稼げるホームページの実践デザイン5つのポイント

※この記事は読者によって投稿されたユーザー投稿のため、編集部の見解や意向と異なる場合があります。また、編集部はこの内容について正確性を保証できません。
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アフィリエイトにしろ、普通のネットショップにしろ、物を売ることが目的のホームページのレイアウトには鉄則があります。

ここではサイトを作る際に注意すべき項目をユーザーの行動に基づいてご紹介いたします。

【サイト上で表現すべきこと】
インターネットでは基本的にあなたの作ったサイト以外、訪問者があなたのこと、
あなたの扱っている商品/サービスを知る術がありません。
したがって、あなたの伝えたい情報、ならびにユーザーが知りたがるであろう下記の情報は最低限サイト上で表現する必要があります。

1. ユーザーが感じる疑問の解決
ユーザーが感じる疑問というのは、
「このサイトは誰が運営しているのか」

「このサイトはアフィリエイトサイトなのか、実際の販売者なのか?」
「購入するにはどうしたらよいのか?」
「このサイトでまだ見ていない情報はないか?」
などです。
実際の店舗や会社の営業現場などであれば、面と向かって話すわけですから阿吽の呼吸や見ればわかることでも、インターネット上では具体的に言葉にして説明してあげる必要があります。
サイトを作った人にとっては、当たり前のことでも初めての訪問者にはわからないことだらけです。
まず、運営者、すなわちあなたのプロフィールは掲載しておきましょう。ユーザーは始めてのサイトに訪れたとき、必ずといって良いほど、サイト運営者のプロフィールを探します。
アフィリエイトを行っている場合、アフィリエイトサイトであることを明らかにするかどうかは、商品の種類やターゲットとしている層によってきますが、アフィリエイトと明示しなくても、「各ショップから情報を集めています」のように表記をしておけばユーザーからの信頼につながります。

2. ユーザーが行動時に感じる障壁を全て取り除く

行動時というのは、クリック時のことです。
クリックという動作自体は非常に簡単に見えますが、実際には心理的障壁が存在します。
「クリックするとどこへ飛ばされるのか?」
「クリックすると今見ている画面が消えてしまうのではないか?」
「クリックするといきなり購入画面に転送されてしまうのではないか?」
「現在のページでまだ見てない情報があるのではないか?」
といった心理的障壁があります。
これらは意外と見過ごされていることです。
全てのリンクに説明を入れる必要はありませんが、

ユーザーに是非クリックして欲しいリンク(すなわち広告主のサイトへ飛ぶリンク)には、
「ここをクリックすると新しいウィンドウが開きます」
「ここをクリックすると商品購入画面に進みます」
というように
“クリックしたあとに何がおきるのか?”
“クリックした後にどうすれば良いのか?”
を説明書きしておいたほうが親切です。

3. ユーザーが次に何をすれば良いのかを示す
初めてあなたのサイトに来たユーザーはどこを見るべきなのかわかりません。

したがって、あなたがまずはどこを見て欲しいのか?何をこのサイトで知って欲しいのか?を示します。
イベント会場で観客を誘導するようなイメージです。
たとえば「初めての方はこちらをクリックしてください」などのような言葉や、
トップページに常に始めての方へのメッセージが表示されるようにしておきます。
また、記事上で何か商品を紹介した場合、最後に商品名や商品写真の広告リンクを貼っておくだけでは不十分です。
「ここをクリックして詳細を見てみる(新しいウィンドウが開きます。)」
「ここをクリックして購入画面に進む」
など具体的な行動を促す言葉でユーザーを導いて上げる必要があります。

4.扱っている商材で異なる情報提供の仕方
サイトで扱っている商材によって、盛り込むべき内容やレイアウトを変える必要があります。
訪問者のタイプは大きく分けると下記の二つになります。

・データ(スペック)重視の人たち
わかりやすいのはパソコンを買おうとしている人たちです。慣れている人ほど、商品のスペック(ハードディスクの容量やメモリのサイズ、値段の妥当性)を重視する傾向にあります。

こういった人たちには、彼らが購入を決断するのに十分なデータを用意してあげる必要があります。また、彼らはいくつかの種類を比較検討する傾向にありますので、他商品との比較情報も必要になります。

比較のさせ方は表にするのが一番わかりやすいですが、スペースが無い場合には、オススメマークなどを利用して、商材を薦める方法があります。比較はもちろん事実を書くわけですが、あれもこれもオススメです、というように書くとユーザーが余計な悩みを抱えます。
あなたのオススメ(メインで売りたいもの)というものを用意して置くようにしましょう。

レストランでメニューを選ぶときや、洋服を買いに行って選んでいるとなども店員さんのオススメをつい購入してしまうのと同じです。

・感情重視の人たち
ブランド品や食べ物などを扱っている場合には、感情に訴えかけるサイトを作る必要があります。具体的には、文字よりも商品写真を大きくクローズアップさせます。
また、商品はいくつも同時に見せるのではなく、オススメ商品か最も売れているものを徹底的に見せましょう。
一つの商品だけに絞り込むと、他の商品の販売機会を失ってしまうのではないかと思うかも知れませんが、目玉商品が大々的に掲載されていることは、キャッチコピーの代わりにもなります。

目玉商品でユーザーを自分のサイトに留まらせることが重要です。

5.ホームページで差別化しないこと
最近は減りましたが、以前はホームページに様々なビジュアル的要素を盛り込んで訪問者にアピールしようとしているサイトが数多くありました。
文字が横に流れていくものや、文字が点滅したりするものです。

また、高いお金を払って大手広告代理店に作成依頼したサイトなども見かけますが、そのようなサイトで多くの訪問者を集めている例を見たことがありません。
そういったサイトは広告代理店が同業他社や次の見込み客にアピールするために作っているようなものです。
物を売るサイトに限って言えば、ホームページのデザインやレイアウトは他に習うのが鉄則です。

訪問者は物を買いに来ているのであって、サイトのデザインを評価しに来ているわけではありません。
ユーザーが求めているのは「見やすさ」「使いやすさ」です。

では、ユーザーはどのような時に「見やすさ」と「使いやすさ」を感じるのでしょうか?
それは、
普段見ているサイトと同じであるとき
です。

ユーザーは普段から何百、何千のサイトを見ており、サイト閲覧に関して、ある程度の経験値を持っています。

“会社案内はヘッダーかフッターにリンクがある。”
“リンクが貼ってある文字は青色である。”
“サイトのロゴをクリックするとトップページに飛ぶ。”
“サイドバーには過去の記事へのリンクがある。”
“画像は広告である。”

といったことが知らず知らずのうちにユーザーの頭の中に植えつけてあり、それに沿った行動をします。
したがって、あなたのサイトがそういったユーザーの持っている経験値を反映したものであれば、彼らは快適に感じるでしょうし、そうでなければ不快に感じます。
差別化するべき場所は、マーケティング、そして記事の内容であって、サイトのデザインやレイアウトではありません。

実践的インターネットマーケティングの知恵

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