中小企業が利益を生み出せるホームページ制作こそ真のDX支援―株式会社リクト山口裕介氏独占インタビュー
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この記事の監修:広告代理店支援のデジマチェーン
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社名 | デジマチェーン株式会社 |
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URL | デジマチェーン公式サイト |
会社概要 | デジマチェーン会社情報 |
WordPressやWixなど低価格(または無料)のホームページ制作ツールの進化により、ある程度の時間と費用をかければ自社でも企業サイトを構築できるようになりました。
新規案件の獲得のために単なる制作+α(プラスアルファ)の価値を提供できる制作会社だけしか生き残れない、と言っても過言ではないでしょう。
そんな中、中小企業の利益につながる本当の強みをサイトに反映し、寄り添う運営サポートで集客支援を実現してくれる、「頼もしい」ホームページ制作会社があります。
今回はデジタルマーケティング支援ポータルのデジマチェーンが、株式会社リクト代表取締役、山口裕介様にインタビューさせていただきました。
株式会社リクトは、特に中小企業向けのWeb制作に定評があり、ビジネスヒアリングで顧客のビジネスを把握してから戦略設計をしてくれる福岡市のWeb制作会社です。
株式会社リクトの企業詳細については、以下をご覧ください。
株式会社リクトの業内容
ー今回はお忙しいところインタビューに応じていただきありがとうございます。よろしくお願い致します。まずは御社の事業内容について教えて下さい。
WEBサイト制作前のコンセプトワークからサポートまでをワンストップで
株式会社リクト様は中小企業向けのWEB制作に定評があります。現在の全体事業内容を教えてください
弊社はWebサイトの制作を中心で行っていますが、サイト制作前に事業課題を整理するコンセプトワークの設計にも力を入れ、サイト制作後の運用・フォローも資格を持った専用チームにてサポートしております。
Webサイトの効果を最大化するため、サイト制作前のコンセプトワーク、制作、サポートといったマーケティングに必要な業務をワンストップでご提供しています。
ー現在、対応サポートは福岡県内が中心でしょうか?
現在300以上のサイトを管理していますが、以前よりオンラインでのお打合せにも対応していますので、半数以上は福岡県外のクライアント様のサポートを行っています。
ー全国対応なのですね。続いて、御社の起業の経緯についてお聞きします。
Web制作会社を起業した経緯
建築業界で積み上げた「キャリア」+「人と人とのつながりを大切に」する姿勢
山口社長は大学で建築を専攻され、最初に入られた会社も建築・不動産系とお聞きしています。株式会社リクトを起業するまでの経緯・きっかけを教えていただけますか?
大学卒業後は、建築業界のIT化を支援する仕事に携わっていました。
今のようにスマホも光回線も普及していない時代で、職人さんにインターネットやパソコンの操作支援などを行いながら、ホームページの制作も学びました。
ー建築業界でも、実際の業務内容はIT支援だったのですね。
その後、ホームページがマーケティングに使われ始めたタイミングで大手のホームページ制作会社に転職しました。
その際も建築業種専門の事業部で九州全域のクライアント様に対してホームページの管理・サポートを行いながら、部署を任されることでマネジメントを学ぶことができました。
ー建築業界で築き上げたキャリアが、その後の創業へとつながるのですね。
集客で悩むビルダー・工務店経営者にとって頼もしい味方に
これらの経験を活かし、2009年9月に個人事業としてリクトを創業し、2012年1月に法人化しました。
大学卒業後、常に建築関連のお客様とかかわってきた経験もあり、今でも建築関連のクライアント様が6割以上いらっしゃいます。
また、当時の同僚、上司、お客様は今でも大変お世話になっています。
ー「人と人とのつながりを大切に」するお人柄が、クライアントとの長いお付き合いにつながるのですね。では次に、御社の「強み」について教えてください。
WEB制作だけにとどまらないリクトの強み
アナログでも「人と人のつながりを大切」に中小企業のDX支援を
なぜ、中小企業や個人事業主をメインの顧客としたWEBサイト制作事業を選ばれたのでしょうか?
前職、前々職と中小企業のサポートをしてきた経験と私の実家が小さな工務店を経営していたことが大きくかかわっています。
基本的に、中小企業は大手企業に比べてITやマーケティングに関するリテラシー、広告に使える予算、リソースが乏しいのが現状です。
日本の99%以上が中小企業と言われる中、大手にはできない親身になったお付き合いを通じて中小企業を支援することは社会的意義があると感じています。
ーなるほど、そうした理由があって中小企業や個人事業主向け支援を決められたのですね。
一方で、私たちが提供するホームページは決して安いわけではありません。
中小企業向け制作会社にありがちな「格安クイックHP制作」を選ばなかったのはなぜでしょうか?
安さを中心としたホームページ制作は確かにニーズがあります。
しかし、50万円で作って利益を生まないホームページよりも、100万円でつくって200万円の利益を生むホームページの方が結果的には安かったと感じていただけるのではないかと考えています。
ーもう少し具体的に教えていただけますか?
基本的に、ホームページ制作の費用は人件費、つまりかけられる時間と比例します。
そして、かけるべき時間で大切なのは、単純に制作作業者がデザイン等をする時間だけでなく、しっかりとビジネスを理解し、ホームページを通じてどのように経営課題を解決しクライアント様の利益に貢献できるかなど、予算をいただき時間をかけられるからこそできる部分が大きくなります。
ー確かに、御社のサイトの「お客様の声」には、担当者が行う「丁寧なヒアリング」に対する多くのクライアントからの高評価が目立ちますね。
そうですね。クライアントの実際のコスト負担が軽くなるために補助金や助成金の情報にもアンテナをはり、タイミングによっては実質負担額が軽減できるご提案も行っています。
ー「格安クイックHP制作」を選ばない理由、良く理解できました。次に、現在のWeb制作業界の現状と、求められる役割について教えていただけますか?
ビジネス理解から始まるコンセプトワークの設計と運用サポート
現在のWEB制作会社には、どんな方向性や役割が求められていると分析されていますか?
Webサイトの制作については、今後AIやロボット化が進む過程でどんどん簡素化されていくと考えています。実際に、素人の方でも簡単にサイト制作ができるツールは多数出ています。
しかし、ホームページを経営課題解決ツールと考えた際に、肝心なのは誰にどのような内容を伝え、どのようなアクションを起こしていただくかといった、そもそものビジネス理解から始まる戦略設計です。
ーまずは、ビジネスヒアリングでクライアントのビジネスを把握することですね。
そうですね。また、最近はホームページに限らずSNSや動画など、企業が情報を伝える手段が多様化しています。
こういったツールの活用も視野に入れた運用も、ホームページの効果を最大化させるためには欠かせません。
したがって、ホームページの制作を軸にしつつ、その前後にあるコンセプトワークの設計と運用サポートがますます重要になってくると考えています。
ーホームページ制作の前後の「すべきこと」にもしっかりと向き合う姿勢、勉強になります。
本当の意味でのDX支援
また、DX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉が徐々に浸透してきましたが、まだまだアナログ部分が多い中小企業に対しては、IT化の支援も必要だと考えています。
データを活用するためには、いいツールを導入しても浸透しません。
経営者の理解、将来を見据えたツール選定や設計、全社員への活用定着があってこそ、いいツールが活きてきます。
サポートの延長としてホームページだけでなく、CRMやSFAといったデータの活用支援も強化し、ゆくゆくはデータの分析から次の経営戦略に活かすといった、本当の意味でのDX支援も行っていきます。
ー中小企業に対する「本当の意味でのDX支援」ですね。では、最後に御社の10年先の展望についてお聞きします。
リクトの将来のビジョン
WEB制作、特に企業向けのサイト制作はこれからどのように変化していくとお考えでしょうか?
10年前にさかのぼると、スマホの普及率は20%もありませんでした。今では当たり前のように多くの方がスマホを活用し、手元で情報を探しています。
今は、パソコンだけを意識したホームページではなく、スマホを中心に考えたホームページが必要で、こういった変化に伴い、Webサイト制作の現場も大きく変わってきました。
ー確かに10年前と比較するとPCとスマホの重要性が相対的に逆転しつつありますね。
ですから、今の時代、10年後を予測することは難しいですが、情報を探すデバイスや通信速度などのインフラ環境が大きく変わっても、情報を伝えたい側と探す側は存在し続けます。
弊社の経営理念は、「わかりやすい情報を、探しているすべての人へ。」です。
では、株式会社リクト様の10年後のビジョン・イメージを教えてください。
わかりやすい情報を、探しているすべての人へ
情報を探している人の需要を汲み取り、わかりやすくなるように情報を変換し、情報がより多く伝わるための媒体を選び、「価値ある情報」と「探している人」をつなげるという役割を果たし続けます。
そのためには、個人も会社も学び続け、成長を続ける必要があります。
10年後は社員数も今の倍以上になる予定で、そうすることで手厚く、よりよいサービス提供ができると考えています。
会社を拡大し存続させることで、社員、クライアント、パートナーなど弊社と関わる全ての方々と共に幸せになれる、よりどころにしていきたいと考えています。
―今までも、これからも決して変わらないクライアントに寄り添う姿勢、勉強させていただきました。今回はお忙しいところ時間を取っていただきありがとうございました。
クライアントに寄り添う「コンセプトワーク」で結果を出すホームページを
新規案件の獲得のためにプラスアルファの価値を提供できる会社だけしか生き残れない、と言っても過言ではない昨今のWeb制作業界。
企業の利益に繋がる本当の強みをサイトに反映し、寄り添う運営サポートで集客支援を実現してくれる会社、いつでも相談できる「頼もしい」ホームページ制作会社、これから先必要とされるに違いありません。
株式会社リクトの代表取締役、山口裕介様へのインタビューから、改めてその大切さに気付かされました。貴重なインタビュー、ありがとうございました。
株式会社リクトの企業詳細については、以下をご覧ください。
株式会社リクト代表取締役、山口裕介様プロフィール
生年月日
1977年8月17日
出身地
福岡県北九州市八幡西区
学歴
福岡県立北筑高等学校、福岡大学工学部建築学科 卒業
職歴
- 2000年4月 建築系企業入社 鹿児島県鹿児島市勤務
鹿児島最大の不動産検索システムの運営・管理、メルマガの共同発刊を企画・管理 - 2001年6月 福岡支店設立のため福岡県筑紫野市へ単身異動
福岡支店の責任者として、九州北部で建築関係のグループ構築・システム管理・ホームページ作成の仕事 - 2005年4月 事業本部構築のため、鹿児島本社へ異動
会員組織の事業本部業務に加え、実際の不動産・住宅販売の仕事 - 2006年2月 福岡へ戻り、大手ホームページ制作会社へ転職
管理職として、ホームページ制作、組織のパフォーマンス最大化、部下の育成 - 2009年9月1日 個人事業として創業
- 2012年1月25日 株式会社リクト設立 代表取締役として今日に至る
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