嘘を嘘と見破れた? ヤフー「全国統一ネット常識力模試」の平均点は、意外と高い?82.74点
10月10日・11日「デジタルの日」に関連して、ネット利用に関する知識を学べるクイズを提供。
2021/10/29 16:00 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
ヤフー(Yahoo! JAPAN)は、10月10日・11日の「デジタルの日」に向けて提供していた「全国統一ネット常識力模試」について、参加者の平均点などを公表した。
高いか低いか、その平均点は……
「全国統一ネット常識力模試」は、ネットの知識について、「SNSの利用」「フェイクニュース対策」「インターネットショッピング」「セキュリティ対策」といった幅広いジャンルで15問を出題し、その回答を問うクイズ形式のコンテンツだ。問題は総務省発表の「青少年がインターネットを安全に安心して活用するためのリテラシー指標(ILAS)」に沿って作成されている。
それによると、参加者の平均点は「82.74点」だった(10月8日時点)。国内ネットユーザーがこの数字なら、なかなか悪くないように感じるが、油断してはいけないと思われる。なお平均点と合わせて、正答率が低い設問・高い設問も公表されている。正答率が低かった問題としては、
・「【危険!】豪雨で動物園のワニが川に逃走中!」というニュースが話題になっています。真偽を確かめるにはどうすればいい?
・投稿した写真から個人情報を特定されてしまいました。特定のきっかけになった可能性のある場所を(イラストから)全て選んでください。
という2問が紹介されている。この問題は、アクションや解釈の違いもあり、実はかなりの難問と思われる。
記者も実際に回答してみたが、結果は「84点」と、平均より上ながら満点とはいかなかった。YES/NO式の設問は問題なかったが、複数の選択肢から選ぶ場合は、どうしても考えすぎて、間違いとされるケースまで選んでしまうことがあった。読者の皆さんは、注意深く選択肢を選んでほしい。「全国統一ネット常識力模試」は、10月31日まで公開中。
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