京都からはるばる東京へ来てくれる本当のワケ

往復3万以上を支払って京都から東京に来てくれるのには隠された理由があります。 どこドアマーケ術を活用すればこんな魔法のような出来ごとが起こるのです。
※この記事は読者によって投稿されたユーザー投稿のため、編集部の見解や意向と異なる場合があります。また、編集部はこの内容について正確性を保証できません。

先週、egg,Nicky,BETTYにも度々登場している、読者モデルさんが遊びに来てくれました。
彼女が今住んでいるのは京都だということですが、新幹線に乗ってわざわざ当社まで出向いてくれたのには、わけがあります。

■価値を伝え共感してもらう

新サービスのプロモーションに伴い、
一緒に活動している社員のA.Tちゃんに何度も言い聞かせている事があります。

それは、
「本質的な価値を語り、相手に共感をさせろ」ということ。

コトラーのマーケティング3.0にも似たようなことが書いてあり、私も賛同している現代のマーケティング手法の一つです。

相手にお金やその他のメリットを提示して動いてもらうのはマーケティング2.0までの話。

これからは価値主導のマーケティングを実行していないと人は動きません。

この場合、人はお金やメリットがなくても協力してあげようという心理が働きます。

当社のLa*CORDEでいうと、
「おしゃれを楽しむ女の子たちにもっと輝ける場を提供する」というのが彼女たちに向けた価値となります。

この価値を運営者が本気で思い、相手に真正面から伝えるのです。

私たちの思いが通じた結果として、わざわざ京都から彼女は来てくれたのです。
3週間前の座談会の時も同じように、往復3万以上もの交通費を実費で支払、新幹線できてくれた女の子もいました。

まず人を動かすためには、あなたの伝えたい価値ある思いをじっくり考えてみて下さい。
誰かに協力してもらうためには、あなたの強い思いがなくては始まりません。

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※本家のブログではわかりやすくイメージできる画像を公開しております。
BLOG:どこでもドアMarketing
http://ameblo.jp/ippeee-log/entry-10866469610.html
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■価値を伝えるべきもう一人の存在

当社の本業はeコマース事業です。

お客様は商品を購入してくれる消費者であることは間違いありませんし、私たちは彼/彼女達から日々生活をするためのお金を頂いています。

サービスを展開する上で、彼らに価値を伝え提供するのは当然です。

しかし、もう一人価値を伝えるべきケースがあります。

それは以外かもしれませんが、自分達への供給者がいる場合です。

当社はアパレル小売なので、私たちの立場からする供給者とは商品を供給してくれているメーカーさんです。

つまり、メーカー側にも価値を伝えるのです。

しかしここでユーザーと同じ価値を伝えてもメーカーさんは一切興味を示してくれないというのは、皆さんも納得して頂けるとかと思います。

では何を価値として伝えるか?

私の場合は、
「自社ブランドの洋服の組み合わされ方をいつでも見ることができる」という事を価値として伝えました。

「組み合わせ方」ではなく「組み合わされ方」というのが今回のポイントとしたのです。

メーカーさんの商品の販売方法は大きく分けて二通りあります。

一つ目は、直販による販売。
二つ目は、卸による販売

直販では、実店舗での販売と、ネットでの販売がありますね。
卸では、自社ブランドの商品を小売業者に販売します。

何を言いたいかというと、自社ブランドだけで上下セットの組み合わせしか販売できていないのです。

でも実際、全身同一ブランドで仕上げたコーデをしている人なんてそうそういないのが現実です。

つまり、メーカーは自社ブランドの商品がどのように着こなされているかを知る機会が少ないのです。

この役割を担うべきはセレクトショップなんでしょうが、
実際のところ、販売した商品がどのブランドのアイテムと合わせて着こなされているかなんて情報は持っていません。

メーカー側からして、この潜在的需要のある役割をLa*CORDEが担います!と積極的なアピールをしています。

まだ協力してくれるメーカーは3社程度ですが、結果はこれから出てくるでしょう。

伝える相手に合った、本当の価値を提供すること。

お金を使わず誰かに動いてもらったり、短期的なメリットを享受できない場合の中で協業を求めるのであれば、この考えが大変大事です。

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