ぶっちゃけ「LINEに追加してほしいサービス」は何? 圧倒的1位は「○○を増やす」【ペンシルら調べ】

SNS・通信手段を全年代で調査、20代・30代は固定・携帯電話の通話を「そもそも利用していない」が3割に。

ペンシルとモビルスは、若年層からシニア層までを対象とした「SNS利用動向とLINE公式アカウントに関する共同調査」の結果を発表した。20歳代・30歳代・40歳代・50歳代・60歳代・70歳以上の6世代に分け質問を行っており、643人が回答している。

シニア層が電話を使うのは「店舗の予約・変更」のため

まず「ふだん利用しているSNSや通信手段」を聞くと、全体では「LINE」77%がトップ。「YouTube」67%がそれに続いた。SNSと通信手段が混在しているが、「携帯電話」は42%、「固定電話」は26%にとどまる。年代別にみると、70代では「携帯電話」78%、「固定電話」77%で、「LINE」75%を上回るが、LINEはほぼこれら音声通話に並んでおり、高齢者にも浸透していることがうかがえる。

そこで固定電話・携帯電話について「利用する理由」を聞くと、全年代で「家族・友人知人との電話をしたい」が圧倒的多数で1位。ただし20代・30代はそもそも「利用していない」が3割ほどを占める。逆にシニア層では、携帯会社の優遇プランなどもあり電話の利用頻度が高い。特に「店舗の予約・変更」の手段として若年層の倍ぐらい活用されている。

一方、LINE公式アカウントについて「登録中のLINE公式アカウントの種類」を聞くと、「ショッピング」 と「メーカー」が全年代で特に多い。「ショッピング」 は60代をピークとして若いほど少なくなるが、「メーカー」は20代でも登録者が多い。20代は「芸能人」や「交通機関」も多く、LINE活用が活発だ。逆に「行政・自治体・地域」はシニア層が特に多い。

さらに「LINEに追加してほしいサービス」を聞くと、「ポイント、クーポン、無料スタンプの拡大」44%が圧倒的多数だった。ポイント、クーポン、無料スタンプはそれぞれ個別の戦略だが、企業アカウントがこうした方向性を強化することが望まれていると推察される。また2位に「LINE通話の音質向上」29%がランクインしており、音声通話領域もLINEに取り込まれている様子がうかがえる結果となった。

調査概要

  • 【調査対象】全国の20歳代~70歳代(ペンシルのシニアモニター登録者)
  • 【調査方法】インターネットによるアンケート調査
  • 【調査時期】2022年9月22日~10月6日
  • 【有効回答数】643名(男性339名、女性304名)
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