配送用ダンボールに「作業効率UP」「エコ」「開けやすさ」を追求したマガシークの例 | ネットショップ担当者フォーラム

ネットショップ担当者フォーラム - 2017年5月24日(水) 09:00
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通販やECの配送用ダンボールはアイデア次第で梱包時の作業効率を改善でき、消費者に対して「エコ」「開けやすい」といったポジティブな印象を与えることもできる。

日本印刷産業連合会が主催する「第56回ジャパンパッケージングコンペティション」の衣料品部門賞を受賞したマガシークの「テープレス段ボール」。業務効率化とユーザーの利便性向上を両立した梱包資材の工夫とは。

最大約15秒の作業時間削減

「テープレス段ボール」は配送伝票を封緘テープの代わりに使用する工夫を施している。

梱包時に封緘テープを貼る作業を省くことで1箱あたり最大15秒程度、出荷完了までの時間を短縮。封緘テープそのものがなくなったため、資材削減にもつながっている。

毎日膨大な数の商品を発送する中、商品の梱包にかかる時間の圧縮が長年の課題だったという。作業工程を検証した結果、出荷の際に「封緘テープを貼る作業の完了を待つための時間」が発生していることを突き止めた。

そこで、従来は配送箱の上部に貼っていた封緘テープを廃止するため、配送伝票を封緘テープに利用できる段ボールへと変更した。

日本印刷産業連合会が主催する「第56回ジャパンパッケージングコンペティション」の衣料品部門賞を受賞したマガシークの「テープレス段ボール」

「作業効率UP」「エコ」「開けやすさ」を追求したマガシークの配送用段ボール
開けやすさを追求し、商品を傷つけない構造

顧客の利便性も追求した。購入者が段ボールを開ける際、より簡単に開けられるよう側面にミシン目をつけている。開封時にハサミやカッターナイフを使う必要がないため、誤って中の商品を傷つけることもない。

マガシークは「長年のフルフィルメント力を武器に、これからも庫内の効率アップを追求し、お客様への配送スピード向上に努めていく」とした。

なお、「テープレス段ボール」の制作は凸版印刷が手がけている。

ジャパンパッケージングコンペティションは市場で販売されているコマーシャルパッケージの優秀性を競う商品包装展。1962年に始まり、2017年で第56回を迎えた。経済産業大臣賞や公益社団法人日本パッケージデザイン協会賞などのほか、商品ジャンルごとの部門賞を設けている。4月下旬に東京と大阪で展示会を開催し、優秀作品を展示した。

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オリジナル記事:配送用ダンボールに「作業効率UP」「エコ」「開けやすさ」を追求したマガシークの例
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渡部 和章
ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

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