日本人の自己肯定感が低迷中?「自分に自信がある」はわずか26%【スタジオテイル調べ】
スタジオテイルが運営する転職クチコミサイト「体験談」は、「自信」に関する意識調査を実施した。20代〜60代の男女300名を対象に、仕事や日々の生活の中での「自信」に関する意識を聞いている。
日本人の半数近くが「自分に自信がない」と回答

まず、自分は「自信があるほう」だと思うかを聞くと、「ある程度自信がある・とても自信がある」は合計で26%、「平均的だと思う」は32%となった。一方で、「あまり自信がない・まったく自信がない」は合計で42%にのぼった。

男女別で見ると、「自信がない」と答えた人の割合は男性35%・女性48%となり、男性よりも女性のほうが自信を持ちにくい傾向が見られた。

年代別で見ると、「自信がある」の割合は20代で34%と高く、30~50代の中堅層ではやや低下する傾向に。また、60代以上では35%が「自信がある」と回答しており、若年層と並んで高かった。

年収別で見ると、年収が高い層ほど「自信がある」の割合が高い傾向に。年収1,000万円以上では全員が「平均的」「ある程度自信がある」と答えたが、その一方で年収200万円未満の層では「全く自信がない」「あまり自信がない」が過半数を占めており、経済的安定が大きく影響することがわかった。
あなたにとって自信とは「成功体験」? 「自分を信じること」?

続いて、「自信」の定義について聞くと、「過去の成功体験や努力の積み重ね」(59%)と「自分の能力や可能性を信じること」(58%)が僅差でツートップに。以下、「心に余裕があり、自分らしくいられること」(44%)や「ありのままの自分を受け入れること」(34%)などの内面的な要素が続いた。

また、「自信」を揺るがす要因としては、「失敗やミスをしたとき」(55%)や「他人からの否定的な評価や批判」(50%)が半数を占める結果に。「自分より優れている人を目の当たりにしたとき」(32%)などの“他者との比較”によって生じる不安も一定数存在した。

最後に、「自信」について今後どう向き合っていくべきかを聞くと、「日々の努力や挑戦を重ね、行動の中で自信を育てていく」(40%)が最も多く、「今の自分ができることに自信を見出す」(32%)と続いた。自由回答では、「小さな成功体験を積み重ねる」「結果よりも過程を大切にする」といった意見も見られた。
調査概要
- 【調査期間】2025年9月25日〜10月12日
- 【調査対象】全国の20代〜60代の男女
- 【有効回答数】300名(女性:168名/男性:131名/非回答:1名)
- 【調査方法】インターネット調査


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