GoogleとBingが本当に採用しているソーシャルシグナルとは? | SEO Japan

SEO Japan - 2010年12月13日(月) 11:02
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ツイッターからのリンクは実はGoogleに効果がある?なんて話が最近話題になりましたが、今回はツイッター含む様々なソーシャルメディア経由の情報(シグナル)をGoogleやBingが実際にどこまで利用しているのか?という気になる記事をご紹介。ダニー・サリバン自らの分析と両検索エンジンに質問した回答が掲載されており充実の内容! — SEO Japan グーグルとビングはここ1年で数多くのソーシャル検索機能を加えた。そして、“ソーシャルシグナル”を使って通常の検索結果のランキングを上げる取り組みも話題になっていた。しかし、これらの検索エンジンは実際にソーシャルシグナルを使って、通常の検索結果の格付けを行っているのだろうか?少しだけ利用していると私は聞かされた。とりわけ、ツイッターでの地位は、ウェブ検索におけるページのランキングに影響を与える可能性があるようだ。 私はビングとグーグルに対して、ツイッターおよびフェイスブックのソーシャルデータを利用する方法について、6つの質問を投げかけた。とりわけ、このデータから、彼らが提供するソーシャル専用の検索ツールに与える影響ではなく、通常のウェブ検索の結果に影響を与える仕組みが知りたかった。 ソーシャル検索のランキング… 例えば、グーグルもビングも友達によって記述または共有された結果を見る手段を提供している。この類の検索は、知り合いの人々からの影響をまともに受ける: ビングのフェイスブックのライクされた結果 グーグルのソーシャル検索 また、グーグルとビングはともにリアルタイムでソーシャルネットワークで共有されるコンテンツを閲覧する手段も提供している: ビング ソーシャル検索 グーグル リアルタイム検索 上述のリンクをクリックすると、ソーシャル検索サービスを取り上げた過去記事に向かう。記事のなかで、これらのサービスがソーシャルネットワークからコンテンツを集めて、ネットワーク経由のソーシャルシグナルを活用し、高いランクを得るべきコンテンツを決める判断材料にする仕組みを説明している。 …ウェブ検索のランキングは これらのソーシャル検索ツールの内部で起きていることは、通常のウェブ検索を実施する際に起きることと大きく異なる。通常の検索では、グーグルとビングは、ウェブ上で既にインデックスした大量のページから、上位にランクインさせるページを決めようと試みる。 例えば、グーグルは200種類以上の「シグナル」を使って、あらゆる検索に対して、ページのランキングを決めている。これらのシグナルの一部は、以下のようなシグナルを含め、よく知られているものもある: ページがどれぐらい信頼されていると見なされるかを数字で表す ページランク ページに向かうアンカーテキスト HTMLタイトルタグ、そして、検索した用語が表示されているかどうか リストアップした要素の他にも多くの要素が存在する。また、ビングは複雑なシグナルのレシピ — またはアルゴリズム —を使って、ランキングを決めている。 ソーシャルシグナルがこのミックスに含まれてきたのかどうかは、はっきりしない。例えば、双方の検索エンジンは、誰かがツイッターで“オーソリティ”または信頼されているかどうかを特定する手段を持っているようであり、それぞれのソーシャル検索機能にも用いている。しかし、ウェブ検索においては、その人物がURLをツイートすると、そのページを推奨する人物の信頼性が高いからと言う理由で、そのURLのランキングにプラスの影響を与えるのだろうか? ウェブページのオーソリティ Vs. 人間のオーソリティ これがウェブページの検索の仕組みだ。あるページは他のページよりも信頼性が高いと見なされる。これらのページがその他のページにリンクを張っている場合、これらのページが指示しているアイテムは、グーグルとビングのラキングシステムで評価を高める。 ウェブ上の“人々”は、ある程度、オーソリティに相当するページを持っている。例えば、私のツイッターページはグーグルのページランクで7(最高は10)を獲得しており、これはリンクを重要視するグーグルの世界の信頼レベルでは、平均を超えている。このページから“ツイート経由”でリンクを張るアイテムは、私よりページランクの低いツイッターのページを持つ人物が紹介するアイテムよりも信頼される可能性がある。 (注記: ツイッターのページに対するページランクのスコアは、ログインしている場合大きくことなることがあり、その場合スコアが高くなる可能性がある。これは、新しいツイッターのインタフェースが原因だと見られている。この件に関してグーグルとツイッターをより詳しく調べてみるが、私なら“ログアウト後”のスコアを信頼する。 ページランク、ソーシャルランクに出会う? 次に「しかし」に少し時間を割かせてもらおう。ツイッターも、ツイートされたリンクが功績を認められないようにする「nofollow」タグを利用している。この点は重要なカギを握る。 私のページにページランクのスコアが記載されていても、グーグル(またはビング)にとっては、ページランクとは無関係の“ソーシャルランク”、“ヒューマンランク”、あるいは“オーサーランク”のスコアを与えることで役に立つ可能性がある。これは、 – 当該の人物に相当するページ – ではなく、その人物自身がソーシャルネットワークにおいてどれだけ信頼されているのかを把握する手段、そして、ランキングに影響を与えるシグナルを人々に与える手段になり得るだろう。 重要度が異なるTwitterのユーザー 背景はそろそろ分かってもらえたのではないだろうか。それでは、グーグルとビングはソーシャルシグナルを利用しているのだろうか?ツイッターに関しては、その答えは「YES」だ。グーグルもビングもツイッターでの人物としてのレベルが、通常のウェブ検索の格付けに影響を与えると教えてくれた。ツイッターで信頼されている人々は、ツイートするページに対してその信頼度を寄与する。 フェイスブックに関しては、ビングはユーザーのオーソリティの計算を試みていないと述べている。グーグルは一定の条件の下計算していると答えた。しかし、真偽は不明瞭なので私は現在確認作業を行っている。 TwitterのファイアーホースのNofollowにNo 先程申し上げた「nofollow」の件を思い出してもらいたい。これは、リンクにタグをつけて、効果的に検索エンジンに「このリンクを票として処理しないでくれ」と伝える手段である。 サービスは投稿されるリンクを裏付けることが出来ない場合、nofollowは利用される。ウィキペディアは、多くのボランティアのエディターを抱えており、彼ら全員を信頼することが出来ないため、nofollowを利用している。多くのブログコメントシステムも採用している。ツイッターでは、ウェブで配信されるリンクはnofollowのタグがつけられる。 ビングとグーグルがツイッターを通して評価することが可能なヒューマンシグナルを採用しているなら、依存することが可能なリンクシグナルを持っていないことになる。しかし、実は双方のサービスがツイッターからのデータの“ファイアーホース”と呼ばれるアイテムを手に入れている。これはユーザー達がツイートしている事柄の持続的なストリームである。 このファイアーホースでは、リンクはnofollow属性を持っていない— そのため、場合によっては、重要視されるリンクの価値があることになる。ビングは以下のように私に説明してくれた: 私たちは、リンクを共有するツイッターユーザーのオーソリティに加え、リンクがツイートまたはリツイートされる頻度を判断材料にしています。 一方、グーグルは次のように述べた: 私たちは限られた状況においてのみデータを利用しており、すべての一般的なウェブ検索に反映しているわけではありません。 質問 [...]
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