2011

対象のトラッキングコードは、ga.js で同期、非同期の両方のタグが対象範囲です。
noreply@blogger.com (Analytics team)

SEOの最前線で悩んでいるあなたに送る置手紙。

14 years 3ヶ月 ago
最近Googleの難易度が急激に増すばかりで思った以上に結果が出ず、SEOにどう取り組んでいくべきなのか以前以上に模索している方も多いことでしょう。今回はSEO Bookからアーロン・ウォールとは別のライターによるSEOへの取り組み方に関する記事を。 — SEO Japan 著書「種の起源」の中で、チャールズ・ダーウィンは次のように述べている: 「多数の、連続する、若干の変化によって形成されていない、複雑な臓器の存在を証明することが出来るなら、私の理論は完全に成り立たなくなる。」 通常、この文章は、次のように還元不可能な(単純化することが出来ない)複雑性の原理を引き合いに出して、進化に対してその正当性を主張するために、インテリジェントデザインの支持者に用いられる: これは、パーツを一つでも排除するとシステム全体を破壊してしまう、相互作用のパーツで構成される全てのシステムに当てはまる。還元不可能な複雑性は、機能する前にありとあらゆる構成要素を必要としている。 このアイデアは、単純化することが出来ない複雑なものは、徐々に現在の状況に発展したのではなく(進化のように)、そのため、Xが現在の状況になったプロセスの科学的な研究は、(アルゴリズムのように)時間をかけて発展したものへの研究と比べて、重要度は大幅に劣ると示唆している。人間が作ったアルゴリズムは双方のカテゴリーに一致する。 自然に進化するだけではなく、インテリジェントデザインの要素を中核に持つ創造物よりも複雑な創造物など存在するだろうか? この考え方はSEOにはどのように当てはまるのだろうか?グーグルのアルゴリズムは進化し、ダーウィンによる進化の理論の基礎の説明にも正確に一致する(多数の、連続する、若干の変化)。しかし、人間の手、そして、得られたデータによって進化している点が異なる。 言うまでもないが、時折、グーグルは大きな アップデートを行うこともあるが、1年を通じて多くの小規模なアップデートを実施している。 2009年、グーグルは1年で500回近いアップデートを行ったと主張していた点を考慮する必要がある。 そのため、SEOは簡素化出来ないほど複雑(人間の手を排除すると、意図したように進化、さらには動作しなくなる)であり、様々なレベルの複雑性に溢れ、時間の経過とともに行われる数千回もの変化の層が重なる(常にアルゴリズムには調整が行われている)、自然な進化的なプロセスの製品でもあると私は考えている。この2つの特徴によって、活気のない公式に分解しようとする試みが行われるものの、その一部は、(間違いなく)例の大半が扱いにくく、不正確であることが原因だと見られている。 無理やり単純にすることで複雑になる SEOのブログをたくさん読んでいるなら、何から始め、何をすればいいのか分からなくなっている人もいるだろう。一部のブログは情報を詰め込む傾向があり、一部のブログは理論、そして、(未遂で終わる)科学を詰め込み、一部のブログはニュースを中心に展開し、一部のブログは昔ながらに“今こそ行動に移そう”と呼びかける傾向がある。 上述した業界の領域のブログから読むブログを選び、SEO業界の包括的な見解を得る上で役立てることは重要だと思う。しかし、例えばSEOをボタンを押すだけのソリューションに減らす取り組みのように単純にしようとすればするほど、複雑になってしまうのではないだろうか。なぜなら、単純にしようとすると、この手の主張およびソリューションを支えるための妥当な、信頼できるデータが必要になるからだ。 データが50/50または60/40の可能性を謳い始めたら、健全な科学とは呼べなくなる。事実、これは、ボタンを押すだけと言う公式、または、信頼できる公式には分解することが出来ないものもある点を物語っている。クライアントを豊富な知識で驚かす上では役に立つのかもしれないが、以下の動画のような、笑える科学を生み出す: 本当の問題は、グーグルがアルゴリズムには200個以上のパーツが存在すると主張している点だ(当たり前だが、公開されていないので調査することは出来ない)。200あるとしても、それぞれの要素が持つ重要度の違いについてはどう考えればいいのだろうか?それぞれがアルゴリズムの0.5%に相当するわけではないはずだ。 数学的および科学的に公式に分解しようとする試みに没頭し、平均的な量の変数 + その直接的な影響を知っていると、その他の方向を示唆する例を無視しつつ、当該の理論の正しさを証明する例を探さなくてはならないため、混乱は増してしまう。 変数を解明する 一年に一度投稿されるSEOMozの検索エンジンのランキング要素は、この業界で評価されている大勢の人達から得たデータを掲載し、見せ方も一流であるため、読む価値はあると思う。SEOキャンペーンを実行する際に直面する必要がある要素が見事に描写されている。 サーチエンジンジャーナルのこのページもブックマークするべき優れたページであり、このような捉え難い変数が何かを推量している。 グーグルは常にアップデートを行っているため、サイトおよびランキングに関連するその他の要素が存在するため、そして、競争に晒されているため、特定の変数のタイプを分離することは難しい。しかし、以下のように要素をテストすることは不可能ではない: リンク Xは人気度をもたらすか? 複数のページがサイト全体を301する前に301にジュースをもたらすか確認する タイトルタグの変更、内部リンク構築、そして、外部リンク構築等のオンページの要素 その他諸々… しかし、“テスト”であっても問題は存在する。次のような高いレベルのアイデアを越え、成功への一貫性のある道のりを科学的に分解する取り組みを売り払うのは非常に困難である: ブランドになる(ブランドのシグナル、ソーシャルメディアのシグナル、オフラインのブランディング、サイトの優れたデザイン等) 個別のドメインからの数多くのリンク(出来れば優れたサイトから) 自然なアンカーテキストの融合 素晴らしいユーザーエクスペリエンスおよびユーザーの深い関与 ユーザーに探している情報を与えるターゲットを絞ったコンテンツ SEOとしてのキャリアを歩もうとしている人にとっては、それぞれの変数の値に関して、要素を数字に分解すると言うアイデアを排除しようとする姿勢が重要である。SEOを実施している人ならご承知のはずだが、負けよりも勝ち星を増やすことに徹することが重要で、結果としてトップに立っていれば、サイトの至る所で失敗を犯していても構わないのだ。 現在のSEOの流れを考慮すると、失敗が失敗にならない可能性がある。順調に進んでいても、突然グーグルがアップデートを行い、打ちのめされる可能性があるからだ(これも複数のプロジェクトを進めた方がよい理由の一つ)。 魔法の公式に苦しめられることに、またはプロジェクトを避けることにより多くの時間を費やす可能性がある。なぜなら、ツールによっては、複数のウェブプロパティを構築して、予期される嵐およびウェブの盛衰をかわすのではなく、あまりにも競争が激し過ぎると指摘される可能性があるためだ。 複雑な変数 & 未知の変数への対処 成功の鍵を握る変数が分からない状態でシステムの内部で働く可能性がある場合、困難な状況のように思える。また、外に飛び出し、新しいピカピカのツールを買って、全ての問題を解決し、待望のグーグルのランキングを手に入れたくなる。 悲しいことに、このようなツールが存在すると、ツールを作成した人は100ドルまたは若干(または大幅に)100ドルを越える価格でSEOに販売してくれるわけではない。ツールの開発者は様々なバーティカルでサイトを構築し、SERPで確実に儲けようとする。ツールをSEOに売ることで、開発者はさらに自分自身に作業を課し、競争を煽ることになる。 当然だが、全てのツールが劣悪なわけではない。私はSEOブック、マジェスティック、レイブン、SEOMoz、そして、 Caphyon(アドバンスト・ウェブランキング)のツールを利用している。これらのツールを使うと、参考にすべき、そして、相互参照すべきデータ、そして、データ点がもたらされる。ボタンを1回押すソリューションに対する答えを提供するわけではない。 サイトを幾つか立ち上げ、異なる戦略を試す取り組みを私は勧める。時間の経過とともに、A、B、Cのマーケットでうまくいった戦略が、DやEのマーケットでは効果がないことに気づくだろう。 アルゴリズムの変更や競合者の強化等の変化は、テストの結果が常に正しいとは限らない理由(細かいレベルで)、特定の戦略がある分野ではうまくいくものの、別の分野ではうまくいかない理由における要因になり得る。 勝者と敗者を記録する サイトで日記をつける価値はある(この作業を行った理由、あの作業を行った時期等)。振り返って、本当のデータ(理論上のデータではなく)を評価することが出来るからだ。 週に一度ランキングチェックを行う取り組みも悪くはなく、アドバンスト・ウェブランキングやレイブン等のツールは、特定のキャンペーンや日付ベースのイベント(この日、リンク Xを追加した)に関する記録を取る方法をビルトインで用意している(レイブンの場合はイベント)。 [...]

調査データとプライバシーについてたまには考えよう  [週刊IFWA 2011/8/1]

14 years 3ヶ月 ago
定期メルマガの巻頭コラムのアーカイブです。メルマガの登録はこちら↓からどうぞ。http://ibukuro.blogspot.com/2010/07/blog-post_12.html

■ 調査データとプライバシーについてたまには考えよう

先週ある集まりで調査データのきわどい利用方法についてのお話を伺い、改めて調査データを扱う者の倫理といったものを考えさせられました。

アクセス解析データは、基本的には匿名だけど全数の履歴を集めたものです。そしてこれらのデータをまとめて集計データという数値にして活用するというのが基本です。

様々なアンケート調査では対象はサンプリングされますが、同じように回答結果は集計して全体の数値として算出されます。調査会社は謝礼送付などのために回答者の個人情報を取得することが多いですが、調査依頼主には回答者の個人情報を渡すことはありません。これがいわゆるマーケティング調査業界の原則です。

それでも調査データの個票を見るというのは非常に参考になるため、個人情報を除いた上で、個々の回答というのを活用する(クライアントにも提示される)ということが行われています。全体を統計的に処理して数値で見ることの補完として、個票を見ることで、より具体的な回答者の意見を生々しくイメージできるという利点があるのです。

アクセス解析データも、一部のツールでは、個々人(特定のcookie)の閲覧履歴を追うことができたりします。熱心に見ているユーザーがサイト内で、どんな行動を取っているのかというのは、非常に参考になるのです。

さて、ここから本題に入っていきますが、アクセス解析データで検索語を見ると、どうしてこの人の名前が出てくるんだろうかということで、実際検索したりすることがよくあります。複合語などを見ると少々きわどい言葉があったりしますが、上位になければあまり気が付くことがありません。

アクセス解析データは、常識的な運用をしていればプライバシー情報が含まれるようなことにはなりません。

しかしあらゆるデータを統一的なcookieなどで結びつけて、しかも詳細な検索語、位置情報、ソーシャルな繋がりなどを追っていける究極の世界では、家族や病歴、所属、住所、電話番号、知人、思想、予定、現在の居場所などが「結果的」に簡単に想起できる可能性を想定して、各種業界関係者やアクセス解析データの利用者、さらに被データ取得者にもきちんと説明し、倫理規定などを策定するようなことも必要だと思った次第です。
Hiromi.Ibukuro@gmail.com (衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ))

SNS事例セミナーでなくコミュニケーションの基本に立ち返る講座が聞きたい  [週刊IFWA 2011/7/25]

14 years 3ヶ月 ago
定期メルマガの巻頭コラムのアーカイブです。メルマガの登録はこちら↓からどうぞ。http://ibukuro.blogspot.com/2010/07/blog-post_12.html

■ SNS事例セミナーでなくコミュニケーションの基本に立ち返る講座が聞きたい

先週末に「おしえて! Google Analytics」の出版記念セミナーを行いました。6月16日に行ったセミナーの再演だったのですが、改めてセミナーについて考えさせられました。

私がやるアクセス解析系のセミナーは、ワクワクするような活用事例を紹介することがあまりありません。どちらかと言えば、基礎をお話する授業っぽい内容が多いというのが一つの理由ですが、もう一つの大きな理由は、結局原則を理解してもらった方が、応用はできると考えているためです。

もちろんそういうワクワクするような素材を面白く役に立つようにお話するネタも技術もないというのもありますが、そういう素材があっても恐らく今後もお話する機会は少ないでしょう。なぜそんな風に思っているのか、別の業界の例でお話します。

今年のネットをめぐる流行りの言葉の一つは「ソーシャル」だと感じています。ツールやアプリケーションで言えば、Twitter、Facebookといったところでしょうか。無料セミナーや新刊本などでも「ソーシャル・メディア」「Twitter」「Facebook」「活用」「成功」「企業」といった言葉の組み合わせが溢れています。

ひねくれ者の私としては、そんな表層的なテクニックや真似のできない活用事例を聞いたところで自身に取り込んで応用することは難しいと思っています。何故ならサイトやビジネスはみな同じ業界内でも事情は異なり、ユニークだからです。

個人的にはFacebookの楽しさがまだわかりませんので、僕が聞くならコミュニケーション戦略におけるソーシャル・ネットワークの本質はこうだといった内容の話が聞きたい。つまり原則・本質に加えて、その中に占めるTwitter、Facebookの位置付けくらいがわかれば十分。

本質が理解できれば、それは自分にも大事なのか、関係ないから放置していいものなのかが判断できるようになります。LinkdInはどうなのかと、応用もきくようになるはずです。

ちょっと寄り道しましたが、アクセス解析系も同じで、Twitter分析とかもちろん先端のことを事を追うことが無意味であるとは思いません。ただ常に「コミュニケーション」を計測することの意味と、それに相応しい計測手段や計測指標の意味について常に立ち返りたいと思います。
Hiromi.Ibukuro@gmail.com (衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ))

AdWords Editor 更新のお知らせ (Version 9.5 - Windows 版および Mac 版)

14 years 3ヶ月 ago
伊東 裕揮 プロダクトスペシャリスト

このたび Google では AdWords Editor 9.5 をリリースいたしましたのでお知らせいたします。

AdWords Editor の新しいバージョンの 9.5 では、キャンペーン エクスペリメント住所指定オプションのほか、AdWords のキャンペーン管理に役立つさまざまな機能がサポートされています。更新された機能の一覧については、AdWords Editor バージョン 9.5 リリース ノートをご覧ください。

ここでは主な変更点をご紹介いたします。

AdWords Editor バージョン 9.5 の主な変更点

キャンペーン エクスペリメント
キャンペーンのテストを次のように管理できるようになりました。
  • テストのステータス(「コントロール専用」、「テスト専用」、「コントロールとテスト」など)を広告グループ、広告、キーワード単位で適用、編集する
  • デフォルトの上限クリック単価、ディスプレイ ネットワークの上限クリック単価、上限インプレッション単価の調整比を広告グループ単位で適用、編集する
  • 上限クリック単価の調整比をキーワード単位で適用、編集する
  • テスト ステータスと単価調整比を CSV と XML 形式でインポート、エクスポートする
住所指定オプション
バージョン 9.5 より、住所指定オプションがサポートされるようになりました。任意の住所で新しい住所指定オプションを手動作成したり、既存の住所指定オプションを編集することができます。また、住所指定オプションの情報を CSV と XML 形式でダウンロード、アップロードすることができます。

アカウント情報のバックグラウンドでのダウンロード
作業中とは別のアカウントの情報を、バックグラウンドでダウンロードできるようになりました。ダウンロードが終わるまで待つことなく作業を続行できるので、大規模なアカウントの作業をする場合など、作業効率が改善されます。

そのほか、変更を元に戻す機能や、複数アイテムの追加手順が改善されるなど、細かな点でも操作性が向上しています。

文字数の長いテキスト広告への対応
以前、本ブログにてご紹介いたしました、日本を含む一部の国を対象とする、文字数の長いテキスト広告にも、バージョン 9.5 より対応しました。


バージョン 9.5 へアップグレードするには、AdWords Editor アカウントへのログイン時に表示されるアップグレードのメッセージにしたがってダウンロードしていただく、もしくは AdWords Editor のウェブサイト からもダウンロードしていただけます。バージョンの AdWords Editor をインストールした後は、アカウント情報の再ダウンロードが必要となります。コメントや未送信の変更が失われないようにするには、アップグレードの確認画面で [バックアップ後、更新] を選択し、バックアップ ファイルを保存してからアカウント情報を再度ダウンロードして、AdWords Editor にバックアップ ファイルをインポート してください。なお、AdWords Editor の以前のバージョンを手動でアンインストールしていただく必要がある場合もあります。

詳細については、リリース ノートまたは AdWords Editor ヘルプセンターをご覧ください。
noreply@blogger.com (Google Blog)

スクレイピングサイト(コピーサイト)の発見にGoogleが助けを求める

14 years 3ヶ月 ago


Googleはスクレイパー・サイトをユーザーから報告してもらうページを設けた。コンテンツをスクレイピング(コピー)したページがオリジナルのページよりも上位に表示されてしまう問題の実データを収集しアルゴリズムを改良する手助けにすることが目的。

- スクレイピングサイト(コピーサイト)の発見にGoogleが助けを求める -

Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM

CSS Nite in Ginza, Vol.58が終了しました

14 years 3ヶ月 ago

51N2kbeYOTL._SL160_.jpg

2011年8月18日(木)、アップルストア銀座でCSS Nite in Ginza, Vol.58を開催し、170名を超える方にご参加いただきました。

定員を超えてしまったため、入場制限がかかってしまいました。せっかくご来場いただいたのに、ご入場いただけなかった方には深くお詫びします。

110818_0306.jpg

ツイートは下記にまとめました。

次のブログで取り上げていただきました。ありがとうございます。

linker journalにても掲載されています。

備考

撮影:飯田昌之

iPadがタブレット市場を今後10年は支配し続ける理由

14 years 3ヶ月 ago
iPad発売から1年半近くが立ちましたが、世界で3,000万台以上既に売り上げると言う驚異の大ヒット商品になりました。多くのアナリストやAppleギークが思っていた以上にヒットしたiPad、まさに新しいタブレット市場を自ら生みだしたAppleらしい製品とも言えるでしょう。競合他社もこの市場に後れを取ってなるものかと競合製品を次々とリリースしていますが、iPadが今後もタブレット市場の頂点に君臨し続けるであろうという記事をThe Next Webから。 — SEO Japan 2010年1月に発表されたiPadは、もっと確信的で驚きのある製品を期待していたテックコミュニティを、まるで無関心なギリシアの合唱隊のように硬直させた。あれから2年近くが経ち、そのiPadは市場で大成功を収めただけでなく、再定義を手助けしたそのカテゴリを支配してきた。 4つの主な競合タブレットメーカーは、その他数え切れないほどの小規模メーカーと共に、iPadレーダーの一時的な急上昇より多くを印象付けるために必要とされたけん引力を獲得することに失敗してきた。しかし、その支配に貢献してきた要因は何なのか?その支配を継続するチャンスはあるのか?それから、iPadがアンドロイドに市場シェアを奪われている状況にあるという最近の多くの話はどうなのだろうか? 出荷数は顧客への販売量ではない 私は、アンドロイドの出荷数がいかにiPadから市場シェアを‘奪った’のかというこれらの話が好きだ。実際問題として、これらの測定基準は全て、アンドロイドタブレットの販売数ではなく出荷数に基づいている。 その違いは重要であるが、あるカテゴリ内の‘勝者’としてブランドを築き上げた後に、他のブランドのランチを食べる‘素晴らしい’運命を背負った別のブランドを紹介することを軸とした見出しを好むテック関連のプレスによって無視されることがよくある。 これらのストーリーがなぜこんなに頻繁に現れるのかは簡単なことだ。タブレットやその他のデバイスの出荷数は、異なるメーカーから出ているデバイスの‘成功’を比べる記事において、あなたが最も目にする数字だ。なぜこれらの数字が使われる傾向があるのかというと、出荷数は、関係のある会社によって快く提供されるものだからだ。彼らはアッと言わせたいのだ。 デバイスの出荷数は、その製品のメーカーがそのデバイスを電気店や携帯電話小売店などの店舗に出荷したという事実を参照する。それは、それらの製品が実際に客に販売されたことは意味しないのだ。モトローラ、サムソン、RIMというiPadと競合するタブレットをリリースしている3つの主要メーカーは、タブレットの実際の販売数ではなく出荷数を発表しただけなのだ。 最新の集計では、モトローラはおよそ690,000台のXoomタブレットを出荷、RIMは5月現在で500,000台のPlayBooksを出荷し、サムソンは2百万台のGalaxy Tabsの出荷を報告したが、競争する能力に影響するかもしれないという恐れから出荷数の報告を中止した。私がHPのタッチパッドをここに含めなかったのは、まだ発売されてから間がないためレポートを出せるほどではないからである。 iPadは2010年4月以降、2870万台出荷され、直近の4半期だけで925万台を出荷した。そして、最新の収支報告では、Appleは“製造した全てのiPad”が販売されたと報告している。これは、Appleがこれまでに3000万台をはるかに超えるiPadを販売したことを意味する。3000万台だ。それは、Appleが3大主要競合メーカーのデバイスの合計出荷数の10倍以上を販売したことを意味する。 iPadは明らかにこの分野を大きく支配している。しかし、iPhoneはどうだろう?アンドロイドプラットフォームがスマートフォン利用全体の過半数を占めるまでに成長することに成功したやり方はどうだろう?もっと多くのアンドロイドタブレットが登場すると、徐々に同じことがiPadにも起こるのだろうか? タブレットはスマートフォンではない タブレットをスマートフォンと比較することはできない。これは、販売数を予測することに関心のある人々と、一般的なコンピュータの使用におけるタブレットの影響に関心のある人々の両方に言えることだ。人々は、スマートフォンを使うのと同じ方法でタブレットを使用するのではない。人々は、携帯の代わりではなく、デスクトップコンピュータの代わりに、ゲームをしたり読んだり閲覧したりする目的でタブレットを使用することが分かっている。スマートフォン市場はタブレット市場とは異なるニーズによって動かされており、タブレット競争の行方を予測するためにスマートフォンの市場シェアを使う人は、消費者がタブレットを使用する方法に目を向けていないのだ。 今年始めのNeilsenの調査では、タブレット購入後にデスクトップコンピュータの使用を完全にやめたと回答した人が3%、デスクトップの使用が減ったと回答した人が32%いたのに対して、スマートフォンの使用を止めたと回答した人はほとんどいなかったことが分かっている。消費者は、携帯電話とタブレットを別物として捉え、異なる目的に対する異なるツールとして見ているのだ。 あなたは、スマートフォンの数字をもとにアンドロイドの支配性を正確に予測することはできない。タブレットは全く異なる別の分野のデバイスであり、独自の基準で判断されなければならないのだ。 タブレットとスマートフォンを同等と見なす方向に人々を導く思考過程は、アンドロイド携帯が多くの補助金をもとに低価格のデバイスを提供することによって市場シェアの過半数を獲得したという事実で頭をいっぱいにさせる。今では美容室に行くと無料でアンドロイド携帯を手に入れることさえできるが、ビルドとクオリティに深刻な利権のないタブレット市場でこのようなことは起きることはないのだ。 通信事業者にタブレットを宣伝しプランを販売する意欲をかき立てさせるタブレットへの補助金はとてもありえない。大部分のタブレットは、通信事業者が金を儲ける月ごとのデータプランを持っているが、テキストメッセージや通話プランから得られる大金と比べると微々たるものなのだ。これは、タブレットは、特別な通信事業者との取引からのほんの少しの恩恵と共に、独自の基準で生き永らえたり死に絶えたりし、生の販売数と利鞘に基づいて成功することを意味する。 つまり、サムソン、モトローラ、RIMそしてHPのようなタブレットメーカーは、90年代のPCメーカーが戦ったのと同じ戦場でAppleと競争しなければならないことを意味する。今はルールが変わっただけだ。今回に限りAppleは将来のために入念に計画を立て、優れた製品や確固たるソフトウェアの実装を持っているだけでなく、価格においても負けないという余裕がある。 366の理由 価格の優位性に加え、Appleは自らのAppleストア小売店を介してそのタブレットを押し出すことができるという余裕もある。これが、外部の小売店によって人気が出るという別の一切れを持つ必要がないという点でもiPad販売にさらに余裕をプラスしている。また、iPadを選んで使用するのに心理的にポジティブな状況も与えている。 Apple販売店にいる熱心で知識豊富なスタッフと小奇麗でうまくデザインされた雰囲気は、大部分の人がアンドロイドやQNXやWebOSのタブレットを初めて試す時の体験とは大違いである。まばらで、焦点を絞った未来的な感じのAppleストアでiPadを操作することと、近くに販売員がどこにも見当たらないBest Buyにある鎖につながれた指紋がベタベタ付いたGalaxy Tabを試用することを比較してみるのだ。比べものにならない。 タブレットは2年前に比べて今は販売が難しくないかもしれないが、それでも多くの人々がその購入に正当な理由を付けるのには助けを必要としていることは間違いない。母親や祖父母やその他の疑い深い人に、反応が良く優れた設計のタブレットはノートパソコン以上にメリットがあるということを納得させるには実際に操作できる価値のある数分間に変わるものはないと言うことができる。 新種の製品を定義する時は特に、第一印象が非常に大切だ。Appleの336の販売店が顧客に素晴らしいiPadの第一印象を与え、Appleが利益を下げる取引をせずにより良い利鞘でiPadを売ることを可能にし続けている。 利益 2010年のタブレットへの消費合計およそ96億ドルのうち、iPadが、95億6600万ドルの収益を生んでいる。つまり、その他のタブレット産業が生んだ利益がたったの3400万ドルだったことを意味する。この数字は、iPad 以外の全てのタブレットを含んだものだ。この格差は、iPadと他のタブレットの真の販売数の違いを強調しているが、市場シェアよりもはるかに重要なもう1つの測定基準がある。それが、利益だ。 市場シェアは言及しやすいが、誰が旗を立て、誰が会社とその株主に対する利益を生んで持続可能なビジネスを築いたのか、という質問に答えるだけだ。Appleが過去10年間そのサプライヤーとメーカーとの関係を巧みに扱ってきた手法が、iPadやMacBookといった製品が、最高の素材と製造プロセスを用いて作られているだけでなく、より低価格で作られより多くの利益を生んでいるというこの素晴らしい機会を導いたのだ。 これは、1つの会社としてのAppleの歴史をたどってきた人達にとっては重大な変化である。なぜなら、iMacは、優れた材料からできた優れたOSを実装した素晴らしいマシンだと言うのは簡単だが値段が高かった過去とは著しい違いだからだ。Appleのコンピュータは、過度なエンジニアリングとデザインに焦点を合わせていることが理由で購入者に課せられる税を計算に入れているので、とても高価であるというのが世間一般の通念になっていたのだ。 それらの思い込みは、大きな間違いだったのだが、好むと好まざるとにかかわらず、それらがこの会社の歴史の大半で話題の多くを占めていたのだ。Appleは世に最高のコンピュータを出しそれに見合った価格を付けていると感じていたが、それは、より高価で質の高いプロセスを保持しながら30%の利鞘を維持することを可能にする製造の指針と財源も築いていたのだ。 これが、iPadが市場シェアでの優位性や製品クオリティだけでなく利益でも唯一無二の立場になる結果を導いたのだ。それは、過去10年のAppleの戦略の成功の証だ。 製造 この利益性は、Appleのユニークなスタンスに由来し、製造プロセスと供給経路において非常に積極的な役割を担っている。これが、Appleが膨大な資金の塊を使って標準的なタイムラインより先に文字通りテクノロジーを押すことを可能にする。 新しいテクノロジーが市場に登場する時、あなたは一度に多くのデバイスが登場するのを目にすることがよくある。これは、LCDやLEDといった新しいディスプレイのテクノロジーがいくつかのメーカーでほぼ同時に登場するテレビのような消費者製品に多く繰り返されているパターンだ。これは、新しいテクノロジーを生み出して完璧にするためには莫大な投資を必要とすることが主な理由だ。 それ故に、新しいテクノロジーを確実に生み出すために構造基盤を構築することにお金を注いでいるメーカーには、取り戻さなければならない膨大なキャッシュを抱えていて、それを支払ってくれる人にそのテクノロジーを提供することによって取り戻そうとするのだ。 Appleは、このプロセスを逆転し、新しいテクノロジーがその競合相手全てに利用可能になるのを待つのではなく、工場の建設や機械の購入や従業員の育成、そしてそのプロセスの完成のためにメーカーにお金を支払うことによってこのプロセスを加速させたのだ。それは、一定期間にわたるその技術の独占的利用とその後の一定期間にわたる購入のディスカウントという形での返済を要する。 これが、Appleが、より高度なだけでなくより安く作ることができる製品に貢献し、画期的なテクノロジーを格安で独占的に利用することを可能にしている。これをする中で、Appleは効果的に自身の利益のミームを見つけ出した。 1.自分のために素晴らしい新しいテクノロジーを製造する人にお金を支払う 2.今までに誰も見たことがないような新しいものを手にする 3.それに対して大きなディスカウントをする。最終的に競合対手が入手できるようになった時にも。 4.利益 より反応の良いタッチスクリーン、より明るいディスプレイ、薄いデバイス、一体成形のアルミニウムボディ、その他Apple製品を差別化する因子を作ることを可能にするテクノロジーは、より大きな利鞘のある製品を作ることも可能にする。 客は、見た目がより洗練されていて使い易い製品を購入するし、彼らがそうすると、Appleはその生来のコストの優位性からどんな競合相手よりも大きな報酬を得るのだ。 光り輝くソフトウェアの爪 私は、それがiPad採用の主な動機だとは思わないが、顧客保持の主要な要因としてそのネットワークの影響を軽視することは絶対にできない。iPhoneかiPod touchを所有している人なら、平均して100ドルの価値の歌やアプリなどを持っていることになる。 これらのソフトウェアの爪が一度ひっかかると、人々が競合するタブレットよりiPadの購入を正当化するのは飛躍的に簡単になる。すでにユーザーのホームにインストールされている2億2000万のiOSデバイスがiPadの販売のパイプとしての機能を果たしている。Appleは、まさにタブレットを購入しようとする人々を惹き付ける快適で監督されたエコシステムを作るという素晴らしい仕事をした。 アプリストアの成功は、利用可能なソフトウェアを注意深く取捨選択することに基づいている。インターネットからプログラムをダウンロードしたりインストールしたりすることを懸念している人さえも、次から次へと喜んでアプリをダウンロードするのだ。なぜなら、彼らは自分が何を獲得しようと害がないことを確信しているからだ。 [...]

GoogleはGoogle+でFacebookを超えてソーシャルOSを目指す

14 years 3ヶ月 ago
ソーシャルメディア評論の第一人者ブライアン・ソリス、Google+のリリースから何故か一カ月以上沈黙を保っていたのですが、ついにGoogle+に関する彼の意見を発表しました。本人も満を持してと言うだけあって、いつも以上に長いのですが熟読して熟考する価値のある内容です。GoogleとGoogle+の未来について考えたい方はお時間ある時に是非。 — SEO Japan グーグル+に関する記事は星の数ほど存在する。そして、この急成長を遂げるネットワークの最新のスタッツが、に至る所で共有されている。そんな中、私は今までグーグル+に関する見解を温めてきた。考える時間が必要だったのだ。 フレンドフィード、グーグルバズ、そして、グーグルドットコムとその他の製品をミックスしたようなグーグルプラスは、ツイッターの初期以来となるレベルでの新鮮なアプローチでソーシャルな交流に臨んでいる。米国では、従来型の一流のTVネットワークは、CBS、ABC、そして、NBCのみである。一方、ソーシャルネットワーキングの世界では、トップスリー – フェイスブック、ツイッター、そして、グーグル+がアメリカだけではなく、世界のオンラインの注目を巡って、競っている。 生まれたばかりのグーグル+は既に勢いを得つつある。例えば、グーグルの+1ボタンは1日に23億回利用されていると伝えられている。10億以上のアイテムがグーグル+(グーグルプラス)で1日に共有され、受け入れられている。そして、グーグル+は既に短期間のうちに1000万人以上のアクティブユーザーを獲得している。このスタッツはフェイスブックやツイッター等のサービスと比べると、取るに足らないように思えるかもしれないが、1000万と言う数字を侮るべきではない。事実、たった16日間で、グーグルはフォースクエアが2年間を要したマイルストンを達成したのだ。下のイメージを見れば分かるように(出典:レオン・ハランド)、1000万人のユーザーを獲得するまで、ツイッターは780日間、そして、フェイスブックは852日間かかっていた。一方、グーグル+はたった3週間で2000万に到達した。一般に公開されているわけではないものの、登録するユーザーの人数はウナギ登りである。 1000万人がこのネットワークに参加することが出来たのは、少数の友人を招待する権利を持った、選ばれた少数のユーザーの存在があったからである。この戦略によって、最高にトレンディーな極秘の場所に入るための秘密のパスワードのように、招待の共有に拍車がかかっていった。高く評価される度に、需要は高まっていく。デビュー後の一週間、ツイートの3分の1以上がグーグルプラスに関連していた。事実、グーグルプラスが1億人のユーザーを最速で獲得すると一部の専門家はみており、この新しいメトリクスは自動車産業の速度に換算すると時速0-60マイル(時速0-100キロ)に値するようだ。 しかし、永遠に閉鎖性に頼るわけにはいかない。いずれグーグルは提供するユーザーエクスペリエンスによって成功をつかむか、放棄と言うお馴染みの結果を迎えるかのいずれかの道を歩むことになるだろう。 グーグルの集中的なサークル ここ数年間、グーグルはソーシャルネットワーキングを支配する摂理を理解することが出来ていなかった。ウェーブ、バズ、そして、+1を立ち上げた、意図的および意図的ではない浮かれた価値観を持った結果、エンジニアリングの文化が、ソーシャルネットワーキングに欠かせない公式の一部でしかない点を世間に露呈することになった。人間の行動の動機を理解するためには、社会学、民族学、そして、心理学の文化を把握し、これらの要素を受け入れられる有意義なサービスにまとめる必要がある。フェイスブックやツイッターを+1するためには斬新かつ人間的なアプローチが必要であり、この点を理解するには、クリス・メッシーナ氏やグーグルの元ユーザーエクスペリエンスのエキスパート、ポール・アダムズ等のような優秀な人物のチームが欠かせない。 アダムズ氏は、今日存在する限界の例として、フェイスブックを使ってお互いにつながりを持つ仕組みに関して、基礎の範囲内ではあるが説得力のある説明を行っている。この例では、世界で7億5000万人のユーザーを抱える、最も人気が高いソーシャルネットワークのフェイスブックは、最高で5000人の友達を通じて1つのソーシャルグラフを作るよう奨励している。その代わり、フェイスブックはリスト、グループ、そして、その他の製品を通して、ソーシャルグラフを一連の熱心なコミュニティに分割するためのレバーやスイッチを用意している。 テクノロジーは生活を模倣するわけではない。しかし、この機能が現実の世界でつながりを持ったり、コミュニケーションを取る仕組みを反映しているわけではない点は、社会科学者ではなくても分かるはずだ。しかし、フェイスブックの、人々がつながりを持ち、発見し、共有し、そして、話し合う仕組みは、デジタル世代の人間として進化する上で貢献しており、今後も貢献していくだろう。 説明の中で、アダムズ氏は、民俗学者や社会学者が指摘するであろうこと、つまり人々は、現実の世界ではソーシャルグラフを1つ以上構築していると言う事実を視覚化している。同氏は4-6のコミュニティ(インタレストグラフ)で構成されるコアのグループを作り出しており、それぞれのコミュニティでは、仕事、親友、そして、その他の特定の関係に至るまで、その人の生活の局面に焦点が絞られている。一部のコミュニティは永続し、一部のコミュニティは人々の出入りに応じて拡大/縮小するが、多くのコミュニティは短期のプロジェクトや好奇心を基にしており、一時的である。 ランダムに選んだ3000人のアメリカ人を対象とした調査では、大半の参加者が維持していた強いネットワークは4つのみであった。フェイスブックに関してアダムズ氏が共有していた例は、現在オンラインで“ネットワーク作り”を行う上で多くの人々が直面する難問を浮き彫りにしていた。 「デビー」と言う名のユーザーは、よりシームレスな形式のネットワーク作りに対する機会を提示していた。アダムズ氏も説明するように、サークルのメリットは明白である。 1. デビーはロサンゼルスからサンディエゴに引っ越した。 2. デビーはロサンゼルスに住んでいた際に作った友達のグループと今でもつながっている。 3. ロサンゼルスの友達の一部はゲイバーでバーテンダーとして働いていた。 4. デビーは現在生活を送るサンディエゴの友達のネットワークを同じソーシャルグラフで維持している。 5. 言うまでもなくデビーは家族とも連絡を今でも取り合っている。 6. また、デビーは頻繁にスイミングを楽しみ、10歳の子供達に競泳を教えている。デビーは他のトレーナー達、そして、一部の子供達と友達になっている。 この描写では、デビーが少なくても理論的には4つの異なるグループを維持していることが分かる。フェイスブックでデビーが共有する情報は、注意深く設定を行っていない場合、つながりを持つすべての人々に届く。アダムズ氏の例では、以前働いていたゲイバーでの深夜の遊びは、10歳の生徒達にも伝わってしまうことになる。なぜならデビーは当該のコンテンツをライクしていたり、コメントを残していたからだ。この仕組みはあまりにも複雑である。そして、消費者達はオンラインの交流を分割しようと考えているとは限らない。 ユーザーは設定画面であれこれ設定すのではなく、クリック一回で、それぞれのアップデートを関連するグループごとに評価することを望んでいる。これはフェイスブックグループとリストが 改善する余地がある領域であり、また、グーグルプラスが初めから輝きを放つ領域である。 まるでTVの脚本のようだが、グーグルサークルの生みの親になる予定であったポールは、グーグルを去り、フェイスブックに移っていった。これはあくまでも現実の話である。同氏のデジタルネットワーキングにおけるリサーチや方法論を考慮すると、興味深い動きと言えるだろう。同氏が綴った書籍、ソーシャルサークルズは間もなく出版される見込みだが、グーグルは販売を許可すべきかどうか現在判断している。 グーグルサークルの魅力 グーグルは、友達のグループの作成を、見た目が良く、そして、楽しい作業に変えると言う、フェイスブックとツイッターが成し得なかったことを達成した。ログインしてから数時間以内に私は家族、友達、仕事、そして、その他の特に気になる関心事や一時的な関心事に関連するサークルを作成した。 サークルを作成する機能が大きな話題になっている。グーグルの差別化の要素が、本当の意味で価値のある提案になるほど人々の行動が変わるかどうかは今の段階では何とも言えない。グーグルサークルは、アムズ氏の元々のリサーチを実行しているわけではない。サークルはニッチワークとネットワークを区別する一方、各グループ内の強い関係、弱い関係、そして、一時的な関係の区別に関しては関与していない。全てのグループには区別を必要とするサブグループが存在するのだ。 例えば、それぞれのグループで、ユーザー達は、連絡先、信頼する人物、知っている人物、そして、知り合いかどうか微妙な人物の層を維持している。このようなニッチワークで共有する情報の違いは、オンラインよりも、現実の世界の方が大きい。アダムズ氏によるグーグルのプレゼンテーションのイメージを見る限り、ユーザー達は住所や電話番号をグループ全体には明らかにしていないものの、一部の人達には公開している。グーグルサークルは、焦点が絞られたコミュニティの内部であるにも関わらず、最も重要な交流を担っているのだ。 今後、グーグルサークルは、現実世界での交流を真似するつもりなら、サブサークルを用意する必要がある。しかし、ユーザーはサブサークルを受け入れるのだろうか?あるいは単純に面倒な作業なのだろうか?オンラインの行動がどのようにオフラインの自尊心と性格に影響を与えるのかについて、私は常日頃から考え、そして、調べている。現実の生活でもサークルを維持しているとしても、オンラインの交流では簡素な仕組みを求める傾向が見られる。現実の生活で作るグループの多くは一時的である点を思い出してもらいたい。この行動をオンラインで真似ると、複雑な仕組みが加わり、ユーザーに歓迎されるとは私には思えない。ソーシャルアップデートの大半に対しては、区別のない交流に軍配が上がる可能性がある。コミュニティの一部と閉鎖的なコンテンツを共有することが可能な機能は役に立つものの、交流全体から見れば、少数と言えるだろう。しかし、これはあくまでも仮説である。繰り返すが、今の段階ではハッキリした答えは出せない。 サークルを優雅に、そして、容易に作成することが出来る点が話題になっている。これはハッキリしている。その結果、フェイスブック、そして、恐らくツイッターでも同じような機能を求める声が上がる可能性がある。フェイスブックの従業員は開発および思考におけるエリート集団である点を思い出してもらいたい。フェイスブックは、フレンドフィード、そして、ベルーガ等の多くのサービスを買収して、(個人的な仮説だが)ソーシャルグラフおよびインタレストグラフ内でユーザー達がお互いにコミュニケーションを取る仕組みを改善してきた実績がある。この分野においては今後もフェイスブックから目が離せない。 人間アルゴリズム ソーシャルウェブはPeopleRankまたはPeople Rankと私が名付けた(テッククランチに申し訳ないが、ピープルランクの名付け親は私だ)、社会経済的な階層に移行すると私は考えてきた。これは、一般の人々はウェブのデジタルアルゴリズムを補い、検索や発見の背景に関連する面白い、または役に立つと思ったコンテンツを増幅すると言う考えに基づいている。ツイッターはリツイートボタンを用意し、フェイスブックのユーザーはコンテンツをいいね!してネットワークのソーシャルストリーム内のビジビリティを高めることが出来るが、グーグルの+1は一般の人々に対して、ウェブ全域において素晴らしいコンテンツにフラグを立てると言うアイデアを紹介している。 グーグルにログインしていると、友達のアクティビティに基づいて結果が管理される。いずれ、+1は、現在のページランクに見られるように、コンテンツおよび目的地にピープルランクの層を適応するようになるだろう。これはSEOとSMOの自然な融合と言い換えることが出来るだろう。+1に対抗するため、フェイスブックはデリケートなプライバシーのバランスを乱すことなく、コンテンツの発見しやすさを高めなければならない。 データポータビリティ 現在、誰がソーシャルネットワーク内の個人的なデータを所有しているのだろうか?大抵の場合、ネットワークが所有していることが多い。数年間をかけて、個人や企業は時間、リソース、そして、資金を投じて、適切なネットワークを構築し、有益なコンテンツを管理し、特別なイベントを計画し、そして、好奇心をそそられるコメントやウェブサイトをブックマークしてきた。現時点では、このコンテンツの大半はネットワークに閉じ込められ、他のシステムでは閲覧することが出来ない状態である。グーグルは、若干オープンなアプローチを採用し、連絡先の情報やデータをエクスポートを認めている。現在、グーグルはグーグルテイクアウトと呼ばれるサービスを介してテストを行っている。この便利な機能を使うと、+1したサイトのリストをエクスポートすることが出来るようになる。 当然ながら、これは時間をかけて進化していくことだが、重要度は高い。DataPortability.orgに所属する私の友人は、以前からこの問題に取り組んでいる。グーグル+とフェイスブックの進化において、データポータビリティは避けては通れない道である。そのためには、一歩先を見越した、オープンなアプローチにネットワークを移したいと言うユーザーの要求が高まる必要がある。 グーグルのブランドページ 企業からの圧倒的な要求により、グーグル+はブランドページの初期のバージョンを導入しようとしている。当初、グーグルは企業関連のページを削除していた。そして、公式に管理可能な数の企業を迎え、テストを行い、ユーザーエクスペリエンスの改善を支援するテスト段階に招待している。ブランドはこのテストを消費者との直接的な交流を行う大きな機会と見ている。フェイスブックでは、一部のブランドは3000万回以上いいね!を獲得しており、過去のメディアでは存在しなかった熱心なブランドのネットワークを構築している。 例えば、以下のトップ20のブランドは目覚ましい数のオーディエンスをフェイスブックで獲得している: 1. コカコーラ(31,762,653) 2. ディズニー (26,613,752) [...]

スティーブ・ジョブズのように売りまくる方法

14 years 3ヶ月 ago
Macの長年の成功に始まり、まさかの音楽プレーヤーiPodで方向転換、さらにはiPhoneにiPadを世の中に出し大ヒットさせてきたApple。最近ではなんと時価総額世界No.1に躍り出るまでに成長し、まさに世界を代表する大企業としてネット時代をリードしています。そんなAppleを取り仕切るのが皆さんご存じのスティーブ・ジョブスなわけですが、今回はジョブスの「セールスマン」としての才能に着目し、何か参考になる点を探してみようという大胆な試み?の記事をコピーブロガーから。 — SEO Japan それはいたってシンプルな公式だ。 読者をあなたの製品の購入者に転換するためには、彼らに以下のことを提供しなければならない。 思わず驚くメリット 配偶者に説明できるような理由 もしあなたが自分の見込み客に、彼らがあなたの特定の製品を所有することを望む/必要とする/期待する理由を与えることができれば、命運を左右する―かつ、避けては通れない―配偶者への“セールス”の会話を手助けすることに非常に大きな役割を果たすことができる。 転換に失敗するライティングには、この公式の半分しか含まれていないことがよくある。 スティーブ・ジョブズ(と、そのコピーライター)が、次から次へと出す製品でこれをいかに成し遂げているのか見て行くとしよう・・・ 私は自分がiPadをうらやましいと思うなんて知りもしなかった 最近私は、あるグラフィックデザイナーとミーティングをした。 私は、彼女が真新しいiPadで自分の見事な作品例をものすごい勢いで送っていくのを目を輝かせて見ていた。その画面は息をのむような素晴らしさだった。 そして密かに10点満点で5点に過ぎなかった私の彼女への評価は何故か一気に10点に駆け上がった。 “家計は苦しいのだ。すでにノートパソコンもデスクトップもスマートフォンも持っているのに、iPadにさらに800ドルも使えば妻に殺される!この買い物は正当化できないぞ“と私は自分に言った。 これを翻訳すると・・・ “私もこれを手に入れなければ。今。“ 単なる言葉のとりこになる 2時間後、AppleのウェブサイトでiPadについて調べている自分がいた。 セールスページを読むと、こんなことが書いてあった… “ネットサーフィン、メールチェック、映画鑑賞、読書がとても自然なため、あなたは自分の指の下に信じられないようなテクノロジーが詰め込まれていることなんて忘れてしまうかもしれない” …この言葉が私にインターネットの力を手にソファーに横になる自分を想像させた。 さらに、こんな文章も… “iPadは、9.7インチの高解像度の大きく美しいディスプレイで、写真、映画、ウェブページ、書籍をはじめあらゆるものを見ることができる。” …そして私は、自分のiPadを同僚の前で使い、iPaddiansと私が呼んでいる想像上の排他的コミュニティのメンバーページを見せびらかすことを空想した。 もちろん、私もそのメンバーの一員だ! しかし、これらは単なるいっときの思考にすぎなかった。私の実用的な側面がこの感情的で浅はかな考えにすぐに冷や水を浴びせた。 私はマリブのビーチハウスを買うことはなかったものの、それでもかなりのお金を使っていた。 そんな虚栄心に800ドルも使うなんてどうやって妻に話すことができるというのか? 無理だ。私はやめておくことにした。iPadは次のクリスマスまで待たなければならないだろう。 私の購入までの軌跡 その後、私はiPadの機能を目にした: デュアルコアA5チップ ? このテクノロジーがあれば、もっと早く仕事ができるではないか! 10時間のバッテリー駆動時間 ? 私のノートパソコンの2倍の長さだ! 瞬間起動 ? 私は起動に一日3分も無駄にしてきたに違いない! 20分後、私はレシートをプリントアウトしていた。それはとてもいい気分だった。 スティーブのコピーライターは、この購入は理にかなっていると私に確信させた。 どうやって彼らはそれをしたのか。 感情的になること あなたは前にも聞いたことがあるだろう。なぜなら、それは真実だからだ。購入活動は感情的な体験である。 そして、あなたが見込み客の感情に入り込む方法は山ほどある。 iPadのセールスページは、読者の中に感情的な反応を引き起こすためにたくさんの戦略を使用している。以下にいくつか取り上げよう。 読者に感じさせる: もしあなたが製品を販売しているなら、それをすでに所有していることを見込み客に想像させることだ。サービスなら、そのサービスが提供する恩恵を受けている満足感を呼び起こすような言葉を使うことだ。 Appleは、その製品を所有する体験を伝える広告文を書くことにダントツに長けている: “美しい画面…軽く持ち上げて部屋を横切っていく人に見せたり、隣に座っている人と一緒に楽しんだり、美しい画面をみんなと共有することができます。” クラブに参加させる: 高級な製品を所有したりユニークなサービスを体験するグループに属したいという読者の願望をうまく利用する。“属する”という願望は、購入の強力なモチベーションである。 [...]

2011Q2インドのPC市場、売上ベースで対前年同期比2.6%増 など

14 years 3ヶ月 ago
2011Q2インドのPC市場、売上ベースで対前年同期比2.6%増
2011/8/26のIDCのリリースから。

http://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prIN23006111

2011/8/26の週の米メール・マーケティング、Labor Day向けが上昇
2011/8/27のRetail Email Blogから。

http://www.retailemailblog.com/2011/08/week-end-trends-email-volume-spikes.html
Hiromi.Ibukuro@gmail.com (衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ))

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る