リテールメディア「強力な顧客獲得ツールである」ことが改めて証明される【Criteo調べ】
リテールメディアには、オンライン上でポジティブな会話を形成する力がある。
6/25 8:30 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
Criteoは、「リテールメディアの効果」に関する調査結果レポート「The ROAS Trap」を発表した。リテールメディア(小売企業が消費者データを活用して広告を配信するメディア)がもたらす利点、インクリメンタリティの計測や新しい消費者へのリーチなどについて、調査を実施した。
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スポンサードプロダクト広告の展開で急激なROI増加
本レポートによると、スポンサードプロダクト広告を展開した米国のブランドや広告主は、インクリメンタリティ(広告効果によるコンバージョンの純増分)テストで、428%増というROIの増加を達成していた。
またアパレルとアクセサリー、アートとエンターテイメント、健康と美容の分野では、リテールメディアの広告をクリックして購入した5人のうち3人が当該ブランドの購入が初めてだった。
そのほか、広告をクリックしなかった買い物客による購買商品の平均単価31.16ドル、平均購入総額40.64ドルに対し、広告をクリックした買い物客は購買した商品の平均単価が34.63ドルで、平均購入総額は47.08ドルだった。買い物客の関心をできるだけ多く獲得するには、リテールメディアの広告枠で全般にわたってブランドの認知度を高めることが重要だと推察される。
調査概要(Criteo調査)
- 【調査対象】米国、英国、フランス、ドイツ、日本、韓国、ブラジル、シンガポール、インドの91か国の282のブランドおよび116の代理店
- 【調査時期】2023年10月~12月
調査概要(リテールメディアキャンペーンからのデータと Criteo のリテールメディアのクライアントのオーガニックデータ)
- 【調査対象】米国、 欧州、アジア太平洋地域における 132 の小売業者での 44,000 以上のキャンペーンと 66,000以上のブランド
- 【調査時期】2023 年 Q1~2024 年 Q1
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