コロナの影響は? 今夏ボーナス支給する会社は増えたが額面は減少傾向【ライボ調べ】

使い途は「買い物」38.7%より「貯金」64.0%、全額貯金する人も。

ライボが運営するJob総研は、「2022年 夏ボーナス実態調査」の結果を発表した。社会人男女734人から回答を得ている。

今夏ボーナス、支給のある会社は7割と増加傾向

まず「今夏ボーナスの支給有無」を聞くと、「支給あり」は70.0%で、支給額平均は「57.8万円」、中央値は「60万円」だった。

学歴ごとに見ると、支給ありの最多は「大学院卒」77.8%、最少は「短大・専門卒」53.6%だった。額面についても「大学院卒」61.1万円が最も高く、「短大・専門卒」28.8万円が最も低い。

続いて、「コロナ禍の前と後」で比較すると、「夏ボーナスの支給はあるか」について2019年夏は「あり」61.7%だったが、今回(2022年夏)は「あり」70.0%で、かなり上昇している。一方で支給額については、2019年夏平均が「70.8万円」だったのに対して、今回は「57.8万円」に留まっている。

さらに「今夏ボーナスの使い道」ついて聞くと、「預貯金」64.0%が最多で、「買い物」38.7%、「投資」32.7%に大きく差を付けている。今夏はリベンジ消費が期待されていたが、まだ時期尚早のようだ。また「ボーナス全額のうち貯金に回す額」については、「ほぼ全額貯金」35.0%、「半分以上を貯金」33.1%で、多くが貯金を予定しており、平均43.2万円(中央値30万円)となっている。

なお自由意見では「契約社員でボーナス支給なしです。正社員以外にも支給する企業が増えて欲しいと思う」「コロナ禍で生活に不安もある中ボーナスが支給されるのはありがたいです」「コロナの感染爆発真只中にはボーナスがカットされましたが、今年は支給されました」といった声があがっている。

調査概要

  • 【調査対象】全国20~50歳男女、1年以内~10年以上勤務している社会人
  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【調査時期】2022年6月22日~27日
  • 【サンプル数】734人
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