SEO上級編~“意味と意図”を理解する「RankBrain」

RankBrainという言葉を聞いたことがありますか?Webサイトの運営、SEO対策に力を入れているなら聞いたことくらいはあるかもしれません。しかし、RankBrainが何なのか、RankBrainに対して自社サイトはどのように対応すべきか正しく理解している人は多くありません。今回は、RankBrainとSEO対策について見ていきたいと思います。
※この記事は読者によって投稿されたユーザー投稿のため、編集部の見解や意向と異なる場合があります。また、編集部はこの内容について正確性を保証できません。

「意味は出ているんだけど、言葉が出てこない」
そんな経験ありますよね。例えば、ふと「内閣総理大臣」という言葉が出てこなかったとします。そんな時、「内閣の代表なんだけどな~」と思って「内閣 代表」と検索してみましょう。

こちらはGoogleで「内閣 代表」と検索した結果。見ての通り、「内閣の代表である"内閣総理大臣"」という、ユーザーの検索意図をくみ取った検索結果になっています。

一方、こちらがbingで「内閣 代表」と検索した結果。「内閣」というキーワードだけを拾っていて、検索意図を満たしていないことが分かると思います。

こうした例は他にも多くあります。

例えば、こちらは「トランプの前」というキーワードでGoogle検索した結果。トランプの前、つまりオバマ前大統領が知りたいという検索意図があるわけですが、検索結果のトップは「歴代アメリカ合衆国の大統領の一覧」で、検索意図を満たしています。

一方こちらはbingで「トランプの前」と検索した結果。「トランプ」と「前」それぞれと関連性のあるページが表示されています。「トランプの前」の大統領が知りたいのに、「トランプと前大統領報道官」「トランプと前ウクライナ大使」など、検索意図を満たせない結果が表示されています。

検索結果にこうした違いが生じる理由は、Googleが「RankBrain」と呼ばれる「検索意図をくみ取るアルゴリズム」を採用しているからです。
「トランプ大統領の前」「ブッシュ大統領の次」はどちらもバラク・オバマ元アメリカ大統領を表しています。

Googleでは一年に30兆回という膨大な回数の検索がされており、そのうち20~25%、つまり7兆回程は初めて検索されるユニークなキーワードであるというデータもあります。
※詳細本文にて

これだけ膨大な検索クエリに対して、「キーワードとマッチしたコンテンツ」という観点では検索意図を満たすことはできません。ユーザーの知りたいことが検索キーワードに含まれているとは限らないからです。

続きはWebマーケティングメディア「Grab」にて、RankBrainの仕組みやSEO対策の方法について紹介しています。

↓↓↓
RankBrain|“意味と意図”を理解するGoogle検索エンジンの仕組み

この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

HCD
「Human-Centred Design」(人間中心設計)の略称。機械やシステ ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]