講談社がメディア横断広告プラットフォーム「OTAKAD」の配信ロジックをアップデート

ターゲットの類推・キャンペーン接触ユーザーの蓄積など幅広いターゲティングが可能に

山川 健(Web担 編集部)

2021年8月24日 7:01

講談社は、同社が運営するウェブメディアを横断してインターネット広告を配信する広告プラットフォーム「OTAKAD(オタカド)」で、配信ロジックをアップデートして新たな広告ソリューションの提供を始めた、と8月23日発表した。ターゲットの類推、キャンペーン接触ユーザーの蓄積などで幅広いターゲティングが可能になり、広告主はニーズに合わせた手法が活用できる。

要望に応じたターゲットユーザーを基に行動履歴などのデータから類似ユーザーを算出。ターゲット予備群を広げて新たな見込み顧客にも広告配信が可能になった。さらに、広告クリエーティブをクリック・表示・コンバージョンしたユーザーをターゲットユーザーとして蓄積し、広告を重複配信しなかったり、次回のキャンペーンに利用したりするなどの活用を可能にした。

ターゲットユーザーの拡張配信や類推ユーザーへの配信
アクションユーザーの蓄積

加えて興味・関心の期間が設定できるようになり、最短1日前の情報で広告配信が可能。配信日から直近の日数を算出して常にターゲットを蓄積し、今の興味・関心を捉え続けて配信する。タイアップ記事を見たユーザーの行動履歴に基づいた広告配信も実現した。OTAKADは、記事閲覧データを基にAI(人工知能)で閲覧記事の傾向から趣味・趣向を指数化して広告配信する。

ユーザーの興味関心の変化
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