関数仕様編 その6(参照について その3)

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ヒューマンリソシア株式会社はコラム「関数仕様編 その6(参照について その3)」を公開しました。
「参照ってなに?」の説明、参話目でございます。
さて…この参照ですが。C言語などの言語をやっていると割と「自然に」扱いたくなるものなのですが、
書きましたとおり「C言語におけるポインタ」と「PHPにおける参照」は、色々と「違う物」なので、
同じように扱うと痛い目にあいます。

基本的に。
C言語などで「ポインタで扱う」のはおおまか「メモリを省略したい」ってのが初手に来て、
あとはそれに伴って「(データをcopyする、ってのをしないから)速度が速くなる」というのが利点の主軸かと思います
(C言語、でポインタの、特に演算までを扱う理由は他に山盛りあるのですが、”C言語を書いている人が、
PHPにおいて参照を使おうと考える”理由、という観点で)。
PHPはその辺りが、仕組み的に「参照を使わなくても、元々内部で、参照に近い構造」を持っているので。
基本的には「リファレンス渡しをしてもしなくても概ね速度が変わらない」のは、
以下のコードで簡単に実験ができます。

function hoge($s) {
echo $s;
}
function hoge_r(&$s) {
echo $s;
}
//
function test($func) {
echo “test is {$func} \n”;
var_dump( memory_get_usage() );
ob_start();
$start = microtime(true);
for($i = 0; $i < 100000; $i ++) {
$p = ‘012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789012345678901234567890123456789’;
$func($p);
}
$end = microtime(true);
ob_end_clean();
var_dump( memory_get_usage() );
var_dump( $end – $start );
}
//
test(‘hoge’);
test(‘hoge_r’);

メモリの食い方含めて、ほとんど変わらないですね。厳密には、例えば筆者の環境だと

test is hoge
int(117616)
int(117992)
float(0.17729496955872)
test is hoge_r
int(117880)
int(117992)
float(0.18609499931335)

この続きは以下をご覧ください
http://resocia.jp/column/1567/

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