BtoB購買もAI頼みに? 4人に1人がAI情報を“ほぼそのまま”稟議で使用【HubSpot Japan調べ】

BtoBの情報収集、AI情報の信頼度は10項目中最下位。

今井扶美(Web担編集部)

6:00

HubSpot Japanは、「日本のBtoB購買に関する意識・実態調査2026」を実施した。直近12カ月以内にBtoB商材の購買に関与した1,573人が回答している。

BtoB購買でもAI活用が拡大、利用率トップはChatGPT


この2〜3年で増えたと感じる購買時の情報収集行動

まず、BtoB購買時の情報収集について、この2〜3年で増えたと感じるものを聞くと、「生成AIサービスやAI検索が購買判断に与える影響」が41.6%で最も高かった。次いで「情報収集に使える情報量」が39.0%と続いた。


BtoB購買の情報収集における各AIサービスの利用状況

各AIサービスの利用状況を聞くと、「頻繁に利用」「ときどき利用」の合計は「ChatGPT」が58.0%で最も高く、「Gemini」が51.2%、「Microsoft Copilot」が40.1%と続いた。一方、「Claude」は38.7%、「Perplexity」は48.6%が「知らない」と回答しており、サービスによって認知度に差がみられた。


生成AIサービスやAI検索の利用者が購買行動において実際に行っていること

また、生成AIサービスやAI検索の具体的な用途を聞くと、「候補の洗い出し」が50.3%で最も多く、「特徴・違いの整理」が47.1%、「課題の整理」が41.5%と続いた。商品やサービスに関する情報収集だけでなく、比較検討や社内説明の準備にもAIが利用されているようだ。

約4人に1人が「AI情報を社内稟議でそのまま利用」


生成AI・AI検索・AI要約の利用者が、AI情報を社内説明や稟議に利用する際の対応

続いて、AIが生成した情報を社内説明や稟議に使う際にとった対応を聞いたところ、「自分で事実確認・加筆修正」が48.3%で最も多く、「他者に確認」は35.7%にのぼった。一方で、「そのまま・ほぼそのまま利用」は24.9%となり、約4人に1人はAI情報をそのまま利用していることがわかった。


購買検討で触れる情報が「信頼できる」と評価された割合

最後に、購買検討で触れる情報の信頼度を聞くと、「価格・契約条件が明瞭な情報」が60.6%で最も高かった。次いで「担当者の個別説明」が59.8%、「導入事例」が57.0%となり、企業から直接提供される具体的な情報が上位を占めた。一方、「生成AI・AI検索のまとめ」は37.8%で、10項目の中で最も低かった。

調査概要

  • 【調査実施】マクロミル
  • 【調査対象】直近12カ月以内にBtoB商材の比較・選定・稟議・承認・決裁などに関与した、従業員50名以上の企業に勤務する人
  • 【有効回答数】1,573名
  • 【調査方法】インターネットリサーチ
  • 【調査期間】2026年6月11日(木)~2026年6月16日(火)
  • 【調査地域】日本全国
  • 【備考】業務用途の商品・サービス全般。個人消費向けの商品・サービスは対象外
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