LINEヤフーは、「Yahoo!ショッピング」の上半期(1月1日~6月30日)販売実績に基づき、「2024年上半期の7大トレンド」を発表した。
「電動キックボード」「VR(バーチャルリアリティ)」、バスケットボール部の活動を描いた漫画「ハイキュー!!」関連グッズ、「メンンズコスメ」「韓国コスメ」「スマート家電」「防災グッズ」がトレンド入りした。
2024年上半期の7大トレンド
「電動キックボード」の取扱高は、前年同時期比約10.0倍に伸長した。2022年7月に改正道路交通法が施行され、16歳以上であれば運転免許がなくても運転できるようになったことが影響したと考えられる。
「VR(バーチャルリアリティ)」では、メタバースに関する消費者の注目度が高まっており、VRデバイスの1つである「ヘッドマウントディスプレイ」の取扱高が同約5.2倍に伸長した。矢野経済研究所の調べによると、日本国内のメタバース市場規模(インフラ、ハードウェア、ソフトウェア、サービスの合計)は2024年度に約5000億円を見込んでおり、2027年度には2兆円を超えると予測している。
2月に公開された「ハイキュー!!」劇場版映画の興行収入は100億円を突破した。漫画原作やアクリルスタンド、キーホルダーなど関連グッズの取扱高は同4.2倍と大きく伸びている。
「メンズコスメ」「韓国コスメ」もトレンド入り。インテージの調べによると、男性用化粧品市場は右肩上がりで推移、2017年から2022年までの5年間で約1.5倍の376億円規模に伸びている。また、「韓国コスメ」の市場規模も2019年から徐々に成長、2023年には約6倍の約313億円規模に成長した。
「Yahoo!ショッピング」では「メンズスキンケア、メイク」の取扱高は同1.2倍。「韓国コスメ」は2019年と2023年を比較すると取扱金額は2倍以上に拡大。2024年上半期はさらに前年同時期比約1.2倍に伸長した。
このほか、「スマート家電」(取扱高は同2.1倍)、「防災グッズ」(同2.5倍)をトレンドとして選定している。
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オリジナル記事:「Yahoo!ショッピング」上半期のトレンドは?「VR」「電動キックボード」「防犯グッズ」「韓国コスメ」「メンズコスメ」など
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