【大卒が有利?】ITエンジニアの学歴と年収の関係を調査したら、想像以上に学歴が関係していた

リリース情報提供元: プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
2023年12月05日(火)
株式会社セルバ
ITエンジニアの学歴が昇給や年収に与える影響とは?現場で働くITエンジニアが感じる学歴の影響を徹底調査!

株式会社セルバが運営するITエンジニア専門転職サービス「テックゲート転職」(https://tecjob.selva-i.co.jp/ )では、ITエンジニアの学歴と年収に関するアンケートを実施しました。 スキルさえあれば学歴関係なく稼げるイメージのあるITエンジニアですが、アンケートからは意外な実態が明らかになりました。



学歴社会とは程遠い、完全実力主義のイメージがある「ITエンジニア」。
しかし、実際に求人情報を見てみると四大卒以上しか採用していない企業が少なくないのも事実です。
そこで今回、様々な学歴のITエンジニアに「ITエンジニアの学歴と年収に関するアンケート」を実施しました。

アンケート調査の概要
調査期間:2023年10月10日~2023年11月13日

調査機関:株式会社クラウドワークス 自社調査

調査対象:現役ITエンジニアまたはITエンジニア経験のある方

調査方法:インターネット調査

有効回答数:57




◆ITエンジニアは四大卒・専門卒が多め

今回調査に協力していただいたITエンジニアの方は四年制大学卒が最も多く、ついで専門卒が多くなっています
院卒・短大卒を含めると大卒エンジニアが過半数を占めるものの、専門卒・高卒エンジニアも合わせて42%存在するため、エンジニアになること自体に学歴はあまり関係ないようです。

◆年収のボリュームゾーンは「500万円台」

全体で見るとITエンジニアの年収は500万円台が最も多いことが分かりました。
また、600万円台から一気に人数が少なくなるため、この間に大きな壁があるようです。

◆【学歴別】年収分布

学歴別でエンジニアの年収をまとめたものが上の表になります。
若干ですが、専門卒(オレンジ)は左寄り、四大卒(青色)は右寄りのグラフになっていることが分かります。

とはいえ、どの学歴でも300万~500万円台が多く、この範囲では学歴による大きな差は見受けられません。
しかし、ボリュームゾーンを超えた600万円台以上になると傾向が変わります。

◆年収600万円以上は大卒率高め

アンケートで年収600万円以上と回答したITエンジニアのうち、77%が四大卒以上であることが分かりました。
また、回答者の多くが用件定義や基本設計などのいわゆる上流工程に携わっていました
いずれもエンジニア歴が5年以上で、ITエンジニアは経験を積めば積むほど高収入を目指せることが分かります。

◆多くのITエンジニアが年収に満足している

今回の調査ではITエンジニアの70%が現在の年収(もしくはエンジニア時代の年収)に満足していることが分かりました。

▼ITエンジニアの声
「専門卒はもちろん、高卒でも技術があれば稼げます。」(四大卒・40代・正社員)
「技術があればある程度の収入は得られる」(専門卒・30代・正社員)

◆過半数のITエンジニアが「学歴は関係ない」と感じている

ITエンジニア57人に調査したところ、過半数にあたる53%の人がITエンジニアの出世・給与に学歴は関係しないと感じていることが分かりました。
一方、47%の人は学歴が関係すると答えており、実力重視のITエンジニアにおいても一定数学歴の影響を感じる人もいます。

▼「全くそう思わない」「あまりそう思わない」の声
「学歴より実力が問われる業界ですし、常に新しい情報をキャッチアップする必要があります。そこら辺が苦にならない方には向いていると思います。」(高卒・50代以上・非正規)

▼「そう思う」「ややそう思う」の声
「四大卒の方が有利であることは確かだが、実際に四大卒でなくても昇進している人が周りにたくさんいる」(四大卒・30代・正社員)

「私のいた職場では同じ専門学校の卒業生が多かったので、企業と関わりを持つ学校からならIT企業への就職は容易だと思いますが、大卒以外は給料が低い為、忙しさの割に見合わないと思う」(専門卒・20代後半・正社員)

◆高卒・専門卒のエンジニアは「学歴が関係する」と感じている人が多い

高卒や専門卒のITエンジニアは大卒エンジニアより、「学歴が関係する」と感じている人が多いことが分かりました。

▼高卒・専門卒エンジニアの声
「低学歴は新卒でまともなIT企業に入れません。今いるメーカーも、新卒は有名大を卒業した人ばかりです。それでもIT企業を望むなら、名も無いSES会社などに潜り込むことになります」(専門卒・40代・正社員)

「20年ほど前は四大卒でなくても中規模程度の企業よりSEの求人がありましたが、現在は(私の勤務先も含めて)四大卒が入社条件の企業がほとんどであると見受けられるため、四大卒業の学歴を取得されることをお勧めします。」(専門卒・40代・正社員)

「結局、技術が物を言う世界なので、大学に行くよりもなるべく早く業界に飛び込んで様々な経験を積んだほうが良いと思います。」(高卒・20代前半・正社員)

▼大卒エンジニアの声
「技術さえあれば良いので学歴関係ないと思います」(四大卒・30代・正社員)

「勉強意欲さえあれば、大学卒であろうとなかろうと良いと思います。学歴はほとんど関係なく、現場で活躍し、周りから重宝されている人が多く居ます。」(院卒・30代・正社員)



▷高卒・専門卒エンジニアの正規雇用率は低い?
高卒・専門卒エンジニアの正規雇用率など、アンケートの詳しい結果は下記の記事で紹介しています!
「【学歴別】ITエンジニアの年収に関するアンケートを実施(https://tecjob.selva-i.co.jp/blog_tecjob/?p=3510)」

今回のアンケートでは、ITエンジニアは学歴関係なく働くことができる一方、高収入を得ているエンジニアは大学卒が多いことが分かりました。
しかし、年収600万円以上を稼ぐ方はエンジニア歴も長いため、そういう意味でITエンジニアは経験がものを言う仕事であることは間違いないです。

ITエンジニアに少しでも興味のある方は、ぜひ「【ITエンジニア転職】テックゲート転職」(https://tecjob.selva-i.co.jp/ )までご相談ください!



▼エンジニアに関する他のアンケートはこちら
会社員エンジニアの転職動向:アンケート2023年5月 https://tecjob.selva-i.co.jp/blog/1467/
会社員エンジニアのリモートワーク動向:アンケート2023年5月 https://tecjob.selva-i.co.jp/blog/1452/
会社員エンジニアの年収と言語:アンケート2023年5月 https://tecjob.selva-i.co.jp/blog/1434/


■株式会社セルバについて
株式会社セルバは、IT企業であり、インターネットのウェブサイト企画、立案、制作運営を中心に活動しています。また、セルバはエンジニアにフレンドリーなサービスを提供することに注力しており、最近ではHR領域での事業拡大にも力を入れています。その動きの一環でセルバは自社求人サイトを運営し、その中の一つである「テックゲート」は、ITエンジニアに特化した転職サイトとして提供されています。

代表取締役社長: 中山 健
設立年月: 2003年7月17日
コーポレートサイト: https://www.selva-i.co.jp

所在地:
【東京本社】 〒104-0061 東京都中央区銀座1丁目3番3号 G1ビル7階
【大阪本社】 〒530-0047 大阪市北区西天満1丁目7番20号 JIN・ORIXビル6階

■セルバ運営サービス
セルワーク薬剤師 https://phama.selva-i.co.jp/
セルワーク看護師 https://kango.selva-i.co.jp/
テックゲートフリーランス https://tecgate.jp/
テックゲート転職 https://tecjob.jp/
テックゲート未経験ITエンジニア転職 https://www.selva-i.co.jp/tecgate/beginner/
セルワーク20代転職 https://20s.selva-i.co.jp/
海外向け日本進出支援 https://selinter.com/
関西スタートアップ通信 https://kstartup.info/
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