国内スタートアップの想定時価総額、スマニューは1,241億円で3位【フォースタートアップス調べ・2020年10月】

その他Web系テック企業では、プレイドが上位20位以内を維持し、評価額も上昇。

フォースタートアップスは、2020年10月2日時点における国内スタートアップの想定時価総額ランキングを発表した。同社が運営するデータベース「STARTUP DB」に登録された、日本のベンチャー・スタートアップ企業12,000社以上を対象に、取得した登記簿謄本に記載している情報などをもとに、参考値として算出している。

Web系テック企業では、スマニュー、プレイドなどがトップ20にランクイン

全体のランキングはおおむね変化はなく、機械学習・深層学習などを手掛けるPreferred Networksが3,572億円と抜きん出ており、前回9月調査に続き1位だった。

唯一9月ランキングで7位だった、人工合成クモ糸「クモノス(QMONOS)」の開発に取り組む「Spiber」が、ビットコイン用マイニングASICチップ「KAMIKAZE」の開発を手掛ける「TRIPLE-1」を抜き6位へ浮上した。「Spiber」は、想定時価総額を1,007億円から1,084億円に増加させている。

Web系のテック企業では、「スマートニュース」が1,241億円で3位を維持。17位のプレイドは7億円増加させ、想定時価総額451億円とした。同社は、2019年11月に、米Googleからおよそ16億2,200万円の出資を受けており、日本では2社目となる“Googleから出資された日本企業”として大きな話題を呼んだ。

なお累計資金調達金額で見ると変動はなく、想定時価総額とまったく同じランキングとなっている。

カテゴリ別では、先月と同様に環境・エネルギーと金融領域がもっとも多く、4社ずつランクイン。自動車領域が3社でこれらに続いている。

 

調査概要

  • 【調査対象】STARTUP DBに登録された、日本のベンチャー・スタートアップ企業12,000社以上
  • 【調査方法】取得した登記簿謄本に記載している情報を元に参考値として算出
  • 【調査期間】2020年10月2日時点
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