Googleが「Google検索」に有用な医療情報にアクセスできる新機能を日本向けに追加

一般的な疾患に関する信頼度の高い情報を見付けやすく、医療情報パネルとして掲載

Googleは、「Google検索」によって有用な医療情報にアクセスできるようにした、と4月26日発表した。ぜんそく、インフルエンザ、貧血など一般的な疾患に関する信頼度の高い情報を一層見付けやすくする機能を日本向けに加えた。医療のような重要分野でユーザーが質や信頼性が高い情報源に素早くアクセスできるようにする取り組みの一環となる。

一般的な疾患についての情報をGoogle検索の医療情報パネルとして掲載。検索結果の上部に疾患の概要と症状、治療法を表示する。情報は、医療・ヘルスケア関連サービスを展開するメディカルノートが提供する。同社は国内最大級の医療・ヘルスケアプラットフォーム「Medical Note」を運営。Googleにはこれまでも、コンテンツ制作で協力してきた。

Medical Noteは、2700人を超える医師や専門家の協力で最新のエビデンスや臨床経験に基づいた医療情報を提供している。Google検索の医療情報パネルでは、医師の監修を受けた信頼性の高い情報を表示する。疾患の情報にはMedical Noteへのリンクも含まれる。ただ、Googleの機能は医療情報を得やすくすることが目的で、医学的アドバイスではない。

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