2021年、web担当者の転職市場は?

~コロナ禍で起きた変化と、今年の採用予測。これからの時代を勝ち抜く企業へ転職するには~
よろしければこちらもご覧ください
※この記事は読者によって投稿されたユーザー投稿のため、編集部の見解や意向と異なる場合があります。また、編集部はこの内容について正確性を保証できません。

コロナ禍で様々な意味での消費が変化した2020年、EC・マーケティング業界への影響も少なからず、転職市場にも変化がありました。昨年起きた変化と今年の転職市場の見通し、転職先の企業を選ぶ先のポイントについて解説します。​

「守りの採用」に一転​。マーケティング人材のニーズが過去最大化​

昨年までは「攻めの採用」として販路拡大・新製品販売に先駆けた即戦力採用が目立ち、営業およびマーケティングの両領域でバランスの良い動きがありましたが、2020年の3月以降は「守りの採用」が目立ちました。

その背景には、万全の対策が組めないままコロナ禍に陥り、消費者の動向が不確かになったことが挙げられます。企業では、ECを含めた販路を地固めする動きや、消費者の既存の動線を確保するための競合他社とのパイの取り合いのような動きが見られました。​

その結果、求人案件としては、ECマネージャーを含むデジタルマーケティング、マーケティングコミュニケーションのニーズが過去最大化。2020年下半期に営業・マーケティング領域で最終面接に進んだ転職希望者の80%以上がマーケティング領域となりました。

ポストコロナを見据えたインフラへの投資が加速中

昨今では、DXやeCRMを始めとするインフラへの対策を進める企業が増加。その中で、ポストコロナに向けた中長期的な対策としての「経営企画チームの編成」などのコンフィデンシャル案件も数多く発生しています。

事業構造改革に踏み切ったり、従来O2O(Online to Offline)戦略を重視するアパレル企業がオンラインのみで完結できるような仕組み作りにシフトしたり、従業員にデジタル部門への異動要請を行ったりするなど、企業内での変化も見られています。

EC・デジタルマーケティング職の需要が増加

現在、どのポジションにおいても最低限のECやデジタルの知識や経験が高まっています。ECマネージャーやデジタルマーケティングマネージャーなどの需要も、今後一層高まるでしょう。

今後求められるスキルには、領域やポジションに関わらず、基礎的でありながらも重要な「分析力」「企画力」「マネージメント力」の3つが挙げられます。競合他社とオンライン上で競り合い、USP(Unique Selling Proposition:自社の明確な強み)を打ち出していくために、強い分析力や企画力が必要とされるためです。

同時に、コロナ禍において組織を強固に保つためのマネージメントスキルや、昨今のデジタルトランスフォーメーション、多様なパラダイムシフトにおける予算管理のノウハウなども、今後の市場価値を高める経験値となります。

企業では、営業、マーケティング、PR、オペレーションチームなどを含めたクロスファンクション(社内横断)のプロジェクトにより、強固なビジネス対策を組む意識が高まっています。積極的にクロスファンクションの活動に取り組むことが、転職後の入社後活躍にも繋がるでしょう。

VUCAの時代、企業戦略や事業内容をよく理解した転職を

社会が未曽有の状況にある中、今後希望とするキャリアの実現に向けて最適な転職先を見つけるためには、今まで以上にプロフェッショナルのアドバイスが重要になります。

その理由の1つには、不安定なVUCA(Volatility:変動性、Uncertainty:不確実性、Complexity:複雑性、Ambiguity:曖昧性)の時代における、不透明性が挙げられます。企業の戦略や事業内容が今後どのようにシフトしていくのか、新型コロナウイルスの影響が相まってますます見通しが難しくなっています。また、各企業におけるニューノーマルの概念や新型コロナウイルス対策、働き方改革の捉え方が変わってきていることもその要因の一つです。

2つ目の理由は、資金繰りや投資といった企業の体力がより露わになっていくことです。昨今目立つのは、海外市場へのビジネス展開やローカライズされた商品の販売計画の見直しです。今後の計画も変化すると見られています。​
 

この様な企業の背景を深く理解しないまま、ブランド力などの表面的な企業認知度だけで転職を決めることは大きなリスクとなります。転職活動をする場合には、人材紹介会社など、企業の内側を理解するプロフェッショナルの目線を活用し、しっかりとした対策を組むことが必要なタイミングが、今訪れています。

 

筆者:高橋 敏行​
エンワールド・ジャパン   小売り・消費財部門
セールスチームマネージャー
 

略歴:1982年生まれ。カリフォルニア州立大学フラートン校卒業後、消費財を扱うグローバル企業でアジア全域における営業戦略に7年半携わる。2014年エンワールド・ジャパンに転職コンサルタントとして入社。小売り・消費財業界の営業・マーケティング職の転職支援を専門とするチームに配属。2016年リクルートメントインターナショナル アジアアワードにて「コンシューマー・リクルートメント・カンパニー・オブ・ザ・イヤー」をチーム受賞。2017年 同チームのセールスマネージャーに就任。大手外資企業・日系グローバル企業からスタートアップまで幅広い企業で、転職者の「入社後活躍」を実現させている。
 

 

 

 

エンワールド・ジャパンについて(https://www.enworld.com/)
1999年に創業した、アジア太平洋地域4ヵ国に拠点のある、グローバル人材に特化した人材紹介会社です。外資系企業・日系グローバル企業の、ミドル~ハイクラスのポジションの採用・転職支援を専門としています。正社員、エグゼクティブ人材紹介、プロフェッショナル人材派遣、採用代行サービス(RPO)を通し、あらゆる方面から採用や転職に関する支援を行っています。

よろしければこちらもご覧ください
この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

Web業界の転職情報

もっと見る
Sponsored by

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

ヒット
Webサーバーにリクエストされたアクセスの数。HTMLファイルへのアクセスのほか ...→用語集へ

連載/特集コーナーから探す

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]