テレビ画面で利用するサービス、「地上波」が1位も「YouTube」が「BS」を抜いて2位に【ADK調べ】
テレビ画面における各種サービスの利用・視聴スタイルに変化。
2023/2/17 16:00 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
ADKマーケティング・ソリューションズは、「ADK生活者総合調査2022」より「テレビ画面の使われ方」に関するレポートを発表した。本調査は2008年から毎年実施されており、15~79歳の男女10,000名以上が回答している。
テレビにインターネットをつないでいる人は約半数
まず、家庭のテレビやテレビ接続機器にインターネットをつないでいるかを聞いたところ、45.5%が「接続している」と回答した。
また、テレビ画面上で視聴・利用しているものについて聞いたところ、全体では「放送のみ」が47.7%、「放送・インターネット配信両方」が40.1%となった。年代別で見ると、34歳以下では「インターネット配信のみ」「週1日以上テレビを利用していない」がそれぞれ約1割おり、若年層のテレビ離れがうかがえる結果となった。
テレビ画面で利用するサービス、「YouTube」がBSを抜いて2位に
テレビ画面で週1回以上利用しているサービスについて具体的に聞くと、1位は「地上波テレビ放送(リアルタイム視聴・録画再生)」で87.2%。2位は「YouTube」で、「BS・CS・CATV放送(リアルタイム視聴・録画再生)」を僅かに上回る結果となった。
1日あたりの地上波テレビ放送のリアルタイム視聴時間について聞いたところ、「2時間~4時間」が24.2%と最も多く、ついで「1~2時間」が24.1%、「4時間以上」が16.7%と回答にばらつきが見られた。
また、テレビ画面上でのYouTube利用率を地上波放送の視聴時間別に見ると、地上波をほとんど視聴しない層においても、30%以上の人が週1日以上テレビ画面でYouTubeを見ていることがわかった。
調査概要
- 【対象エリア】関東(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・群馬県・栃木県・茨城県)、関西(大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・和歌山県・滋賀県)
- 【調査対象】15~79歳の男女(中学生は除く)
- 【サンプル数】16,196名
- 【調査手法】インターネット調査
- 【調査期間】2022年5月17日(火)~6月6日(火)
※ 放送:地上波テレビ放送(リアルタイム視聴・録画再生)及びBS・CS・CATV放送(リアルタイム視聴・録画再生)
※ インターネット配信:YouTube、TVer、Netflix、Hulu、Amazonプライム・ビデオ、ABEMA、GYAO! 、ニコニコ動画、上記以外のインターネット動画配信サービス、音楽配信サービス(Spotify、Apple Music、LINE MUSICなど)
※ その他(ゲーム・DVD等)のみ:放送及びインターネット配信の利用がなく、ゲーム(PlayStation、Nintendo Switchなど)、DVD・ブルーレイソフト(レンタルを含む)の視聴、インターネット配信以外のウェブサイト閲覧のみ利用
※ 週1日以上の視聴・利用なし:いずれのサービスもテレビ画面上での週1日以上利用なし(テレビ利用全くなしを含む)
※ インターネット配信:YouTube、TVer、Netflix、Hulu、Amazonプライム・ビデオ、ABEMA、GYAO! 、ニコニコ動画、上記以外のインターネット動画配信サービス、音楽配信サービス(Spotify、Apple Music、LINE MUSICなど)
※ その他(ゲーム・DVD等)のみ:放送及びインターネット配信の利用がなく、ゲーム(PlayStation、Nintendo Switchなど)、DVD・ブルーレイソフト(レンタルを含む)の視聴、インターネット配信以外のウェブサイト閲覧のみ利用
※ 週1日以上の視聴・利用なし:いずれのサービスもテレビ画面上での週1日以上利用なし(テレビ利用全くなしを含む)
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