「日本のIT企業」イメージ調査、楽天やソフトバンクを上回った認知度1位は?【MMD研調べ】

テック企業に求めるのは「社会課題の解決」「技術力」「挑戦」などが強い。

MMD研究所は、「2022年消費者が思うテック企業イメージ調査」の結果を発表した。「IT企業」(テック企業)と聞いて純粋想起する企業を事前調査して上位19位までを選択肢とし、消費者10,000人が回答している。

消費者が思うテック企業とは?

まず上位19位までのIT企業で「知っている企業」を聞くと、「NTTドコモ」76.9%が最多で、「楽天」72.7%、「ソフトバンク」71.2%が続いた。純粋なIT系サービス企業より、“モバイル通信インフラを抱える企業=テック企業”というイメージが強いようだ。

次に「テック企業のイメージ」を聞くと、「テクノロジーで社会課題の解決に貢献している」14.3%が最多で、「技術が注目されている」10.7%、「常に新しいことに挑戦している」「生活を便利にする製品・サービスを提供している」各9.8%だった。

さらにこれらの項目で想起する企業を具体的に聞くと、「テクノロジーで社会課題の解決に貢献している」と「技術が注目されている」はNTTドコモが1位、NTTとソフトバンクが2位、KDDIが3位となり、ここでもモバイル通信企業の強さが目立つ。

一方「常に新しいことに挑戦している」と「生活を便利にする製品・サービスを提供している」は楽天がトップだった。

調査概要

  • 【調査対象】15歳~69歳の男女
  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【調査時期】2022年11月25日~28日
  • 【有効回答数】10,000人
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