ジャストシステムがこのほど実施した「Eコマース&アプリコマース月次定点調査(2017年4月度)」によると、大手ECサイトが提供する有料会員サービスの中で最も登録率が高いのは「Amazonプライム」だった。
EC利用経験者568人を対象に、大手ECサイト5種類の有料会員サービスの登録状況を質問したところ、登録率は「アマゾンプライム会員」が29.8%でトップ。
「Yahoo!プレミアム会員」が24.5%、「楽天プレミアム会員」が19.7%、「ヨドバシ・プレミアム会員」が10.0%「ZOZOプレミアム/ZOZOプラチナム会員」が6.2%だった。
出典:ジャストシステムの「Marketing Research Camp」
各社の有料会員サービスをまとめると次の通り。
- Amazon.co.jp「Amazonプライム」:年会費3900円でお急ぎ便、お届け日時指定など使い放題
- 楽天市場「楽天プレミアム」:年会費3900円で送料分のポイント還元など
- Yahoo!ショッピング「Yahoo!プレミアム」:月額462円、買い物時にポイント5倍など
- ZOZOTOWN「ZOZOプレミアム」:月額350〜500円で配送料・返品を無料など
- ヨドバシ.com「ヨドバシ・プレミアム」:年会費3900円で会員限定Webセールへの招待、限定キャンペーンなど
スマホECは「アプリ中心」56%
本調査では、ECの利用金額や利用デバイスなども調査している。
2017年4月にECを利用したのは全体の36.0%で、4月中に使った合計金額は「1000円未満」が6.1%、「1000円~5000円未満」は27.3%、「5000円~1万円未満」は27.3%。
EC利用経験者がECで最も頻繁に利用するデバイスは「パソコン」(58.0%)、「スマートフォン」(33.7%)、「タブレットPC」(5.1%)、「フィーチャーフォン(従来型携帯電話)」(1.1%)。
スマートフォンでECを利用した人のうち、「アプリ中心」は56.7%を占めた。
【調査の実施概要】
- 調査名:「Eコマース&アプリコマース月次定点調査 (2017年4月度)」
- 調査期間:2017年4月28日(金)~4月30日(日)
- 調査対象:15歳~69歳の男女1100人
- 調査方法:マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:EC系の有料会員サービスで最も使われているのは「アマゾンプライム」
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.