インスタグラムをブログやウェブサイトへ埋め込む方法と埋め込みインスタ活用術
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近年ショッピング機能の充実など、マーケティングプラットフォームとしての側面が強化されているインスタグラム。企業アカウントを運用の皆様は、インスタグラムをどのように活用されていますか?
インスタグラムの活用の幅を広げるためにお勧めしたいのが、インスタグラムをウェブサイトやブログに埋め込んだ連携方法です。これにより、インスタを軸としたユーザーとの関係構築や顧客の購買ステップの短縮化といった活用が可能になります。またウェブサイトから訪問者をインスタグラムへ誘導することによるフォロワー数増加や、ウェブおよびインスタでのコンテンツ共有によるコンテンツマーケティング担当者の仕事効率化なども期待できます。
インスタグラムの埋め込みは、基本的にはコードやウェブデザインの知識がなくても可能ですので、比較的取り組みやすいコンテンツマーケティング施策と言えます。
インスタグラムを埋め込む3つの方法
インスタグラムをウェブサイトやブログに埋め込む方法は3つあります。いずれもメリット・デメリットがありますので、埋め込みの目的や作業量、デザイン性など、状況に応じて適した方法を選択しましょう。
(1)HTMLコピペ
インスタグラムの各投稿に付与されているHTMLコードをコピー&ペーストする方法です。カンタンで無料ですが、埋め込みコードを一投稿ずつコピー&貼り付けする必要があるため、たくさんの投稿を埋め込みたい場合は、手間がかかります。またストーリーズは埋め込むことが出来ず、デザインの選択肢もありません。なお詳しい設定方法は当社ブログでご確認下さい。
(2)API対応埋め込みツール
API対応埋め込みツールを使う方法です。インスタグラムが公開するAPIに対応している埋め込みツールを使うと、難しいコーディングなしで、複数投稿の一括埋め込みが可能になり、豊富なデザインやインサイトなど便利な機能も使えるようになります。ストーリーズが埋め込めるツールもあります。有料の場合が多いのですが、価格の幅は広く月々数千円から使えるものあります。
(3)自分でAPI利用
APIを利用して自分で直接インスタグラムからデータを引っ張って埋め込む方法です。ある程度開発のスキルや知識があれば可能ではありますが、他の方法に比べて難易度は高いと言えるでしょう。インスタグラム公式サイトで開発者向けの情報が見られるので、詳しく知りたい方はアクセスしてみてください。
API対応埋め込みツールを利用するには
ウェブサイトやブログにワードプレスを使っている方は、ワードプレスのプラグインの検索ページから埋め込みツールを探すことが出来ます。Googleで「インスタグラム 埋め込み ツール」といったキーワードで検索してもよいでしょう。
選ぶ際には機能や価格などとともに、「新APIに対応しているかどうか」を確認しましょう。インスタグラムは2020年にAPIの大幅な変更を行っているため、新API対応していないとインスタグラムを正常に埋め込むことができませんので、注意が必要です。
こちらも読む:2020年 旧Instagram API廃止の影響および新APIのポイントと対応策
埋め込みインスタグラム活用術(ショッピング、イベント)
埋め込んだインスタグラム”埋め込みインスタ”はどのように活用できるのでしょうか。当社エンベッドソーシャルが販売しているSaaS製品「EmbedSocial」を使った場合を例に、埋め込みインスタ活用術をご紹介します。
埋込インスタグラムにCTAボタンを設置して購買行動に直結させる
インスタグラムの投稿をウェブサイトに埋め込み、それぞれの投稿にCTAボタンを設置する例です。「予約する」「購入する」などのCTAボタンをクリックしたリンク先を、皆さんのウェブサイトの予約ページやネットショッピングサイトにすれば、インスタを見た消費者をまっすぐ購買行動に誘導しやすくなります。
こちらは「テスト」というボタンを付けて当社のお問い合わせページにリンクさせた埋め込みインスタの表示例のスクリーンショットです。実際に埋め込んだ状態でご覧になりたい場合は、以下のブログをご覧ください。リンクの状態なども確認いただけます。
埋め込みインスタ例:インスタグラムをブログやウェブサイトへ埋め込む方法と埋め込みインスタ活用術
ウェブサイト上でインスタグラムを見てCTAをクリックするだけで購入画面に移動させることが出来るので、購入までのアクションが少なく、「衝動買い」を後押ししたり、購入画面にたどり着く前に面倒になり購入をやめるといった取りこぼしが防止できそうです。
埋め込みインスタグラムをユーザー巻き込み型のキャンペーンやイベントの会場化する
商品やサービスのユーザーにより作成されたコンテンツ、ユーザー生成コンテンツ(UGC)は広告に代わるコンテンツとして注目されています。商品やサービスを使った様子を指定のハッシュタグをつけて投稿してもらう「ハッシュタグキャンペーン」や、ハッシュタグを使ってコンテストへの出品を促すバーチャルイベントなどで、UGCを活用した例が多く見られます。
UGCは(ほとんどは)一般の人々による投稿なので、他の消費者の共感を生みやすく、また、ハッシュタグを通じて一つにイベントに参加しているような一体感を作りやすいのが特徴です。
さいごに SNSはウェブサイトと連携してもっと活用できる
今回ご紹介したインスタグラムに限らず、SNSはウェブサイトと有機的に連携させることで、より多くの価値をもたらすことが出来ます。
せっかく時間を使って作成し投稿したSNSコンテンツはとことん活用して、皆さんのビジネスや活動の勢いを加速していきましょう。
ソーシャルもやってます!