大学生のオンライン就活、一番知りたいのは「企業説明会などで聞けない話」【エンカレッジ調べ】

就職活動の開始時期について、一部企業・学生の“ルール無視”も明らかに。

NPO法人のエンカレッジと電通(若者研究部)は、共同実施した「オンライン就職活動に対する意識調査」の結果を公表した。大学生・大学院生約2,000人から回答を得ている。

コロナ禍で入手しにくくなった情報に価値

「オンラインでの就職活動で最も足りないと思うもの」を聞くと、「裏話など企業説明会などで聞けないことを聞く機会」が最多で47.0%と半数近くを占めた。以下「企業の社員に話を聞く機会」38.2%、「自分が知らない企業と出会う機会」25.9%が続いた。コロナ禍で直接的な対面機会やフランクな場が減ったことで、オフレコ的な情報収集が難しくなったことがうかがえる。

また、「就職活動を実際に始めた時期」を聞くと、「大学3年生」82.3%が圧倒的多数ながら、「大学1~2年生」10.0%、「大学院1年生」6.5%が存在することが明らかとなった。

現状、経済団体との協定で「卒業前年3月に広報解禁、4月に選考解禁」というルールが設けられているが、実際には大学1~2年生の間に就職活動を開始している学生が、一定数存在することが、あらためて明らかとなった形だ。

調査概要

  • 【調査対象】全国47都道府県の学生
  • 【調査方法】Webアンケート調査
  • 【調査時期】2021年6月
  • 【有効回答数】2,143サンプル
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