Metaが「Facebookリール」を日本でも提供、クリエイターに収益化の機会をサポート

まず静止画像で半透明のバナーとスタンプの「オーバーレイ広告」のテストから開始

米国Meta(旧Facebook)は、「iOS」と「Android」端末向けアプリで2021年9月から米国など一部の国で提供していたショート動画の「Facebookリール」を、日本を含め世界中150超の国に拡大する、と2月22日(米国時間)に発表し、日本語訳を24日に公開した。クリエイターにさらなる収益化の機会を支援する方法や新しい制作機能を導入して、Facebook上でFacebookリールを視聴・作成しやすくする。

リール投稿の例

 

クリエイターがリールで収益を得る「リール動画再生ボーナスプログラム」にMetaは22年末までに10億ドル(1146億円)以上を投資し、再生回数に応じて1カ月最大3万5000ドル(401万円)がクリエイターに支払われる。今後、数カ月かけて、このボーナスブログラムを他の国に拡大する。クリエイターが、リール動画をFacebookと「Instagram」の両方の利用者にシェアしやすくするクロス投稿も検討している。

まず「オーバーレイ広告」のテストを日本にも拡大し、半透明の「バナー広告」と「スタンプ広告」の静止画像広告から始める。動画の前後に挿入する「インストリーム広告」が利用できるすべての国のクリエイターには、リールから収益を上げる広告の利用資格が3月中旬までに付与される予定。視聴者がリール再生中にスターを購入・送信してクリエイターをサポートする「Facebookスター」のテストは今後数週間のうち開始する。

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