コスメのコミュニティアプリ「LIPS」を運営するAppBrewは、「LIPS」ユーザー3461人を対象に「コスメ購入とECサイトの関係について」の調査を実施し、その結果を発表した。
最も利用しているコスメの購入先は、すべての世代で「ドラッグストア」がトップ。全体の50.8%が「ドラッグストア」と回答した。
20代から「ECサイト」の割合が増え始め、30代で「ECサイト」が「ドラッグストア」を上回っている。40代では「ECサイト」と「ドラッグストア」が同数。
最も利用しているコスメの購入先
ECサイトでコスメを購入する頻度は前の年より増えたか聞いたところ、「増えた」が56.5%、「変わらない」が40.6%、「減った」が2.9%。
コスメを購入する頻度
コスメを購入する際、最も利用しているECサイトは「Qoo10」で51.4%。「LIPS」ユーザーの約2人に1人が、「Qoo10」をメインのECサイトとして利用している。
「Qoo10」が人気の理由として、話題の韓国コスメや日本未発売のアイテムが購入できることのほか、例年の3月、6月、9月、11月の年4回限定で行われているキャンペーン「メガ割」が大きなポイントになっている。
2位は「Amazon」で15.5%。プチプラブランドを筆頭に出品ブランドが多く、プライム会員であれば翌日に商品が届くという点が人気を集めている。3位は「楽天市場」で12.5%。ブランドによる公式ECの利用は10.8%。
最も利用しているECサイト
コスメを購入する際、複数のECサイトを意識して使いわけているかを聞いた結果、「はい」が61.9%、「いいえ」が38.1%。また、世代が上がるにつれてECサイトを使いわける傾向が高い。
使いわけの理由として、「そのサイトでしか買えないアイテムがある」「商品がより速く、より安く購入できるサイトを選ぶ」という理由があげられる。
だが、「意識的に使い分けをしていない」の約4割からは、「会員登録が面倒(メールが多数くる)」「1つのサイトで購入できるならまとめて購入してしまいたい」という意見もあった。
複数のECサイトを意識して使いわけているかについて
ECサイトでコスメを購入する際、ユーザーの約2人に1人がクチコミやレビューがあることを重要視している。
コスメを購入する際に重要視していること
調査概要
- 調査対象:10代〜40代の「LIPS」利用ユーザー3461人
- 調査期間:2021年11月8日〜15日
- 調査方法:アプリ内アンケート調査
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム - 通販・ECの業界最新ニュースと実務に役立つ実践的な解説」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:コスメのネット通販、購入先トップは「Qoo10」、2位はAmazon、3位「楽天市場」。自社ECは4位で10.8%
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