アシストがCMS「NOREN Content Server」に31機能を加えた新バージョン6.3を提供開始
ソフト販売のアシストはCMS(コンテンツ管理システム)「NOREN Content Server」の新バージョン「6.3」の提供を9月14日から始めると同日発表した。社内向けイントラサイトから数万ページの大規模な企業サイトまで対応でき、各担当部門がコンテンツの作成から公開まで簡単にできる画面表示など利用性を向上させる31の機能追加・拡張を行った。配信管理機能を強化して権限を持たない項目は非表示にするなど安全性を確保した。
利用者向け機能の拡張では、管理画面のメインメニューに「コンテンツ作成者モード」を追加し、コンテンツ作成者に必要なメニューを一目でわかる名称で表示。担当するコンテンツやサイトをブックマークして、コンテンツ作成画面・編集画面に数クリックでたどり着けるようユーザーインターフェースを改善した。NORENサーバの負荷状況や配信実行状況を把握できるダッシュボードも追加され、問題発生時の原因特定を迅速にできる。
コンテンツ管理機能と配信機能の強化によって複雑なシステム構成にも対応可能になった。イベント開催前と開催中、開催終了後など指定した日時にあらかじめ登録した複数バージョンのコンテンツを予約できる。コンテンツのプレビュー画面からステージング・サーバにテスト配信でき、配信スケジュール画面ではカテゴリや配信オプションを指定してまとめて配信するなど任意の配信セットを作成できる。
NOREN Content Serverは韓国I-ON COMMUNICATIONSが開発し、アシストが国内の独占販売権を取得して展開。2002年の販売開始から現在までさまざまな業種・業態で750社超の企業に採用されている(2021年4月時点)。静的CMSの強みである安定性と強固なセキュリティに加えて、APIによる外部システム連携によってシンプルで使いやすいデジタルマーケティング基盤も提供している。
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