デマに加担するメディアやブロガーは退場してほしい [週刊IFWA 2012/12/17] | Insight for WebAnalytics

Insight for WebAnalytics - 2012年12月17日(月) 08:00
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■ デマに加担するメディアやブロガーは退場してほしい

朝日新聞が「mixi利用者が97%から2%に激減」というデマを飛ばし、著名なブロガーまでそういったデマに加担する現象が拡散し、見るに絶えなかった事件がありました。

これは単に「使っているサービス」と「最も使うサービス」という二つの質問に対する回答をごちゃ混ぜにした初歩的な間違いが原因で、比較対象でないものを比較したミスでした。

Twitterでも誰かが、ちょっと信じられない的なことを言ってみたので、ソースに当たらないとわからないなと思って静観していたわけですが、どこからかソースの情報が流れてきたので確認したところ、デマと確認できました。

最初の朝日新聞の記事は、ここ↓だったようですが、今は修正されているようです。http://www.asahi.com/national/update/1209/TKY201212090269.html

大手のメディアがこういった釣りタイトルで集客しなければならないほど困っているのだろうかと残念な気持ちになりました。

ネタフルさん↓なんかも、ソースを確認もせずに、同じような釣りタイトルを付けてしまうという残念な状況が起きてました。http://netafull.net/survey/042285.html

比較すべき数字を選択できない大手メディアの記者のレベルの低さもさることながら、ソースを確認もしないで釣りタイトルで拡散を試みる方々にも大変残念だと思わざるを得ません。

修正があったのは当然ですが、そもそも拙速に釣りタイトルで自分も釣られてしまうような拡散の仕方は、このソーシャルの時代につきものだと思いますが、簡単な原則である、ソースに当たれくらいやってもらいたいものだと思います。

またソースに当たって、それでこの記事を書いたなら、己のリサーチ・リテラシーの低さを恨み、今後安易にデータ関係のネタは披露しないようにして頂きたいなと思います。
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