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業態と人材

10 years ago

  「広告会社という業態を維持していていくためには、今の人材では立ち行かなくなった。」そう感じる関係者が多くなった。「業態」の維持というより、今の販売先と仕入先、つまりはポジション(立ち位置)の維持ということを言っているのかもしれない。消費者のコミュニケーション構造が変わり、クライアントの求めるものが変わった。広告主とは言うが「広告」が買いたいのではない。
 
  ベムには、マーケティングのデジタル化に関わるコンサル要請が多く来るが、このところ広告代理店の変革に関してのコンサル要請も増えている。

  そのほとんどが、今の「業態」を維持するためにはどう変革したらいいでしょうか?というものだが、「ポジション」を変えずにその会社を維持するためには人材のほとんどを入れ替える必要があり、日本ではそんなことをするより、その会社は潰して、まったく新しい会社で、新しい人材で始めるほうがずっと現実感がある。そもそも経営者がデジタル対応できない人材なのに、社員だけ「デジタル化に対応して生き残ろう」ということ自体無理があり、ずいぶん図々しい話だ。

 特にハウスエージェンシーに関しては、「知見とデータを社内に確保する」という大きなテーマを企業グループ内で実践する必要があり、本来ならデジタルマーケティングの「核」として機能することが求められる。「立ち位置」からしても、企業のインハウスマーケティングラボとして生き残るしかない。またメディアレップ型エージェンシーであれば、取引のオンライン化(プログラマティック化)の主導をしなければいけない。広告の「手売り」に限界があるのは誰が見ても明らかだ。ところが伝統的な古いタイプのハウスエージェンシーにはどうにもそうしたスキルがない。テクノロジーにもデータ分析にも弱い。
 
 さて、どうしたものか・・・。

 会社のポジションで今後もビジネスをするなら、人材を(経営者も含め)大量に入れ替えて、全く違うスキルをもつ人材を導入する。今の人材でビジネスを続けるなら、上記のような構想は新会社に任せて、既存のスキルとその競争力を最大限生かせる市場に開放する。つまり資本から離れる。そもそもその競争力もなくて、資本でだけ仕事をしていたなら、解散する。

 企業はハウスエージェンシーというものを考え直す時期だろう。

 従来型のハウスエージェンシーがない企業は逆に「インハウスマーケティングラボ」「インハウストレーディングデスク」機能、つまり企業グループ内のデータドリブンマーケティングを担う存在をイチからつくるチャンスである。
 新会社というものには、人材をハイブリッドにするチャンスがある。初めから新たなスキル開発を想定して、マーケターとデータサイエンティストをコンビにして仕事をする体制とかを組むことも出来る。

 今、食いつないでいる日々の仕事がある従来型のハウスエージェンシーをまったくスキルの異なるデータドリブンマーケティングを主導する集団に変えるのははっきり言って無理である。

 ということは、ハウスエージェンシーの生き残りだけを模索することにはほとんど意味はなく、その企業ないし企業グループのデータマーケティングをどう構想するかが先になければならない。

 規模はあまりに違いすぎるが、ウォルマートのラボはマーケティングテクノロジー会社を買収した。リテーラーは特に進んでいる。

 グループで多くの事業会社が展開している、または同じ商品カテゴリーでも多くのブランドを展開している大企業は、マーケティングラボをグループ内でPLを切り出して持つことが必然だろう。しかしそこには分析人材をどれだけ集められ、ビジネスを実践してきたマーケターとどう融合できるかのビジョンがないと成り立たない。

 「データを制する者がビジネスを制する」これは、「広告ビジネス次の10年」のサブタイトルだが、データがそのままビジネスを制するのではなく、データドリブンなマーケティング施策がビジネスを制するのである。つまりデータそのものには何の価値もなく、データをインテリジェンス化し、マーケティング施策の企画実施に反映させてこそ価値を生む。そこには今までにはないハイブリッドはスキル開発が絶対に必要である。

 新しいスキルには新しい器がふさわしい。

 「左脳でインプットして、右脳でアウトプットする」人を育成できる場としての「新会社」である。

 ベムは、新組織でも新会社でもその「器」のなかに入れるべき人材のスキルをしっかり、具体的に定義することが本当に大事だと思う。例えばデジタルインテリジェンスのコンサルではこれを非常に具体的に定義する。具体的に何ができる人がいるべきか・・・。そこが大事だ。

ユナイテッドアローズがオムニチャネルやOtoOで成果をあげている5つの施策 | 通販新聞ダイジェスト

10 years ago
店舗取置対象の拡大、自社EC欠品時に店頭在庫を引当、パーソナル接客、ウェブ接客、EC限定商品・予約販売品、など

ユナイテッドアローズは“オムニチャネル”や“O2O”をキーワードにした取り組みで成果をあげている。

UAの2016年3月期の自社ECと他社ECモール経由を含むEC売上高は前年比14.3%増の162億7500万円となり、計画比で4.8%上ブレした。このうち、自社ECの売上高は同6.1%増となり、堅調を維持している。

同社はリアルとネットの連携強化に向け、早くから自社ECの商品詳細ページで実店舗の在庫状況を表示したり、店舗取り置き(試着予約)をサービス化したり、着こなしの参考になるスタッフスタイリングを掲載するなどしてきたことが実を結んでいるという。

店舗取り置きは対象を全ブランド、全店舗に拡大。ワンクリックで取り置き依頼ができる利便性と確実に商品が手にとれる安心感などから、前期の利用件数は前年に比べて10%以上増えるなど利用頻度が高まっているのに加え、購入にもつながっているようだ。

自社ECの欠品時に店頭在庫を引き当てる取り組みも昨年から全ブランドでテストを実施しており、今期から本格化。機会ロスの低減を目指す。現状、店頭在庫をECで販売する際の売り上げ計上の仕方や評価制度は、ブランドごとにルールを決めているという。

前期は、自社ECでのパーソナル接客も強化。昨年夏にレコメンドエンジンを実装し、嗜好の近いユーザーをセグメント化するなどデータに基づいたレコメンドを始めた。同社では同エンジンに売り上げ規模の大きい実店舗のPOS情報も反映させることでレコメンドの精度を高めている。

昨年10月にはウェブ接客ツールも導入し、特定のセグメントに向けてさまざまなアナウンスをポップアップ画面で表示している。ただ、レコメンドやウェブ接客ツールを見た顧客のサイト滞留時間は伸びているものの、売り上げに直結していないことから、さらに精度を高めたい考え。

また、同社ではEC限定品や予約販売品も強化中だ。どちらも人気ブランドの「ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ」や「ユナイテッドアローズ グリーンレーベルリラクシング」などで展開している。

EC限定品は少ない生産ロット数で展開できるメリットを生かして“当たる”商品の確率を高めており、ウェブで売れた商品は店頭で販売するケースもある。予約販売は自社専用品だけでなく、仕入れ品でも展開。とくに人気商材を確実に手に入れたい消費者は多く、前期の予約販売品の売り上げ構成比は前年比1.2ポイント増の9.8%に拡大したという。

一方、ECチャネルにおける機会ロス率の高さがさらなる成長のボトルネックとなっていることから、今期の経営方針としてEC投入量の拡大を掲げる。自社ECでは店頭在庫の活用に着手しているが、中期的なECの成長速度に合わせて投入量自体を増やす。

17年3月期のEC売上高は前年比20.3%増の195億円強を計画。「積極的に再入荷リクエストに応えることで自社ECも前年比20%増を目指したい」(高田賢二執行役員)とする。

8月1日にはハウスカード会員とEC会員を統合してポイントを共通化するほか、ハウスカードアプリとECアプリもひとつにする。

海外でのEC展開については7月4日、台湾子会社を通じて現地で自社ECを開始。店舗を構える「ユナイテッドアローズ」と「ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ」を販売。認知向上と売り上げ拡大を図る。

「通販新聞」掲載のオリジナル版はこちら:
ユナイテッドアローズ、リアルとネットの連携で成果(2016/06/30)

通販新聞

スマホとタブレット、メディア総接触時間の約3割に

10 years ago
博報堂DYメディアパートナーズが「メディア定点調査2016」の結果を発表。「携帯・スマホ」と「タブレット」の接触時間の合計が、メディア総接触時間の29.3%を占めた。また、「テレビ」をインターネット回線に接続している割合は、初めて3割を超えた。調査開始から10年を迎え、時系列分析をしたところ、「携帯・スマホ」について「情報が早くて新しい」というイメージは、10年間で3倍強となっていた。
noreply@blogger.com (Kenji)

Amazonの「プライムデー」に参加する日本の販売事業者は2015年比で2倍

10 years ago
「プライムデー 2016」のタイムセール商品のうち、30%以上が販売事業者による出品商品

Amazonは7月11日、プライム会員向けのビッグセール「プライムデー 2016」(7月12日開催)に参加する日本の販売者数が昨年比で2倍以上となり、出品商品数が数千点になると発表した。

初開催となった2015年の「プライムデー」で売り上げを伸ばした事例が多く報告されているい参考記事。2016年も大きく売り上げを伸ばせると期待する事業者の参加が増えたようだ。

「プライムデー」は世界10か国で同時開催する。販売事業者が出品する商品数が世界的に伸びており、前年比で約2倍になっているという。

「プライムデー 2016」のタイムセール商品のうち、30%以上が販売事業者による出品商品で占められているという。

また、「プライムデー 2016」開催に先駆けて目玉商品の一部およびタイムスケジュールを公開。テレビのHDMI端子に挿すだけでAmazonビデオなどがテレビの大画面で楽しめる「Fire TV」を特別価格で販売するほか、人気の乗用車、ハイスペックパソコン、ワインセットなどをお得な価格で販売する。

女子プロとのラウンド招待券付きゴルフウェア、 LinQ トークイベント付ブルーレイといった商品を販売する。

AmazonのCMで話題になった「ライオンのたてがみ犬用コスチューム」もタイムセールで販売する

 

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

中川 昌俊

CSS Nite in KOFU, Vol.6が終了しました

10 years ago

2016年7月9日(土)山梨県立図書館 2F 多目的ホールでCSS Nite in KOFU, Vol.6を開催しました。

ツイートは下記にまとめました。

次のブログで取り上げていただきました。ありがとうございます。

こちらは出演者のブログ。

CSS Nite実行委員会

楽天、9月から実施の「違反点数制度」などに対し、出店者の意見を反映させる考えを明らかに

10 years ago
優良店舗に対しては優遇措置を行うことも検討

楽天は今年9月から実施を予定している「レビューへの傾聴施策」と「違反点数制度」について、店舗からの意見を吸い上げ、その意見を反映させる考えであることを明らかにした「レビューへの傾聴施策」と「違反点数制度」についての詳細についてはこちら。楽天の新たな制度に対しては、特に「違反点数制度」に対し、出店者から批判的な声が多く出ている。楽天が柔軟な対応を行うことを明らかにしたことで、出店者は今まで以上に意見が言いやすくなり、出店者、楽天双方の意見が反映された制度となることが期待される。

7月8日にメディア向けに開催された情報共有会で河野奈保上級執行役員は

最近は出店者にとって厳しいことをお願いすることが多かったが、この制度に関しては出店者からの意見を聞く姿勢でいます。そのため、9月までの2カ月間、ブラッシュアップを行っていき、そもそもそれが違反に当たるのかを含め、違反点数、違反金の妥当性についても検討していきたい。

と話した。

また、違反点数が付与される事案が発生した場合に、いきなり違反点数を付与するのではなく、最初は出店者からヒアリングを行い、それでも改善しない場合に対して違反点数を付与していく考えで、ヒアリングを行って店舗の言い分が正しい場合は、制度の改正も行っていく考えであることも明らかにした。

今年6月に出店者に対して「レビューへの傾聴施策」と「違反点数制度」について案内した後、いろいろな意見が寄せられているが、多くは「この場合は違反になるのか、ならないか、違反点数はいくらになるのか」といった細かい確認だという。そのため、9月の制度スタートまでに細かな点に関しても分かりやすく理解できるように、現在、協議している最中だとしている。あわせて、詳細がわからないため不安になっている出店者も多いと感じたことから7月7日に、これまで多く寄せられた質問に答えるQ&Aを出店者向けに公開したという。

今回、導入する制度の目的は、ペナルティを与えることではなく、しっかりと運営している店舗が損をこうむらないことだとして、今後、優良店舗に対する優遇措置を行っていくことも明らかにした。具体的には、検索順位が上位に表示されるようになるほか、優良店舗に対してアイコンを付与するなどして、消費者に優良店舗であることが分かるようにしていくことを検討している。

楽天はこれまで出店者と二人三脚で事業を行ってきたが、こうした制度改善に対しては店舗さんはすごくマイナスに考えていることが分かった。楽天としてはペナルティを与えることが目的ではなく、優良店舗さんにより売りやすい場を提供することが目的なので、今後、優良店舗に対する優遇措置を発表していくことで、今回の制度をマイナスではなくプラスに捉えられるようにしていきたい。(河野上級執行役員)

情報共有会で違反点数制度などについて説明する河野奈保上級執行役員

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

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中川 昌俊

売上高300億円を突破した爽快ドラッグの課題は? 小森社長に聞いてきた

10 years ago
「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー」のグランプリを7年連続で獲得、売上高311億円の大手ECの「爽快ドラッグ」小森紀昭社長へのインタビュー

7年連続で「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー」のグランプリを獲得するなど、EC業界をけん引する1社の爽快ドラッグ。だが、小森紀昭社長は「このままでは、EC業界の流れに置いていかれるのではないか」と危機感を強く抱いている。爽快ドラッグが抱える課題は何なのか。越境ECの取り組みなどもあわせ、今後の展開なども聞いてみた。

売上高は21%増の311億円に

――2016年3月期の売上高は前期比21%増の311億円となりました。

正直なところ、もう少し伸ばすことができたのではないかと思います。ただ、前期の目標として「爽快ドラッグ」は20%成長、「ネットベビー」が10%成長を掲げており、この目標を達成することはできました。

今後の足掛かりとしてペット用品ECサイト「快適ねこ生活」などのココロを買収。2015年から始めた越境ECもうまくスタートを切ることができました。着実に成長できた1年だったと思っています。

――特に注力した点は。

「爽快ドラッグ」は総合店舗として運営してきましたが、ケース販売する飲料は送料込みで販売した方が良いのではないかと考え、別店舗「爽快ドリンク専門店」として運営を始めました。「楽天市場」のショップ・オブ・ザ・イヤーでジャンル賞を獲得できるほど成長したので、方向性は間違っていないと思っています。

――物流の改善を常に行ってきましたが、前期はどうですか?

「ネットベビー」の倉庫を2016年5月に統合し、3か所に分散していた関東の倉庫を1か所に集約。合計延べ床面積も増床させました。「ネットベビー」は従来、ベビーカーやチャイルドシートなどが中心でしたが、倉庫の統合で、おむつ、おしりふき、ミルクなど消耗品の品ぞろえを増やすことができました。リピート購入するユーザーが増えてきています。

システム面では「爽快ドラッグ」と「ネットベビー」の統合が進んできました。別会社にする意味がなくなったので、2016年6月、爽快ドラッグに吸収させる形で、会社統合も行いました。

爽快ドラッグの「爽快ドリンク専門店

ケースで販売する飲料に特化した「爽快ドリンク専門店」

「Tmall Global」内の日系企業で流通額1位を達成

――2015年5月から中国向け越境ECを開始しました。手応えは?

とてもいい手応えを感じています。うまくいっている要因は、パートナーでしょう。現地パートナーの(住友商事の中国現地子会社)住商電子商務上海では、以前から「天猫(Tmall)」上で商品を販売しているので、「Tmall」の販促を熟知しています。「爽快ドラッグ」の「天猫国際(Tmall Global)」店の運営を一手に引き受けてくれています。「Tmall Global」は「Tmall」と同じ管理画面ですので彼らは操作を熟知している。販促の仕組みなどもよく知っているので、一気に売り上げを伸ばすことができました。

おそらく「Tmall Global」で販売している日系企業では流通金額が1位となった月もあると想定しています。これからも期待できる市場で、さらに売り上げを伸ばしてていけると考えています。

――日本ではメーカーと協力した販促を実施してきました。中国でも、メーカーへの情報提供、一緒に販促を行っているのでしょうか。

同じようなことを中国でもやりたいと思っています。とはいえ、まだまだ始めたばかりの段階。まずは取扱商品を増やして、売り上げを伸ばしていきたいですね。

爽快ドラッグの越境ECサイト

「Tmall Global」に開設している「爽快官方海外旗艦店」

配送スピードアップをしなければ、置いて行かれる

――現状の課題は。

やはり、物流です。「ネットベビー」の物流は全品365日17時までの注文は「あす楽」に対応しています。ドリンクのケース出荷も配送リードタイムはかなり短くなってきたので、さらに改善させていきます。

一方、「爽快ドラッグ」を中心とした梱包が必要な店舗の物流は、ある程度リードタイムを犠牲にしながら、赤字にならないように事業を展開してきました。しかし、Amazonがプライムサービスを始めたり、ヨドバシカメラが全国8割で翌日配送できる体制を整えるなか、いまのままでは「爽快ドラッグ」は置いていかれるのではないかと考えています。そのため、翌日配送できるような体制を整えていかなければならないと考えています。

――今期の取り組みは

モール店や自社サイトで直接商品を販売するだけでなく、NTTドコモに商品を提供するといった施策も行っています。今期(2017年3月期)は新たに「auウォレットマーケット」との提携も進めています。現在は店頭での販売だけですが、8月にはWebでの販売も始まるなど、商品提供する事業が大きく伸びるのではないかと期待しています。

リクルートのベビー用品ECサイト「赤すぐ」に対して、「ネットベビー」のベビーカーやチャイルドシート、おむつ、ミルクなどの消耗品を提供することになりました。

――今期の売り上げ目標は。

前期(2016年3月期)に買収したココロの売り上げが通年で寄与することもあり、400億円を超える目標を設定しています。

爽快ドラッグの小森 紀昭 社長

小森 紀昭 社長

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

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中川 昌俊

消費者の半数超がECモールの大規模セールに参加したことがないことが判明

10 years ago
セールの利用状況では「楽天スーパーセール」が圧倒

ジャストシステムが7月7日に公開した「モバイル&ソーシャルメディア月次点調査(2016年6月度)」によると、「楽天スーパーセール」などネット通販の大規模セールを利用しているユーザーは41.2%で、まだ半分以上の消費者はネット通販の大規模セールを利用していない状況にあることが分かった。

ECモールなどが実施する大規模セールの利用状況を尋ねると、「よく利用する」が11.5%、「ときどき利用する」が29.7%。あわせて41.2%が「利用する」に回答した。

消費者の半数超がECモールの大規模セールに参加したことがないことが判明、ジャストシステム調査

「よく利用する」「ときどき利用する」と回答した453人に、ECサイトの大規模セールへどうやって辿り着いたのか聞いたところ、51.9%が「それほどECサイトの大規模セールを意識はしないが、たまたま見かけた際に利用することが多い」と回答した。

「大規模セールにこだわらず、ECサイトのセール情報は事前に調べてその日を狙って利用することが多い」は20.5%、「大規模セールについてはスケジュールなどを調べてその日を狙って利用することが多い」が26.0%。計画を練って、セールに参加している消費者は少ない状況にあるようだ。

消費者の半数超がECモールの大規模セールに参加したことがないことが判明、ジャストシステム調査

どの大規模セールを利用したのかを尋ねたところ、楽天市場の「楽天スーパーセール」が圧倒的。次いで「楽天大感謝祭」「楽天イーグルス感謝祭」。利用者数調査などでは、「楽天市場」よりも「Amazon」の方が利用者が多いが(参考記事)、セールでは「楽天市場」が流通額を伸ばしているようだ。

消費者の半数超がECモールの大規模セールに参加したことがないことが判明、ジャストシステム調査

なんらかのSNSを利用していると回答した809人に対し、SNS経由で商品を購入した経験があるかを聞いたところ、「SNS経由でよく商品を購入する」が7.7%、「SNS経由で時々商品を購入する」が17.6%で、あわせても25.3%。インスタグラムなどのSNSも広まっているが、なかなか商品購入につながってきていないようだ。

消費者の半数超がECモールの大規模セールに参加したことがないことが判明、ジャストシステム調査

調査は15歳~69歳の男女1100名を対象に、ジャストシステムが、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施したもの。

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

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中川 昌俊

自社ECに新規客を呼び込む「見えない高価値なキーワード」の探し方 | いつも.ECコンサルタントが明かす売り上げアップにつながるEC最新情報

10 years ago
リスティング広告を賢く運用するために必要な事は、本当に価値の高いキーワードをキチンと知ることから始まります!既にECを運営しているのであればコンバージョン経路を探ることでそれが見つかります!
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みなさんこんにちは。いつも.のECコンサルタントです。今回は、リスティング広告の費用対効果について、知らないと判断を誤る本当に価値の高いキーワードを見つける方法をご紹介しましょう。

リスティング広告は、目的買いのお客様を迷わずカートページに誘導することができ、上手く運用することで大きな効果が期待できるため、多くの事業者様が活用しています。

しかし、多くの流入が見込めるキーワードはその分価格も高く、コストがかさんでしまうため、賢く運用する必要があり、店舗では各キーワード毎の費用対効果に注目して運用していると思います。

例えばGoogle AdWordsで運用しているキーワード毎の費用対効果を GoogleAnalyticsでも一覧表示できるため、一目でそのキーワードの費用対効果を見ることができます。ところが、実はその数字には反映していない隠れた効果と価値があり、その価値を見落として費用対効果のみを追求してしまうと、自社のマーケットをドンドン狭めてしまうことがあるのです。

今回は、そのような失敗をしないためにキーワードの隠された本当の価値の探し方をGoogle Analyticsを例に紹介していきましょう。

Google Analyticsで「集客」→「アドワーズ」→「キーワード」とメニューを進めると、有料検索からの流入で商品を購入したキーワードを確認することができます。広告費用と売上が表示されるため、どのキーワードが売上に直結しているのかを確認するのに大変便利です。しかし、中には検索流入が多いキーワードで、高い広告費になっているにも関わらず売上に直結していないものも見つかります。

adwordsのキーワード別効果測定

こういったキーワードが見つかった際、広告の費用対効果を上げる為には、広告ワードから除外しようという判断になる訳ですが、実はこの数字のみで判断するのは大変危険なのです。その理由が「キーワードの関節効果」です。

先にご紹介したデータの見方では、あくまでも有料検索から流入したユーザーがそのタイミングで商品を購入した場合の「直接効果」のみを取り出していますので、売れるキーワードは商品名や店舗名などの指名ワードが多くなります。

しかし、そのようなユーザーは事前にその商品や店舗の情報を何らかの形で認知していたことになるので、最初は別のキーワードで検索し、店舗に来ていた可能性があるのです。
(図の例では、「美味しい」というキーワードで検索流入した場合そのまま商品を購入したケースはゼロになっており、効果がなかったように見えます。)

最初は商品や店舗を決めずに、「こんなものが欲しい」「こんな情報が欲しい」という検索を行い様々な情報を得て、後日に気になった店舗に商品を購入するために店舗名などの指名ワードで戻ってくるというお客様は少なくありません。つまり店舗や商品を知るきっかけになったキーワードは「間接効果の高いキーワード」と考えるべきで、この存在は、広告という観点に立てば新規で購入頂けるお客様を増やす仕組みであり、自社のマーケットを広げる上で貴重なのです。

このような間接効果を考慮せずにキーワードを取り下げてしまうと、新規で購入してくる顧客が徐々に目減りしてくることがあります。このようなことにならないためにも、広告を取り上げる前に確認して欲しい項目があります。それが「コンバージョン経路」です。

コンバージョン経路を確認して、新規顧客を増やし続ける

コンバージョン経路とは、商品を購入したユーザーが過去を含めてどのような経路を辿って商品購入に至ったのかを見ることができる項目です。

キーワードのレポートでは、あくまでも「有料検索」→「即購入」というお客様の数しか追うことができませんが、コンバージョン経路を確認すれば「オーガニック検索」→「有料検索」→「後日オーガニック検索」→「購入」など、購入までに至った流入経路を全て閲覧することが可能なのです。

Analyticsの「コンバージョン」→「マルチチャネル」→「コンバージョン経路」を選択すると全てのコンバージョン経路を表示することができます。そこで、有料検索で絞込みを行い、「セカンダリディメンション」で気になるキーワード(図では「美味しい」)と検索すれば、下図のように気になるキーワードのコンバージョン経路を表示することができます。

間接効果を絞り込んで確認

ここでは、先ほどキーワードのレポートでは効果がゼロだった「美味しい」というキーワードが実はコンバージョンにつながっていることを確認できます。この経路を確認すると最終流入は「オーガニック検索」・「ノーリファラー」(お気に入りやURLの直接入力など)「その他の有料検索」などが最終流入となっているため、購入に繋がる店舗や商品の認知効果に貢献したことがわかります。ただし前出のキーワードレポートのみを見ると費用対効果がゼロであるかのように見えてしまうのです。

このようにコンバージョン経路を確認することで、そのキーワードの本当の価値を推し量ることが可能になります。レポート上の費用対効果の低い広告を削れば瞬間的に費用対効果は上がりますが、新規流入を減らしてしまう可能性も高いのです。

コンバージョンに至る顧客の検索キーワードの変化を想像するのは並大抵のことではありませんが、コンバージョン経路のデータを活用すれば、長い目で見て自社に必要なキーワードを絞り込むことが可能です。目の前の費用対効果のみで判断せず自社にとって有益なキーワードの選定を行い自社の売上を伸ばしていきましょう。

・ECに関する経営や売り上げアップのご相談は株式会社いつも.にお気軽にお問合せください。
・また、より実践的な情報がいつも.の本「ECサイト[新]売上アップの鉄則119」に掲載しています。
ご興味のある方はぜひご購入ください。

株式会社いつも.入山

「株式会社いつも.公式ブログ」掲載のオリジナル版はこちら:
自社ECに新規客を呼び込む「見えない高価値なキーワード」の探し方(2006/07/05)

株式会社いつも.

Eコマースビジネス支援に特化し、成功に必要なコンサルティング、集客、構築・制作、販売、CRM、物流、カスタマー対応までを一社完結で提供。

現在、国内最大規模となる7700社以上の企業(2016年6月時点)とサポート実績があります。約4年前から米国Eコマースの成功事例や情報を研究する専門部署(EC未来研究所)を設け、情報収集と発信を実施。そこから日本流のスマートフォン、ソーシャル、O2O、フルフィルメント、CRMなどのコンサルティングも提供している。

株式会社いつも.

Yahoo!ショッピングのトップページを自動作成&自動更新できる「URERU」、LSソリューションズ

10 years ago
高品質のTOPページ提供で転換率の向上などにつなげる

EC支援事業のLSソリューションズは7月6日、Yahoo!ショッピングに出店するストア向けに、トップページを自動生成し、 日々の更新業務を自動化するサービス「URERU(ウレル)」の提供を開始した。

トップページの自動更新により日々の業務削減に加え、デザイン性の高いトップページを提供。消費者の安心感につながり、転換率の向上などが期待できるとしている。

Yahoo!ショッピングのAPIと連携し、登録している商品情報やカテゴリ情報などを自動取得。デザインテンプレートへ自動的にデータを組み込み、トップページとして生成する。

あらかじめ設定した周期ごとに最新のデータを取得することで、最新情報を自動的にトップページに表示することもできる。

トップページのテンプレートはすべてレスポンシブデザインを採用。スマートフォンで閲覧した場合も表示が最適化される。

利用料金は初期費と最初の30日間は無料。31日以降は有料で、30日チケットが5400円となっている。

今後、「URERU(ウレル)」のマルチプラットフォーム対応や越境EC向けの機能追加などを行う。2016年度中に1000店舗、2017年中に3000店舗への導入をめざす。

このようなTOPページが自動生成可能に

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

中川 昌俊

【ブログ読者へご連絡】7/12〜7/15のブログ更新をお休みします

10 years ago

MobileBeat 2016

海外SEO情報ブログの読者のみなさまへ

いつもご訪問ありがとうございます。

7月12・13日に米サンフランシスコで開催される MobileBeat 2016 に参加してきます。

そのため今週の残り、7月12日〜15日のブログ更新をお休みします。
Web担当者Forumの連載コラムも今週はお休みです。

MobileBeatはモバイルをテーマにしたカンファレンスです。
ただし検索に直接かかわるカンファレンスではなく、AIやチャットボットをテーマにしたセッションが多いようです。
それでもモバイルの世界の新しいことが学べることを期待しています。
良い情報が手に入ればこのブログで共有します。

それではまた来週!

- 【ブログ読者へご連絡】7/12〜7/15のブログ更新をお休みします -

Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM by Kenichi Suzuki

Kenichi Suzuki

【確定】誰が記事を書いたかをGoogleはランキング要因にしていない、もう一度ジョン・ミューラーに質問してみた。

10 years ago

[レベル: 中級]

GoogleのJohn Mueller(ジョン・ミューラー)氏によれば、記事がだれによって書かれたかをGoogleは認識しておらず、コンテンツ品質の評価要因にもしていないとのことでした。

とはいえ、僕の質問の仕方がよくなかったせいか、コピーコンテンツの判断をGoogleは上手にできるという話がメインになってしまっていました。

そこで、先週のオフィスアワーでもう一度、今度はもっと明確に、コンテンツ著者がだれなのかをGoogleは本当にランキング要因にしていないのかをジョンに尋ねてみました。

結論を一言で言えば、やはりコンテンツ著者が誰であるかをGoogleはランキング要因にはしていません

その理由をジョンは次のように説明してくれました。

Googleはなぜコンテンツ著者を見ていないのか?

僕からの質問です。

前回、だれが記事を書いたかをGoogleは本当にはわかっていないと言いました。それはつまり、だれがコンテンツを作ったかはランキング要因ではないということですか?

ダニー・サリヴァンはすばらしいコンテンツ著者です。もし僕のブログに彼が寄稿したとしたら、その記事は彼によって書かれたものだからきっとすばらしい記事に違いないとGoogleは考えたりはしないのですか?

ジョンからの回答です。

たぶん、(ダニー・サリヴァンが書いたということは)わからないのではないだろうか。

どういうことかというと、その記事が優れていたとしても、それは、リンクのように、ほかの人に勧めることに関係してくるユーザーからのある種のフィードバックにもとづいて、その記事自身の評価から本質的に上位表示するだろうということだ。

だが、名前がよく知られた著者がだれかほかの人のサイトでコンテンツを発行したからといって、ただそれだけの理由でそのブログ記事が本当に関連性が高いと無条件でなることはない。

完全に無作為に選んだブログにダニー・サリヴァンが何かを投稿しても、それが彼によるものだとは私たちは認識しないだろうし、ユーザーも彼によるものだとは認識しないだろう。だれによるものかは結局わからなくなってしまう。

また、ある人が書いたからといって、その記事の品質が常に本当に高いとは必ずしも限らない。だから、もし仮にダニー・サリヴァンの著者情報のマークアップがそのページに記述されていたからといって、とたんにその記事が本当に価値があるものだと想定するべきではないし、上位表示させるべきでもない。

こうした観点から、人々によって書かれた記事というものは(著者がだれかということによるのではなく)その記事自体の評価でGoogle検索で表示される力がなければならない。

Googleではなく訪問者に信頼してもらえるようになる

ということで、Googleはそのコンテンツがだれによって作られたのかどうかを見ていません。
ランキング要因にもしていません。

少し残念に思います。
コンテンツを掲載しているサイトでなく、コンテンツを作った著者を対象にして評価してもらえるとしたら、一個人としてコンテンツを発行している身には嬉しいことです。

2011年のSMX Advancedで、米Googleのサーチクオリティチームに当時所属していたMatt Cutts(マット・カッツ)氏は次のように言っていました。

(著者情報プログラムが)個人のPageRankとも言うべき「Author Rank」になればいい。将来的には、質の高い記事を書く著者のコンテンツを高く評価できるようにしたい。

結局、著者情報プログラムは廃止されてしまいました。

著者情報プログラムなしでも、著者を評価する取り組みは続いているのかと期待していたのですが、少なくとも実現には至っていないようです。

ただ、ジョンの説明にも納得がいく部分はあります。
僕が書いた記事がいつも100%絶対に高品質だという保証はありません(そうなるように常に書いてますよ!)。
仮に、僕が手を抜いて書いた記事があったとして、それも無条件に高品質だと判断してしまうことは良いことではないですね。

だれが書いたかよりも、その記事(コンテンツ)そのもので評価するという考えは正しいように思います。

よくよく考えれば、個人としてGoogleに評価されるかどうかは些細なことです。
訪問者(あなた)に、この人(鈴木謙一)が書くことは信頼できるし役に立つとみなしてもらえるように、コンテンツを発行していくことがもっとずっと大切なことですよね。:)

- 【確定】誰が記事を書いたかをGoogleはランキング要因にしていない、もう一度ジョン・ミューラーに質問してみた。 -

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グーグルは情報の正しさを保証しない。嘘情報でも上位表示することがある【海外&国内SEO情報ウォッチ】

10 years ago

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